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2009年2月の投稿

衣川を少しだけ覗いてくる

ぽかぽかまではいかないが、陽差しがあって暖かくなりそうだったので、ぶらりと平泉の中尊寺の裏山を越えて奥州市衣川区へ出かけてみました。

旧衣川村には、20年ほど前スキー初心者のときに国見平スキー場へよく練習に通ったものでしたが、今はスキーもしなくなって、ほとんど中心地には行かなくなっていました。

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Photo 焼石連峰がずいぶん近くに見えるね~。まるで長野で見た、屏風のように連なって見える北アルプスの峰々のようです。

国見平スキー場はこのずっと奥にあります。今もやっているのかな?

  

 

Photo_2 ここは国見平方面から流れてくる北股川と、黒滝温泉方面から来る南股川が合流する地点です。

合流して名前を衣川に変え北上川へと向かって行きます。衣川は、あの弁慶が多くの矢を受け戦士した「衣川の合戦」の場でも有名ですね。

でもこの辺は静かな農村と河原の風景が広がっていました。

 

Photo_3 陽当たりの良い土手の雪も溶け、季節は確実に春に近づいていますね。

スキーに通っている頃のこの辺は、2月に田んぼの土が見えることはなかったんだけどな~。

 

 

 

Photo_4 衣川地区の川岸は、片側がごらんのような切り立った崖のようになっているところが多く、面白くきれいな風景がたくさん有りそうです。

今日は、ほんの様子見だけでしたが、雪の無い時期に川をさかのぼって奥の奥まで探索してみたいなと思いましたね。う~ん今から楽しみです!

但し震災被害で通行止めもたくさんあるようなので注意して行かねば

 

 

 

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くりこま商家のひな祭り2009年

もう早いもので2月も終わりますね。3月に入ってすぐにあるお祝い事が「ひな祭り」です。ひな祭りと聞くと、やっと春が来たなとホッとすると同時に、うきうきした気分になるのは女の子たちだけではないと思います。

栗駒の岩ヶ崎地区では2月22日(日)~3月8日(日)に「くりこま商家のひな祭り」が開催されています。地区内から集められたひな飾りを一同に展示して皆で祝いましょう、という岩ヶ崎商店街の皆さんの手造りのイベントです。

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Photo メイン会場は六日町で老舗の呉服屋さんだった旧「たかひこ」さんです。

岩ヶ崎もあちこちにシャッターの降りた店や、建物を取り壊して駐車場になってしまった所が目立ってきました。

そんな沈滞した商店街を盛り上げようと、店主のみなさんは、いろいろなイベントを企画してるんですよ。秋に紹介した「みんなでしあわせになる祭り」もそうです。

 

Photo_2 会場に入ると有ります有ります。七段飾りの雛飾りが10組以上。他にも江戸時代からの雛飾りや珍しいおひな様などずらりと並んでいます。

平日の昼過ぎでしたが、お母さんたちが何人も訪れていました。

みなさん「きれいね~、かわいいね~」という言葉といっしょに、懐かしい昔に戻っているような顔をしていましたよ。

 

Photo_3 おなじみのお内裏様とお姫様です。

よく見ると10組以上あるおひな様の顔が全部ちがうんですね。このお内裏様は誰かに似ているなとか、こっちのお姫様は現代的な美人だなとか思いながら見るのも楽しいものです。

 

 

 

Photo_4 オーソドックスなおひな様に対し、こちらはまたかわいいおひな様。

三人官女も五人囃子もみんな頭でっかちで童顔なところがほのぼのとした感じでいいですね。

思わず笑ってしまいそうです。

 

 

Photo_5 地元の皆さんの手造りの「つるし雛」です。

もっともっとずらりと並んでいますよ。

江戸時代、娘の初節句に祖母、母、親類の皆さんが一つ一つの飾りを作りそれをつないで飾ってくれたのが始まりだそうです。

 

