トップページ | 2008年10月 »

2008年9月の投稿

栗駒山よ来週まで待っててね

朝晩の気温が下がり、コタツが恋しくなってきた今日この頃。耐え切れず、物置からコタツを引っ張り出してきたものの、下に引く布団がボロボロだったのに気づき近くのホームセンターへ買いに行く。

Photo それにしても今日は天気が良い。栗原市金成のホームセンターの西側を通る国道4号線から撮った栗駒山です。

これだけクッキリと見えるのは珍しいので、買い物を済ませた後に栗駒山が最も近くに見える所へと今回も寄り道だ。

(写真をクリックすると大きくなります) 

 

Photo_2 途中いつも通るたびにホッとする田園風景でしばし休みつつ・・・。

民家は見えず小さな祠(ほこら)と田んぼがあるだけ。その横を道が延びている。

おっと、雲が出てくる前に目的地へ。

 

 

Photo_3 栗駒の深山牧場から見る栗駒山です。

紅葉はまだ登山口のイワカガミ平のずっと上の方だな~。平地ではまだそれと気づかない訳だね。

今も秋田県側からしか登れず、来週がちょうど良い時期かと思い、私も登ってみようと思っています。

須川温泉から登り、頂上手前で秣岳(まぐさだけ)方面に向かいゆっくりと紅葉を堪能してきます。夜間の時間規制は無くなったようなので登った後の温泉をじっくり楽しもう。

宮城県側の紅葉の美しさは良くわかっていますが、秋田県側は今回が初めてで、今かららワクワクしている。

須川温泉も栗駒山荘も例年紅葉の時期は、平日でも泊まりはもとより入浴だけでも大混雑だが。今年はねらい目ではないだろうか。

予告編として。  10月12日の週は岩手県の姫神山か七時雨山の紅葉をねらっています。(まだ早いかな)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

稲刈りはやっと本格化

今月になっても秋晴れの日は長く続かず、なかなか稲穂が乾燥しないため、どの農家でも稲刈りが遅れがちになっていたが、ようやく28日頃から本格的にはじまってきた。

紅葉の進み具合が気になる栗駒山をちらちら眺めながら山里の稲刈り風景を見に行く。岩手山は初冠雪があり蔵王でも初雪があったそうだが、わが栗駒山には白いものは見えなかった。紅葉も頂上の直下ぐらいだろうか。見に行くにはまだ早そうだ。

Photo 栗原市栗駒の文字(もんじ)地区へ。

二迫川にそそぐ小さな沢沿いの道に入り奥へ奥へと入っていくと「オッ!」と驚くものがあった。刈った稲を干す「はせがけ」(はさがけと呼ぶ地域もある)だがなんと四段がけだ。宮城県北では一段、二段はよく見るが四段は始めてみた。数年前、秋田県の東成瀬村で見て以来である。

(写真をクリックすると大きくなります)

Photo_2

四段にもなると高さは3mを超え、田んぼの中に壁ができたような感じだ。

隣の田んぼにはこの辺で「ほんにょ」と呼ばれる杭掛けしたものが立っている。これがこの地方では一般的だ。

最近は自然乾燥すること自体が少なくなってきて、機械乾燥が多くなっています。

 

Photo_4 こんなきれいな沢沿いで作られるお米は、さぞ美味しいんだろうな。自然乾燥ならことさら美味いんだろうな。などと思いつつ新米を届けてくれそうな知人の顔を思い出す。

沢には魚影も多く見られた。こんどはのんびり釣りに来るのもいいかな。でも地震で上流の山が崩れてしまい濁ってしまった二迫川から非難してきたやつもいるだろうから、それはやめておこう。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

須川牧場

一関市に買い物に行った帰り、あまりにも青空がきれいだったのでどこかに寄り道をしようと思い、青空がより大きく見える所ということで平泉町の須川牧場に向かった。

観光名所である達谷窟(たっこくのいわや)の近くの農道に入り5分もすれば牧場だ。

Photo_4 どうでしょう、この抜けるような青空と緑の草原!

