GWは静かに原台山登山
ゴールデンウイークまっただ中。兄弟たち来客が帰ったらどっかに行ってみようかと思っていたら、当初の予報に反し天気予報は明日から下り坂らしい。
ということで来客予定の無い今日、急きょ陸前高田市の最高峰である原台山(はらだいやま)に登ってきました。初めての山でしたが気軽に登れそうだったので選びました。
(どの写真もクリックすると大きくなります)
一関市大東町と陸前高田市の境界に立つ原台山は標高894mで、陸前高田市のシンボル的氷上山よりも20m高いのですが、地元の矢作町地区から見えずらいためか人気がいま一つのようです。
写真も大東町側から撮ったものです。
でも登山道は陸前高田側の方が標識や草刈などが整備されているようなので、そちらへと向かいます。
国道343号で陸前高田市に入り住田町に峠越えして行く県道246号へ左折。生出地区へと入ります。
この辺は渓流や滝、湧水、山村の風景など私好みの見所がいっぱい。それは別途報告するとして、左折して5Km程で登山口でもある生出小学校の入り口に到着。県道を左折して小学校方向に登って行きます。
この道は小学校横を過ぎたあたりから狭い林道になっていて七号目まで行けるということなので車で行ってみたのですが、思ったよりハードな山道。ついに五合目手前で右前輪がパンクしてしまいやむなく少し広い所で道路脇に止めてタイヤ交換。愛車も一応四駆だが車高が低いからな~。
これ以上の車での登りは止めて足での登山開始。
やっぱり無理せずに、登山口にある駐車スペースに車を止め、最初から足で登って来るのが無難なようです。
七合目まではずっと林道歩き。それにしても展望も良くないし花も少ない。芽吹き始めた新緑を眺めながらひたすら登るだけ。
唯一、ムラサキヤシオ(たぶん)の花が少しだけ咲いていましたね。ホッとしましたよ。
駐車スペースは6~7台ほどありますね。
ここでやっと展望も開け、下界の景色を見ることができました。
やはり周辺の集落はほとんど見えませんね。ということは近くの人は原台山をなかなか見られないということですね。残念ですね。
展望が良くなったのもつかの間、また森の中の道へ。
氷上山は今月末のツツジの花にあわせて登ってみようと思っています。
今日も春霞で見通しが悪いね~。残念!
八合目からは暗い松と笹の森の中を通りやっと気持ち良い草原の頂上へ。
歩き始めて1時間25分でした。登山口からだと2時間弱はかかるようです。
頂上の標識は三角点とこの石だけです。山名表示は石の下に見える木の板だけでした。でも華美な表示よりもこれでいいのかも知れませんね。
南には室根山と先月登った大森山が並んで見えます。
北東方向には薄っすらとですが、たびたび登っている五葉山が隣の愛染山と仲良く顔を見せてくれました。
見る方角が違うと、山の見え方も違うものですね。これまで、なだらかな丸い山の印象だった五葉山も、こちらからはちょっととがった部分も見えました。
頂上では草の上に座って大東町内野地区方面の山里の風景を楽しみながら一休み。
おやつの大福をほおばりながら、あんなに高いところまで田んぼがあるよ~とか、菜の花畑があちこちに目立つね~、などと見所を探していました。
原台山では、今年は5月末に山開きがあるようですし、登山口に有った生出小学校の子どもたちも毎年登っているようです。
今日は登山客は私一人。ゴールデンウイークで途中の川崎の道の駅は駐車場に入るにも渋滞になっていましたが、ここは静かなものです。来て良かった、のんびりできました。
頂上で小一時間遊んでから下山しました。帰りもパンクしないかとヒヤヒヤでしたけど。
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