 

Photo_6 よく見るとこれまたかわいいお人形が・・・。

我が子の姿をかたどった「這い子人形」と言うんだそうです。

ハイハイをする子は育つという云われから飾られるそうです。これを作っているときの親心を思うとグッと来ますね。

他にも「猿」、「うさぎ」、「とうがらし」などの縁起物の飾りがつるされていました。

 

Photo_7 こんな珍しい雛飾りも・・・。

御所の中に飾られたひな人形のようです。

この他にも紙で作られたものなどいろいろなひな人形を見ることができました。

最初行く前は、男の私が見てもどうかな~、なんて考えていたんですが、いや~楽しめましたよ。

人形の他にも地元栗駒の小学生のひな祭りにちなんだ俳句が展示されていました。これも個性があって面白かったですよ。その中から印象に残った一句をご紹介します。

「おてんばも今日の日ばかりはひな人形」

昔も今も、ひな祭りを迎える女の子の気持ちは変わってないんじゃないかなと思わせる一句でした。

3月1日(日)には、このメイン会場で10時から琴やオーケストラの生演奏や、12時からは無料のはっと汁(150食限定)を振る舞ってくれるそうです。

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三迫川の雪景色も見納めかな

昨日は昼ごろまでに25センチの雪が積もり、午後の日差しでだいぶ融けたなと思ったら、今朝また10センチの雪が積もっていました。やれやれ連日の雪かきです。昨日の分の筋肉痛が残っているというのに・・・

でも、雪もだいぶ湿り気をおびていて春の雪ですね。

雪景色を見ることができるのもこの冬最後かも、ということで名残の雪景色を見に三迫川の上流へ行ってみました。

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Photo 栗駒沼倉地区の三迫川の風景です。雪が積もるといろんなものが隠れてしまい、いつもとぜんぜんちがう景色です。

ここにくるといつも、中学生の時あの橋のあたりで野外炊さんをしたっけな~、と思い出します。統合したての中学校で、一学年約350人が、一気にここでわさわさと料理を作っていたんですよ。今は考えられないけどね。でも楽しかったね~

 

Photo_2 水はきれいです。いつもの冬の水の色です。

私も30代の頃は渓流釣りが趣味の一つだったのでこの辺ではよくヤマメを釣っていました。

昨年の震災後三ヶ月ぐらいは、雨が降るたびに川が黄土色の泥水で汚れてしまっていました。ヤマメたちはどこかの支流に避難してくれていればいいのですが。

 

Photo_3 今日は風が強かった。

きわめて小規模ですが地吹雪です。雪が湿ってくると地吹雪も見ることができなくなりますね。

それにしても今年は雪が少なかったですよ。昔は日陰には春まで融けない雪がどっさり有ったものですが。

 

Photo_4 川沿いの桜の木も入れてみました。

あと一ヵ月半もするとこの桜も咲き始め、川の流れと河原の色付き始めた緑といっしょになって、春本番の景色を見せてくれます。

桜の木はもっといっぱい並んでいます。おすすめのお花見ポイントですよ。

 

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辛くてうまいニラ南蛮らーめん

無類の辛いもの好きの私。ラーメン、怜麺、カレーなど辛くて美味しいものがあるという話を聞くと、さっそく食べたてみたくなる性格。今回は奥州市水沢区の「菊亭」さんのニラ南蛮らーめんを食べに行ってきました。

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Photo 奥州市文化会館「Zホール」の東側にあります。

周りはホームセンターやレンタルビデオショップなどの大型店に取り囲まれ、古い町並みが多く残る国道4号線西側とは全く違った装いです。

11時から開店ということでしたが、昼時はかなり混むらしいので11時ピッタリに行きました。

 

 

Photo_2 さっそくお目当ての「ニラ南蛮らーめん」を注文。辛さは1倍、2倍、3倍の3段階あり、ちゅうちょせず一番辛い3倍を注文。750円也。

しょう油ベースのスープに、ニラ、キャベツ、玉ねぎなどの野菜と豚ひき肉をいためたものを合わせ、大さじ山盛りの唐辛子粉を3杯(たぶん3倍だから3杯なのでしょう)。

その上に白髪ネギと、鷹の爪(これも3倍だから3本のようだ)をのっけています。製造の基本、目で見る管理がよくできているじゃないの。などとのんきに感心などしているうちに、あっという間に完成品がやってきました。

いや~さすがに辛い、けど旨い!