車を飛び出て背伸びと深呼吸を同時に行い、あとは景色に見入ってしまう。

遠くには束稲山(たばしねやま)、その奥には室根山も顔をのぞかせている。

(写真をクリックすると大きくなります)

 

Photo_6 こちらは衣川の国見山方面を見たところ。

ぐるりと山々を見渡すと焼石岳や、薄っすらと早池峰山も見える。

栗駒山はここからの角度だと、地震の際に駒の湯温泉を飲み込んで行者滝上部に土砂ダムを創ったドゾウ沢の大崩落がはっきり見え痛々しい。

そんな出来事をよそに黒毛の牛がのんびり草を食べています。

ここには10年ぶりぐらいに来たけれど、以前より広くなったようだし、道も走りやすくなった気がする。景色がこんなにきれいだったとは・・・。

近いところにあるので度々来てみよう。

 

Photo_7 帰り道の山里の風景。

大きな柳の木が長く下げた枝を風にゆらせています。稲刈り前のゆったりした時間だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

彼岸花もこれだけあると壮観です

新聞の記事によると、大崎市古川の羽黒山公園に群生する彼岸花が見頃を迎えているいるらしい。さっそく出かけてみた。

天気は良いが風が強く、あまり見物客も来ないだろうと思いながら9時半ごろ行ってみると、30台ほど止められる駐車場はもう満車に近い状態だった。

Photo 小さな丘のようになっている公園の東と南の斜面を覆いつくすように彼岸花が咲き誇り、数本だと清楚でひっそりと咲いているような印象の花ですが、これだけの数になるとやはり壮観ですね。

(写真をクリックすると大きくなります)

 

 

Photo_2 今が満開時期で、今週いっぱいが見頃のようです。

見物客の半数以上はカメラが趣味の方たちで、あちこちで三脚を立てて撮影中。花だけの写真を撮るのに苦労しつつ私もパチリ。

 

 

Photo_3 斜面に寝転んで撮った写真がこれです。

葉っぱと花がそれぞれ別の時期に生えてくるなんて不思議ですね。花の形も複雑で、よくこんな形を創れたなと見るたびに思います。

 

 

こんどはひっそりと咲いている彼岸花を探してみます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

秋彼岸の季節

明日が秋の彼岸の入り。先祖のお墓と、仏壇にお供えする花を買いに厳美渓の道の駅に出かけた。

しかし私のことだから、まっすぐに向かうわけは無く、あちこち道草を食いながら行きました。

初秋の風景に出会えました。

Photo 一関市萩荘のずっと奥、山里の道端にはいつも綺麗な花を植えていてくれる花壇がありました。

この並びに、この時期になるとサルビアよりもコスモスよりも目立って咲いているのが「オオケタデ」の花です。この辺では何と呼んでいるかはわかりませんが、存在感が有るんだな~。

オオベニタデとも言うらしいですが。

(写真をクリックすると大きくなります)

Photo_2 これがその花です。

この場所でこの花を見ると私にとっては秋なんです。

イヌタデなどと同じ種ですが、これは高さが2m以上にもなる大きなもので、紅紫色の花も大きく見ごたえあります。

昔はどの農家の畑の片隅にも有ったらしいですが。 

Photo_3

花壇の先には栗の木が道路にはみ出すくらいに茂っていた。

栗の実がたくさん道路に落下していましたが、拾う人がいないんだろうか車につぶされたままだ。

私が子どもの頃には、となり近所で争うように採っていたし、いつも腹を空かせた私たちには格好のおやつだったのですが。

言うまでも無く私は有るだけの栗を拾った。

さっそく生で二個ほど食べたが懐かしい味がしたね~。

 

 

