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復興した祭畤(まつるべ)温泉まで

岩手・宮城内陸地震の震源地のすぐ近くだっただった、一関市祭畤(まつるべ)温泉への道が復興し、温泉の営業も先月再開したと聞きたずねてみた。

 (どの写真もクリックすると大きくなります)

Photo 一関市街からR342を西へ。本寺瑞山地区でR342の迂回道路へ。矢櫃(やびつ)ダム付近は、まだ通行止めになっている。

仮説の橋を渡り槻木平付近でR342に出る。

祭畤山(989m)が見える。数年前に営業をやめたスキーコースも見える。

Photo_2 地震で崩壊した祭畤大橋です。仮設の橋から撮影しました。

テレビでは何度も見ましたが、やはり実物を見るとその迫力と恐ろしさが伝わってきました。地震は本当に怖いです。

 

Photo_3 崩壊した橋と仮設の橋です。今年この少し上流に新しく本当の橋が造られるそうです。

この橋を渡ると祭畤地区になります。

さすがに、だんだん雪が多くなってきました。このへんで50センチは積もっています。

 

Photo_4 祭畤温泉です。昨年の春まで閉鎖されていた温泉旅館を、新しい経営者が復活されたのですが、すぐに震災に遭ってしまい、休まざるを得なくなったのです。そんな災難にもめげず復興にこぎつけました。若い女将さんが経営してます。静かにお湯につかりたい人にお勧めです。日帰り入浴可です。

この奥にある真湯温泉は復興しておらず、ここで引き返すことになります。

 

Photo_6 帰り道、槻木平付近でふと磐井川の谷に目をやると、「えっ、なんでこんなに水が溜まってるの」と驚き車を止める。

矢櫃(やびつ)ダムはもっと下流だし、それより上にはダムは無かったはずだよな。と思いつつ下っていくと原因がわかった。

 

Photo_7 途中、谷が大きく崩れ土砂ダムができていたのだった。

排水溝は造られてはいるが、大量の水が数キロ上流まで溜まっている。どう見ても矢櫃ダムより大きいよな~。

磐井川上流独特の青みがかった水が、綺麗というより不気味にすら感じさせる景色だった。

川をせき止めている土砂には多くの木々も一緒に埋まっており崩壊の生々しさが伝わってくる。水没している木々もかわいそうだった。

宮城側もそうだが岩手側の復興もまだ始まったばかり。私にでも手伝えることは、復興した観光・商業施設をできるだけ利用することですね。

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