スープのだし配合は判らないが、コクが有ってただ辛いだけじゃないですね。野菜の量は多過ぎずにスープの良さを邪魔していないし、一方ではその甘みで唐辛子の辛みの角を取ってくれているようで、どんどん食べられる感じです。

3倍の辛さはどれぐらいかというと、栗原市鴬沢「だるま屋」の「カラチョンメン」(こちらは味噌味ですが)の倍ぐらいの辛さです。(だるま屋知らない人すみません)。

出てくる汗を持参のフェイスタオルで拭きながらほぼ完食。(鷹の爪はちょっと・・・)

Photo_3 ただ一つ不満は麺です。極細ちぢれ麺で、最初は歯ごたえがいいねと食べていたのですが、半分過ぎた頃から軟らかくなってきて最後はソーメンを食べているような感じでした。そこだけ残念です!

他のメニューには「ニラとじらーめん」という酸味のあるらーめんもあるようで、こちらも私好みのようです。いつか食べに来てみようと思います。

ごちそうさまでした。

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フクジュソウがたくさん!

一昨日までの春のような天気が、ガラッと変わって昨日と今日は冬に逆戻り。今朝は10センチほど雪も積もっていました。

だいぶ雪も融けた午後、一関に買い物に行こうと国道4号線を北へ。県境に近い金成の、国道沿いの日当たりの良い土手にフクジュソウがたくさん咲いていました。

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Photo ここは毎年早い時期に、たくさんのフクジュソウが咲いて目を楽しませてくれる場所です。

しばらくこの道を走っていなかったので、気づきませんでしたが、やっぱりもう咲いていましたね。

民家がすぐ上にあるので、遠慮気味に写真を撮らせてもらいました。

 

Photo_2 ほんとにたくさんの花がみごとです。

でも去年よりもまだ少ないので、これからまだまだ咲くんでしょうね。

つぼみもたくさん有りましたよ。 

 

 

Photo_3 黄色い花が可憐ですね。

まだまだ雪も降るようだけど元気に咲いていてくれよ。

着実に春は近づいていました。

 

 

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春一番が吹いたらしいが

昨日今日と、天気は良いが強風が続きました。南風で気温も高くなったので春一番だったのでしょうね。

あまりの強風のためジョギングの意欲も無くし、ウオーキングの日々でした。

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Photo 気温は10℃を超えたようですが、春にはまだです。

散歩道の河原の土手は春の装いはまだまだですね。この辺にはフキノトウがいっぱい生えるのですが、もう少しかかりそうです。

フキノトウも品種や場所で芽吹く時期が大きく違うようです。

 

 

Photo_3 花もまだまだですね。

散歩道で見つけたのは、オオイヌノフグリだけでした。

まだまだ北国の春遠いのでしょうね。

明日からはまた平年並みの寒さに戻るようです。

 

 

Photo_4 夕方の薄れゆく日差しの中で、今日最後のひなたぼっこを楽しむ、孤高のノラ猫「トラ君」です。

哀愁を秘めた後姿がなんとも言えませんね。

 

 

 

Photo_5 今日一日を終えた男の満足感が漂ってきます。(どんな満足感なんだよ!)