Photo_5  本寺の南側(青笹地区と言うのでしょうか)黄金色の田んぼがきれいでした。

稲刈りの準備として、機械で刈れない田んぼの隅を、あらかじめ刈っておく「すまっこがり」を済ませた稲束がつんであった。

今週末と秋分の日は稲刈りだね。「天気になってくれ」と祈る。

田んぼは刈る前もきれいだが刈った後も美しい姿を見せてくれる。

途中でポラーノ(アイスクリーム屋さん)で「かぼちゃのアイスクリーム」を食べつつ厳美渓の道の駅へ。

ここで買える花は地元の農家が作った花で、とても安い。わざわざ県境を越えて買いに来ても安い。

ご先祖様が、このブログを読んでいませんように・・・ナムナム。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

コスモスを見に行ったが・・・

今日は天気も良かったので、この時期の楽しみにしていた宮城県加美町やくらい山のふもとのコスモス畑を見に行った。

東北一の広さと言われるコスモス畑には昨年も来ており、見渡す限りのコスモスの花が、やくらい山を背景に咲き誇っている姿はとても壮観であり美しかったので、今年も期待して行ったのだが・・・・・。

Photo_2 今年はお盆から9月初めにかけて長雨が続き、開花がかなり遅れているそうで、一部早咲きの場所を除き、まばらにしか咲いていなかった。

(写真をクリックすると大きくなります)

 

 

 

Photo_3 ご覧のとおり寂しい限りです。

下に同じ場所の去年の写真を載せますので比べてみてください。

 

 

 

 

Photo_4 これを期待して行ったんですが。

全然違いますよね。

去年は9月14日に行ったんですよ。

天気が悪かっただけでこんなにも育ちが違うものなんですね。コスモスにとっては大事な時期に雨が続いてしまったんだね。

 

 

Photo_5 でも個々のコスモスはやっぱりきれいだ。

この花を見ると秋が来たんだなと感じざるを得ないですね。

 

 

 

 

Photo_6 ここにはコスモスの他にも、各種のバラが咲いている庭があり、こちらは今を盛りに咲いていました。

 

 

 

 

コスモスの見頃は来週になると思いますが、開花状況を確認してから行った方が良いでしょう。ちなみに入場料は大人一人500円です

問い合わせ先  やくらいガーデン  TEL 0120-67-7273 

山の紅葉も始まるので私はもう行けそうにないけど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

みんなでしあわせになるまつり

栗原市栗駒で「みんなでしあわせになるまつり2008」が14日開催された。今年で3回目になるが、もともと地元商店街の活性化のために始まったものだが、今年は地震からの復興と地元の人々に活力を取り戻そうと言うことで、これまでになく盛り上がりました。

Photo_3 昭和30年ごろのクラッシックカーとオートバイが商店街にずらりと展示されていた。

マニアの人はもとより、地元の車好き中年おじさんや、お年寄りたちが懐かしがって見入っていた。

60台以上も展示され、しかも全て現役で走っているそうです。

Photo_4 オート三輪は展示だけでなく試乗会も行われ、独特のエンジン音を響かせ街の中を走ってました。

 

 

 

 

Photo_5 これは私も良く乗ったボンネットバス。やはり試乗ができて、乗客は子どもたちよりも年配の方が多かった。やっぱり懐かしいよね。

私も記念Tシャツを買ったら乗車券がもらえたので早速乗り込み街の中を走る。いつもと景色が違って見えた。(ような気がした)

  

Photo_8 子どもたちにはこちらの気球の試乗の方が人気があったようです。

栗原田園鉄道の廃線跡で行われていました。

ロープで一定の高さより上がらないようになっていましたが、普段見れない景色に子どもたちは大はしゃぎです。

 

 

 

 

Photo_9 宮城県の高校吹奏楽ナンバーワンの塩釜女子高スゥイングガールズの皆さんが演奏しに来てくれました。

今日、仙台で行われているジャズ・フェスティバルには行かずに、「被災地の皆さんに元気になってもらいたくて来ました」なんて娘のような子たちに言われたら、おじさんは涙が出そうでしたよ。

