花山復興市「がんばっぺ花山」へ
早いもので、岩手・宮城内陸地震から明日で1年が立ちます。今でもあの時の恐怖とその後の後始末のあわただしさを思い出します。
被災された方の中には、まだ自宅に戻れない方もたくさんいますが、この1年間全国の皆さんから、多くの励ましやご支援をいただきました。「これまでのありがとうと、これからのよろしくを伝えるイベントを”6.14栗原ありがとう、この1年”と題して各地で行います。」(パンフレットから引用させていただきました)
(どの写真もクリックすると大きくなります)
13・14日と栗原市内各地でいろんなイベントが行われますが、私は花山、道の駅「自然薯の館」で行われた花山復興市「がんばっぺ花山」を見に行ってきました。
あいにく雨が降ったり止んだりの天気でしたが、早くから大勢の方が来てくれて駐車場も満車状態でした。
花山地区だけでなく、栗駒、一迫や岩手県一関市など、同じように被災した地区からも出店がたくさん有り、自慢の地場産品でいっぱいです。
市内の駒の湯、行者滝付近、浅布渓谷付近、湯浜土砂ダムなど土砂崩れ箇所の被害の様子と復興の進捗状況を写真で解説してくれています。
どこも、かつて紅葉見物などで景色を楽しませてくれた所です。みなさん心配そうに見入ってました。
こちらでは花山のイワナ養殖の皆さんが焼いたイワナを販売しています。
1本500円でしたが、焼きあがると次々売れていました。お店の方々うれしいでしょうね。
温泉旅館が閉鎖したままなので、卸し先が無くなってしまい貴重な販売機会です。
今では栗原名物になった「そばだんご」を作って売っています。一杯300円です。
雨でちょっと寒くなってきたこともあり、私も食べてみましょう。
お湯でねったそば粉をそのまま汁に入れて、サッと煮ただけですが、フワフワの食感で蕎麦の香りも漂い、蕎麦ガキとはまた違った美味しさです。
アツアツ・フワフワ!ごちそうさまでした。
市内あちこちの食堂でメニューに入っていますのでご賞味ください。
そばだんごを食べているうちに別の一画では餅つきが始まりました。
見物人のおっさんもつき手に駆り出され「何年ぶりだべな~」などと言いつつ嬉しそうにつき始めました。
が、しかし15回もつかないうちに疲れてしまい杵を持つ手がフラフラ。「もう歳でわがんね~」とギブアップ。見物人の笑いを誘っていました。
この後も数人の見物客の皆さんが餅つきを手伝い大いに盛り上がっていました。
二臼同時につかれたお餅は、あんこ餅などにして無料で希望者に振る舞われました。
地元の人とお客さんとがいっしょに楽しめるこんな企画もいいものですね。
家へのお土産は花山名物「御番所豆腐」です。明日、来客があるのでご馳走として出します。
昔ながらの豆の味がしっかり残った豆腐です。このまま冷奴で食べると美味しいんだなこれが。
一丁350円ですが、一丁の大きさがスーパーで売っている豆腐の2倍は有るので、食べきれないほど買わないように注意です。
花山復興市「がんばっぺ花山」は14日(日)も午前10時から午後3時まで開かれます。お近くの方、行ってみてはどうでしょうか。
地元栗駒では今夜、「犠牲者一周忌逮夜供養祭」が旧くりでん栗駒駅構内で行われます。夜7時からは、くりでんの栗駒駅東側の線路上にペットボトルランタンで「震災の火」を点し犠牲者のご供養を行うそうです。静かにご冥福をお祈りしましょう。
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