本人は今夜は寒くなりそうだな~。ぐらいしか考えていないんでしょうけどね。

でも、一人者の気持ちは良く判っているつもりだよ。

「風邪ひかないようにな」と声をかけるだけでした。

春はもう少し後のようなので、それまで耐えていようぜ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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大東大原の水かけ祭り 2009年

かねてから行って見たかった、一関市大東大原の「水かけ祭り}に行ってきました。 江戸時代から始まり350年も続くこのお祭りを見た感想は「よかった!」の一言です。

午前9時からとの事で、9時前に行ってみると、メインの裸男の疾走水かけは午後3時からと言うではないか。「え~その間どうしよう」と思ったのもつかの間、次から次へと面白い催し物があるではないですか。合併前の旧大東町あげてのお祭りを紹介します。

だいぶ長くなります。

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Photo_3 一関から陸前高田に通じる国道343号線東山大原の街中。9時前から地元消防団の皆さんが水かけ祭り用の水槽の準備です。

この水槽が1Km弱ぐらいの街並の間10mと置かずに、ずらりと並べられています。やる気満々です。

 

Photo_4 まずお目見えしたのは、「仮装手踊り」のみなさんです。

襦袢を着て化粧をした近隣地区の男衆が、一軒々々の店を回ってめでたい踊りを披露し商売繁盛を祈願して行きます。

こういう団体が8組(ぐらいかな)り、それぞれの衣装や踊りがあって見ていて飽きないんですね。

 

Photo_5 「火防祈願」を目的として始まったこのお祭りは、今でも消防のみなさんがメインです。

纏を持った地元消防団の皆さんが練り歩きます。

 

 

Photo_6 こちらは、大東中学校の皆さんによる手作りお御輿です。

婦人会の皆さんの食堂や、高校生が店員をしているお土産店などもあり。老若男女、地元の人みんなが参加するお祭りです。

 

 

Photo_7 小学生のお囃子が乗った、山車(だし)も2団体練り歩き、華やかさを見せてくれました。

一生懸命さがほほえましい。

ずいぶん練習したんでしょうね。

 

Photo_9 こちらは大東高校の皆さん。地元に伝わる「鹿踊り」を披露してくれました。

「鹿踊り部」があり、部活動として修練してきた、すばらしい踊りを見せてくれました。

去年NHKの「にっぽん熱中クラブ」という番組でも紹介されたので見たことのある方もいるかも知れませんが・・・。

Photo_10 15分~20分程の激しい踊りを、街中のあちこちで7回も舞ってくれました。やっぱり若いね~。

鹿のお面を取ると、あどけない女子高生の笑顔です。6割は女の娘でしたよ。少ない男の子は、見物のおばさんたちとのツーショット写真にひっぱり出されてモテモテでした。

 

Photo_11 お祭りの神事、大しめ縄の行進です。近くの八幡神社へ奉納されます。

それにしてもデッカイ!

このほかに、太鼓やヨサコイ踊りの披露もありました。

 

 

Photo_12 ちょっと飽きてきたなと思ったところを埋めてくれるのが、仮装手踊りの皆さんです。

いろんな団体がいますよ。

志村けんを彷彿とさせてくれる人もいましたね。

 

Photo_15 火防祈願のお祭りにかかせないのがこれ、地元消防団の皆さんによる「梯子のり」です。

テレビでは新春の風景としてよく見ていましたが、生で見るのは初めてです。

迫力とスリルはやっぱりテレビとは違いますね。

観客の中からは、「かっこいい」とか「きゃーすごい」という若い女の子の声が・・・。お祭りを盛り上げようという、去年まで女子高生らしき皆さんの応援もいいいですね。

 

Photo_17 とかなんとか言っているうちに、いよいよ裸男たちの出番がやってきましたよ。

こちらは千厩警察署のみなさんです。胸と背中に書かれたメッセージがいかにもという感じですね。写真拡大して見てくださいね。

 

Photo_18 裸男は地元の人に限らず参加は自由だそうです。

年々増えてきているようですよ。

肌にマジックでメッセージを書くのがはやっているようですね。

 

