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09年夏、栗駒山から秣岳縦走(後編)

6月24日水曜日、秋田県側から須川温泉登山口に着いた私は、須川コースで栗駒山山頂に登った後、稜線をたどって西側に位置する秣岳(まぐさだけ 1424m)まで縦走しました。

前日に紹介した前編に続き、栗駒山山頂から始まる後編を紹介します。

 (どの写真もクリックすると大きくなります)

Photo 頂上から見た秣岳方向です。真ん中にある雪渓の右側にある三角形のピークが秣岳山頂です。

緩やかな尾根道になっていて、景色を楽しみながらのんびり歩いて行きます。

岩手県側の須川コースと宮城県側の湯浜コースの合流点から、秣岳に向かう天馬尾根コースは西へと伸びています。

 

Photo_3

尾根沿いの道は、背の低い潅木や草原の中を通る気持ちの良いコースです。

ここは展望岩頭と呼ばれる見晴らしがバツグンに良い場所ですよ。

秣岳まで行かなくても、ちょっとここまで来て景色だけ見てまた戻っても良いんじゃないかな。 

 

Photo_4 イワカガミの花越しに秣岳方面を見下ろします。まだまだ遠いですね。

その先には、ご近所の高松岳がかすんで見えます。だんだんと霞が濃くなってきて遠くの山が見えなくなってきました。残念!

 

 

Photo_5 こちらはすぐ足元、真下に広がる龍泉ヶ原の湿原です。人は入って行けませんが緑の草原に小川や池塘が輝いていますよ。

天上にある自然が作った庭園です。一度でいいから行ってみたいな~。

 

 

Photo_6 龍泉ヶ原からさらに北に目をやると前編で紹介した昭和湖に、水を落とす崖の上部の姿を見ることができます。

岩と木々の間に大小いくつもの池が見えます。ここにも行けるものなら行ってみたいものです。

変化にとんだ山の姿を見ることができますよ。

 

Photo_7 展望岩頭で景色を堪能した後は、ちょっと急な潅木の中の下り坂を転ばないように注意して降りてゆきます。

潅木の中には御覧のようなサラサドウダンが随所に咲き誇っていました。

 

 

Photo_8 そして下りが終わり、また平坦な尾根道になると、道端にはイワハゼがずらりと咲いていました。

これもかわいい花ですね。踏みつけないように注意です。

  

 

 

Photo_9

宮城県側の国道398号湯浜峠付近の崩落現場に広げられているブルーシートがどうしても目につきます。早く復旧してほしいものです。

そしていよいよ天上の草原に到着だ!。

入り口には池塘があり、カエルが鳴いていました。花などは特に咲いていませんでしたが、水があるとなぜかほっとします。

 

Photo_10 池塘を過ぎるとすぐに尾根いっぱいに広がる草原と木道が目に飛び込んできました。

秋の黄金色に輝く草原もきれいでしたが、緑の草原も見事だな~。

(秋の草原の様子は、2008年10月11日投稿の「栗駒山紅葉登山」を御覧下さい。)

 

Photo_11正式には「しろがね草原」 と呼ばれているようで、北側は草原のまま急な斜面となって落ち込んでいっています。

全体的に北に傾いている尾根なので湿原と言うほどの水分は保てないんでしょうね。目だった花は咲いていなく、所々にイワカガミやヒナザクラが咲いている程度ですが、天空の草の海は心が休まります。木道に腰をおろして、しばし休憩!

 

Photo_12 草原の真ん中にはちょっとした岩場があり、そこに登ると、もう一つの草原の先に目指す秣岳を見ることができました。

大休止する時は草原の中の木道か(人が混む時はダメですが)この岩場がお奨めです。秣岳山頂は狭くて、しかも笹に覆われていて座ると視界も悪んですよ。

 

Photo_13 秣岳手前の草原です。こちらにはワタスゲがたくさん咲いていましたね。

ここでちょうど12時になったので、私はここでお昼にしま~す。コンビニで買った「梅じそおにぎり」がおいし~。酸っぱさと、しょっぱさが疲れた体に最高だね。

 

 

Photo_14 おにぎりを食べながら足元の草の間をふと見ると、おお~、モウセンゴケではないですか。そうです、あの食虫植物のモウセンゴケです。

よく見ると草原のあちこちにたくさん有りました。この時期、小さな虫が登山者にまとわりつきますが、そのうちの少しを彼らが捕まえて栄養源にしちゃうんでしょうね。

 

Photo_15 栗駒山山頂から休憩時間も含めてちょうど2時間で秣岳山頂に到着です。

私より先に着いた登山者が1名昼食中でした。他には後にも先にも登山者は見えません。マイナーだけど見所の多いルートです。

頂上からは須川湖を真下に見下ろせます。

 

Photo_16 栗駒山山頂方面を振り返ってみます。

2時間前にはあそこに居たんだよな~、と思う反面、須川温泉を見て、これからあそこまで行かないといけないんだよな~とちょっとため息。

頂上では休まずに下山開始。先行者に「お先に」とあいさつして歩き始めます。

 

Photo_17 須川湖の下にある秣岳登山口までは一気の下りで40分。これを逆に登れといわれたら早池峰山並みの急登です。

この後は黙々と車道を35分。やっと須川温泉の登山口に着きました。車道なのでヒッチハイクでもすればいいのですが、気の弱い私には(本当かよ)とてもそんな大それたことはできません。

いや~、もうひざがガクガク。今回は、かなりこたえましたが大満足の登山でした。

帰りは秋田県の東成瀬村を通って岩手県の奥州市経由で帰る道を通りました。東成瀬村は震災の復旧工事と成瀬ダムの工事で、国道342号はいたるところで工事中の片側交互通行。

ここにも無用なダム工事が進められているようです。必要も無いものに税金を湯水のように使う政党自身がもう無用になっていることに気付かないんでしょうかね。次の選挙が楽しみです。結果次第でダム建設も無くならないかなあ、期待してみましょう。

岩手県に抜けてからも胆沢ダム周辺の工事で何度も停止。2時間40分かかってやっと帰宅です。行きの鬼首経由(3時間)とあまり変わらなかったね。

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コメント

いらっしゃいませ。
私のブログを読んでいただきありがとうございます。
来年の原台山の山開きには、ぜひおじゃまさせていただきます。
梅花藻の花はまだ咲いていたんですね~。今週末にでもかわいい花の姿を見に行ってきます。情報ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。

投稿: 栗太郎 | 2009年7月 2日 (木) 07時08分

初めまして、「リアスだより」のmyoujinと申します。
この度はコメントをいただきましてありがとうございました。
そして貴重な情報にも感謝申し上げます。
ダムの問題は何処でも深刻になってきていますね。
ところで、原台山にも登られたようで来年は是非とも
5月末の日曜日の山開きにおいで下さい。
今日、地元の新聞に生出地区に咲いている梅花藻の写真が載っていました。

投稿: myoujin | 2009年7月 1日 (水) 20時42分

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