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栗駒山の紅葉登山

今週、栗駒山の紅葉を見ながら登山しようと思いながら天気の良さそうな日を待っていたら10日(金)になってしまった。案の定、山頂から昭和湖付近までの紅葉は終わっていて今は須川温泉、須川湖周辺から名残ヶ原あたりが見頃を迎えていた。

小安温泉からの道は地震被害からの復旧工事があちこちで行われており、通行には充分注意したい。

 (どの写真もクリックすると大きくなります) 

Photoご覧のとおり須川湖はきれいな紅葉だ。写真を撮りながらゆっくり散歩をする。

貸しボートのなどの営業はしていないが、来年に向けてキャンプサイトの改修工事が行われていた。またあの賑わいを取り戻してほしいな。

 

Photo_2

朝6時40分から登り始める。

名残ヶ原は、朝の太陽に紅葉とススキの穂が輝いてとても美しい。花の咲いている時期も良いが、秋もいいね~。

 

 

Photo_3 登山道の落ち葉もきれいだ。

雨続きだったので小さな沢状態になっている。滑らないように注意して登る。

 

 

 

Photo_4 栗駒山頂上から宮城県側の東栗駒山方面を見る。

やっぱり紅葉は終わっている。今はイワカガミ平付近まで下りていた。去年も同じ10月10日に東栗駒山に登り紅葉は最高潮だったのだが・・・。今年は去年より4・5日ぐらい紅葉の進み方が早いようだ。

 

Photo_5 今度は須川湖方面を見る。やっぱりその付近の紅葉が良いようだな。

今日は、写真の右側に見える秣(まぐさ)岳まで縦走する予定だ。

頂上では私の他に4人程しかおらず。8時半なら当然か。

 

Photo_6 秣岳(1424m)に縦走するのは今回が初めて。須川分岐から入り、なだらかなアップダウンの道をたどる。笹の原が多く前日までの雨で濡れているため、すぐにズボンがべちゃべちゃになる。

 

 

Photo_7 途中数箇所に湿原と草原があり目を楽しませてくれる。

金色に輝く草原は風になびいて見ていて飽きない。木道の上でしばし休憩をしながらずっとながめていた。

夏に来たらどんな風景なんだろうね。

 

8 天上の湿原には池塘もあった。こんな狭い稜線によくぞ残っていたなと思うほどだ。

来年は花の咲くころ絶対来て見たい。どんなに美しい景色だろうかと今から楽しみだ。

 

 

Photo_8 やっと秣岳山頂。

頂上は濡れていることもあり腰を下ろせそうなところは無く、「草原で休憩してきて正解だったな」などと思いながらも立ったままで展望を楽しむ。

 

 

Photo_9 小安峡側の紅葉がきれいだ。葉が赤く色ずく木が多いのだろう、燃えるような赤だ。

今は通れない国道398号線の湯浜峠から栗駒山を眺めるとこんな色になっていたな~と思い出す。

 

Photo_10 山頂から須川湖が真下に見える。

秣岳登山口は須川湖のちょっと下にあるため、急な道を下りてゆくことになる。道が滑りやすいので要注意だ。

 

 

Photo_11 途中、こんなきれいなブナ林を通りながら下ってゆく。

秣岳登山口から須川温泉登山口までは自動車道路をてくてくと2.7Km登って行かなければならない。しかし滑りやすい登山道にくらべたら比較にならないほど歩きやすい。

紅葉を楽しみながら須川温泉へ。

全工程5時間半の登山終了。

登山口駐車場には30台ほどの車が止めてあった。「みなさん楽しんできてくださいね」。

いつもの紅葉時期の須川温泉ならば、平日でも駐車場に車を止めるための渋滞がおきているのに、三分の二以上は空いている。今がゆっくり温泉に入れるチャンスです。皆で来て見ましょう。

 

 

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