Photo_19 それにしてもすごい人出。

狭い通りが人であふれていますよ。28000人もの人出があったそうです。

アマチュアカメラマンが多くて、お互いじゃまになってましたね。

 

Photo_20 花火の合図とともに始まりましたよ、水かけ祭り本番。

街中を5区間に分けてチョッとの間を入れながら裸男の疾走と沿道からの激しい水かけです。

水かけの量がすごい!。絶え間なくあびせられられます。

 

Photo_21 集団の後方は水浴びを楽しんでいるような?みなさん。

う~ん、寒そうだけど楽しそうだ。

水をかける人は誰でもOK。250円でプラスチック製の桶を買って自由に参加できます。桶には水かけ祭りの文字も入っていて、いい記念になります。

 

Photo_22 外人さんも、メタボのおとっつあんも、走って走って(ジョギング程度ですが)いますよ。

いいですね。寒い冬の時期にキリッと気持ちを引き締めるのは。

 

  

Photo_23 外人さんの背中には「津軽」と書かれていました。

なんでだろう?チョッと気になるところです。

見物している人たちもだいぶ濡れてしまいました。 

 

 

Photo_24 5区間を走りきって,自分たちの集合所(年賀会事務所)に帰る裸男たち。

不景気な世の中のいやなことも忘れ、達成感にひたる男たちという感じでしょうか。

 

 

Photo_25 年賀会事務所前で最後のお清めの水を、輪になって浴びる裸男たちです。

なんかうらやましい感じがしました。

地元の町でこんなに入り込めるお祭りがあったらいいですよね。

今年の裸男は260人だったそうです。参加者が増えているのは、各地にそんなお祭りがなくなってきて、それを求める人たちがここに集まってきているという事でしょうか。

踊りやお囃子、水かけの様子を残せるのは写真よりビデオですね。来年はぜひビデオで撮りたいお祭りでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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花泉の刈生沢渓流へ

気仙沼方面に行って藤沢でお昼を食べた後は、一関市花泉の刈生沢(かりうざわ)渓谷に寄って行こうと、藤沢から県道21号線で黄海(きのみ)地区を通って北上川を渡り、花泉の日形(ひかた)地区へ向かった。

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Photo 途中の北上川がきれいでした。今が年間通して一番水質が良い時期なんでしょうか、ずいぶん透き通って見えました。

ゆったり静かに流れてゆきます。

水鳥たちも、のんびり流れに身をまかせたりしながら遊んでいました。

 

Photo_2 河原に下りられる所があったので行ってみる。

流木がゴロリと横たわっていたりして、大河の片鱗を見せています。鏡のような水面と川岸の風景を楽しみながら、ゆっくり散歩するのもいいですね。

岸には川漁の舟などもつないでありましたよ。 

 

Photo_3 北上川から車で10分もしないうちに刈生沢渓流に着く。これまで何度も近くを通りながら、今回始めての訪問です。

こじんまりとした滝や渓流の渓谷美を見せてくれました。

遊歩道も立派過ぎるぐらい整備されていて、人工的に造られた公園みたいな感じもしないではないが、お年寄りから子どもまで気軽に楽しめそうです。

Photo_4 小さな滝も何箇所かに見られます。

この沢の水は、花泉から川崎に向かう途中の小高い台地状になった地域から流れてきています。山あいから流れてきている水ではなく、田んぼや民家の間から流れてきますので、決して清流とは言えない水だけど滝となって落ちてくる姿はいいですね。

近くには炊事場などもあり芋煮会なども楽しめそうです。

渓流をまたいだ藤棚も二ヶ所にありました。5月中旬には新緑の中、藤の花を楽しんだりもできそうです。

 

 