演奏はもちろん上手かったのですが、なにより皆楽しそうにノリノリで演奏しているものだから、こちらも自然と手拍子を打ってしまい、本当に元気をもらいました。

ありがとう

| | コメント (0) | トラックバック (0)

08年初秋の栗駒山登山

 今週になって、秋の到来を思わせるさわやかな晴れの日が続き、くっきり見える栗駒山の姿に、登りたいなあという欲望に勝てず、10日に登山に行くことにした。

岩手宮城内陸地震の被害で、岩手、宮城側からは登れず、鳴子、鬼首を通って秋田県に入り、秋の宮温泉、小安温泉を経て須川温泉の登山口まで3時間10分もかかってしまった。途中、秋の宮から小安に抜ける山道からは鳥海山がくっきりと見え、幸先の良さに来て良かったと改めて思う。

注意) 小安温泉と須川温泉の間は夜間(PM5:00~AM7:00)通行止めです。

 (どの写真もクリックすると大きくなります)

Photo_11

 

 鳥海山です。出羽富士と言われるだけあり、どの方向から見てもきれいな円錐形だな~。

去年の紅葉時期の登山を思い出す。きれいだったな~。頂上は雪が積もっていたんだよな。

  

 

 須川温泉の駐車場には十数台の車が見え、浴衣姿の泊り客が散歩している姿も見えたが地震前に比べると全然少ない。逆に今がゆっくり泊まれるチャンスだと思う。

登山道に入る。もう夏の花々は見えず紅葉前のちょっと物足りない名残ヶ原を過ぎ、心なしか地震前よりガスの吹き出しが減ったように見える地獄谷を経て昭和湖へ。湖は変わらない美しさを保ってくれていた。

Photo_14      

 昭和湖はもともと崩れていた所がさらに大きく崩れたという程度。

 乳青色の湖水は健在でした。

 

 

  

Photo_17

 

 エゾオヤマリンドウの花です。この他に花はウメバチソウが咲いていたくらいです。

山の木々はそろそろ紅葉の準備だね。

 

 

 宮城県側の湯浜コースとの合流点に着くと、宮城と秋田を結ぶ国道398号線の湯浜峠付近の斜面にいくつものブルーシートが敷いてあるのが見えた。復旧にはまだまだかかりそうだ。

頂上からは360度の展望だが、秋田県側を除き低い雲海が広がり、あいにく下までは見えなかった。だが雲海のかなたに周囲の高峰がぽっかりと浮かんで見えてとても美しい景色だ。鳥海山、月山、船形山、早池峰山、和賀山塊、焼石連邦の上にはちょっとだけ岩手山も顔をのぞかせていた。

Photo_18  

 頂上です。7月1日にも登りましたが、そのときは頂上に何本もの小さい亀裂が走っていたが、今はすっかり消えていました。

 

 

Photo_19  

 遠くに月山が見えます。

 来年は登ってみたい山だ。

 

 

 

Photo_20  宮城県側の中央コースです。登山道自体は問題無さそうですが・・・ 。登山口までの道路の早期復旧が待たれます

 このコースを来ると自宅から2時間で頂上に来れるんだけどな~。

 

 

 

今日出会った登山者は25人ぐらいだったと思います。頂上では地震被害のこと、美しい雲海の景色と今月末から始まるであろう紅葉のこと、遠くに見える山々の登山情報などを初めて会ったと思えないほど和気あいあいと話をしあう姿が見られた。今日登って良かったなあ。

先月岩手山に登って以来、下りのときだけ右ひざが痛むんだな。今日も体重をかけるたびに痛くてしょうがない。なるべくひざを曲げないようにして下りていく。栗駒山荘の露天風呂で鳥海山を見ながらひざをマッサージし、汗を流して登山終了。

登りに1時間45分、下りに1時間15分。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

写真日記を始めました

写真日記のブログを始めました。

東北の山里の風景や登山記録、風景のきれいな隠れた名所、私の家の周りの季節の移り変わりなどを、写真を使って記録に残したいなと思っています。

|

トップページ | 2008年10月 »