先週から続いた寒さと強風の日々も、やっとおさまり春めいてきた今日、今年の初登山に一関市室根町の矢越山と大森山へ登りに行きました。
(一眼レフカメラは桜の季節を控え現在クリーニングに出しているため、コンパクトカメラの写真で失礼します。)
(どの写真もクリックすると大きくなります)
本当は先週登ろうと室根まで来たが雪が降っていたのであきらめました。
自宅から1時間10分ほどで到着。
矢越山は標高519m。私も初めて登る山です。下から見ても頂上は展望が良さそうで、手頃に登れそうな期待の持てる山です。
登山口は一番下の矢越神社入り口から登ります。中腹の矢越神社まで林道がありそこまで車で行けますが、頂上まで30分の表示。あまりにイージーすぎるので、頂上まで55分の表示の一番下にしました。
登山道はほとんど杉林の中で、参道の趣が強いですね。
鳥居が何箇所も有り、都度帽子を取って挨拶しながら登ります。
「オッ!登山道脇にデッカイふくろうの置物が・・・」
よく見るとふくろうが台になっている切り株と一体になっているではないか。
ちょっと長めにきった切り株の上部を、チェーンソーアートか何かでふくろうに彫ったようだ。それにしてもうまいもんです。
8合目(表示は無いが)付近からようやく杉林が開け、雑木林とツツジの木の間を歩く明るい道になります。
周囲の山も見渡せますが、登りも一段と急になってきます。
まっ、常にきたえている私にはこの程度は何ともありませんけど・・・とつぶやきながら、一歩が一足長も無い超ローギヤで休み休み登る。
やっと頂上に到着。矢越神社の奥の宮(表示が無いけどたぶん)がお出迎えしてくれました。
所要時間45分。急いだわけではないが、あっという間に着いてしまった感じ。山を登っていると時間が経つのが早く感じるんですよね。
奥の宮の後ろ、北側には室根山がドンと座っていました。
今日は天気は良いのですが、霞がかかって遠くまでみえないんですよ。黄砂なのか霧の名残か、まさかスギ花粉ではないでしょうが。
早池峰山もこの方向に見えるんでしょうが残念です。
こちらは南側、太田山、大森山が矢越の山里越しに見えます。
頂上もそうですが、この山も北上山地特有の大きな岩石があちこちにゴロゴロ。リュックと比べてみてください。
こちらは東側。室根から気仙沼に流れる大川とその周りの田んぼの様子がよくわかります。
もう、田植えに向けた準備が始まっているようですね。
頂上で缶コーヒーを飲みながら30分ほどのんびりと過ごす。そろそろ降りようかとしていると、2組の年配ご夫婦が登ってきました。
奥州市水沢の方たちで、山登りと山菜採りが好きで、「去年の岩手・宮城内陸地震の時はちょうど須川温泉のほうにタケノコ採りに入っていて、ヘリコプターでふもとに下りてきましたよ」などといった話題でしばらく立ち話。
こんなふれあいが疲れを取ってくれるんですよね。
下山は林道を通って降りたのですが、かなり遠回りになってしまい1時間もかかる。まっ、山里の風景をゆっくり見られたので良しとしましょう。
続けて大森山にも登りましたが、別途報告します。
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