Photo_6 田植えの時期は水も濁るんだろうな。

荒々しい渓谷美が好きな方には物足りないでしょうね。

でも、四季折々の風景を気軽に立ち寄って楽しめそうな期待の持てる場所でした。

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藤沢町でソースあんカツ丼

気仙沼からの帰り道のお昼は、ひさしぶりに藤沢町「やまきち」のカツ丼を食べてみようと千厩から国道456号へ入る。

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Photo_6 藤沢の市街に「やまきち」が有ります。国道456号からはなれて、花泉方面に向かってすぐです。

「やまきち」という名前に似合わないモダンな店がまええです。

私が、昔し隣町の会社に勤めていたころ休日出勤の昼食に、よく来ていました。

 

 

Photo_7 ここのおすすめは、かつ丼(あんかけ)700円です。

千厩・室根・藤沢の東磐井地方だけに見られる珍しいかつ丼なんです。

ソースカツ丼のソースが、あん(餡)状態になっていて、ご飯・キャベツ、その上にのせた豚カツの上にたっぷりかけられています。甘めのソースが食欲をそそりますよ。

もう少し豚カツに脂身があった方が私好みですが。

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室根から津谷、気仙沼へ

今年の初登山はどこにしようかと下見を兼ねた山里めぐりを楽しんできました。

行き先は一関市室根から宮城県本吉町と気仙沼へ。

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Photo 室根の矢越地区、のんびりとした山里の風景が広がっています。この辺はけっこう標高が高いので、うちの周辺より雪が多いな~。

向こうに見える山は手前が太田山(685m)と、奥はこの辺では室根山(895m)についで高い大森山(760m)です。

矢越地区にも矢越山(519m)という春先に登るには手頃そうな山がありました。

 

Photo_2 室根から本吉に続く県道18号沿いには、大森山の近辺の案内図が立っています。

春先にはカタクリの花、初夏にはツツジが名物になっているようです。

よっしゃ!3月中旬の雪が消えた時期に、矢越山と大森山の連続登頂を今年の初登山とすることに決めた。

 

Photo_3 この辺の山々からの沢水を集めて流れる津谷川です。「北上山地清流シリーズ」(勝手に決めてしまいました)の中の一川です。

このきれいさのまま、間もなく海水浴でおなじみ小泉海岸の南端から太平洋へとそそぎます。

 

 

Photo_4 本吉町津谷から山越えして気仙沼に至る、県道65号へ曲がると、私の好きな山里の風景ばかり。

至るところで、田んぼのすぐ脇をきれいな沢水が流れている風景に出会えます。

田植えの終わった頃に、もう一度訪ねてみたいところですね。

 

Photo_5 見通しの良いところからは、気仙沼の市街と大島も見えます。

大島では4月19日に「つばきマラソン」が開催されます。私も年代別10Kmの部に参加申し込みしました。

無謀だったかな~。かなりのアップダウンがあるんだろうな~。「お手柔らかにお願いしますよ!」とあいさつをして気仙沼を後にした。

 

昼食と帰り道は別途投稿いたします。

 

 

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春を呼ぶ裸たるみこし

今日は節分。毎年節分の日に、隣町栗原市一迫では、地元青年会の皆さんが「春を呼ぶ裸たるみこし」と称し商店街を練り歩くお祭りがあります。

夜7時から行われるということで私も早めに夕飯を食べ、自分の家の豆まきをしっかり済ませてから一迫真坂の商店街へと向かいました。

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Photo_2 7時からの予定だがなかなか来ない。

商店街のみなさんや、近隣から見物に来た人たちが、寒風の中いまや遅しと待っています。

(カメラの内臓フラッシュだけで撮ったので、シャッタースピードが遅くなり、ブレまくっていますがお許しください)。

 

Photo_3いよいよ、 打ち上げ花火の合図とともに「ワッショイ、ワッショイ」と威勢よくやってきました。

今年で44回目になる、地元の若者たちだけでかつぐ「裸樽みこし」です。今や伝統行事だね。

かつぎ棒の上に酒樽4個をのせて造られています。今年は「がんばろう栗原」ののぼりも立っていますね。

30~40人ほどの担ぎ手がいて、はっぴを着た女性や、外人さんも一人いましたよ。

 

Photo_5 商店街の皆さんが手にしているのは、水を入れたバケツです。担ぎ手にかける、お清め、厄除けを兼ねた力水です。

子どもたちは、節分の豆を手に持っています。

みなさん笑顔で、てぐすね引いて待っているという感じがしておもしろいですよ。

 

Photo_6 みこしに容赦なく水がかけられます。豆もぶつけられます。

担ぎ手も最初の内は、かけられるたびに悲鳴を上げ震えていますが、商店街の半分ぐらいまで来るころには、体も温まり、あまり気にしないようになっていました。

 

 

Photo_7 交差点ではぐるぐる回ったりして、単調な行進にならないようアクセントをつけているようです。

周りには大勢のアマチュアカメラマンがシャッターチャンスをねらっています。担ぎ手と同じくらいの人数がみこしと一緒にぞろぞろと歩いて行きます。(私もその一人だ)

テレビ局も2社ほど来てましたね。

 

Photo_8 約1時間ほど練り歩いて終わりました。

みこしは一台だけで、屋台なども出店しておらず、シンプルであっという間に終わってしまうお祭りではありますが、地元の若者たちと住民が一体となって、もうすぐ春が来るんだという喜びを確認し合っているようでした。

派手さや、観客の多さを求めた祭りではなく、地域のみなさんが楽しめる本来のお祭りを見たような気がしました。

一迫の皆さん、お疲れ様でした。風邪ひかないようにね。

今月はあちこちで、こういうお祭りがあるので、できるだけ足を運び紹介したいと思っています。私も楽しんできます。

 

 

 

 

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クロカンスキーのおじさん

昨日は昼間からベタベタの水分の多い雪が降り、それが夜にはガッチリ凍ってしまったため、今朝は雪かきもできない状態になっていました。

今日はジョギングもできそうにないので、せめてウオーキングだけでもと、いつもの三迫河川敷のトレーニングコースへ出かけました。

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Photo 上側のやわらかい雪の下は凍りになっています。朝から天気は良いのですが、今日はどこまで融けてくれるかな。

9時半頃から歩き始めましたが、すでに無数の足跡がありました。

道の左側などはすっかり氷になっています。スケートもできそうだな。などと思いながら歩いていると、向こうからやけに両手を大きく振って歩いてくるおじさんがやってきた。

 

Photo_2 だいぶ近づいてから、「あ~、クロスカントリースキーを履いているんだ~」と気づく。

「すいません、写真を撮らせてもらっていいですか」と声をかけ、しばらく立ち話をする。

おじさんは地元岩ヶ崎に住み、一年を通して栗駒山周辺で山菜を採ったり、イワナ釣りをしたり、クロカンスキーを楽しんだり、時には遭難者の捜索や山小屋や登山道の見回りもしているそうです。

「いつもの冬なら世界谷地や、さらにその奥にまでクロカンスキーで入って行き雪山を楽しんでいるんだけど、今年は震災後の規制で入れずつまらない」、と話していました。

Photo_5 「久しぶりに雪が積もったのですべりに来たけど、ぜんぜんおもしろくないな~」とも話していました。

そうでしょうね、栗駒の大自然の中と、造られた河川敷公園とではね・・・

もっともっとお話を聞きたいところでしたが、運動もしなくちゃ、ということでお別れ。

でもこのしっかりとした後姿、どう見ても後期高齢者には見えませんよね。近所にはクロカンスキーをやっている人がいなくて、「冬山は一人なんだよ」と残念そうでした。

私も軟弱に夏山だけでなく、冬山も楽しんでみようかな~、と思わせてくれるような貴重な出会いでした。

おっと、私も1時間20分ほどウオーキングして帰りましたよ。

 

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