栗駒山の紅葉登山 09年
栗駒山に登ってきました。本当は秋田駒ケ岳に登る予定にしていたのですが、やはり地元の山がもう色付いてきたよと言う情報を聞くと、去年見逃していることもあり行かないわけにはいきません。
秋田駒ケ岳は来週末にとっておきます。
(どの写真もクリックすると大きくなります)
この辺も少しづつ色づいてきていますね。来週末あたりが見頃でしょうか。とすると去年より一週間早いね。
目の前をスラリと背の高い、ペアの赤いヤッケがお似合いなカップルが登ってゆきます。それに比べ、メタボな私は今日も野暮ったい格好でソロ登山です。(ふんっ、俺は自由だ!)
どうやらここに公衆トイレを造るらしい。
簡易水洗で浄化槽付きらしく、外観も山小屋風にして環境にも配慮するらしいが、なにもこの昭和湖のほとりに造らなくてもいいじゃないの。荒涼とした風景と青い昭和湖の美しさの対比が売りもののここに。
どこかに造らなければいけないという状況や、汚物の回収のしやすさ、だれもがここで一休みするからと言ったことでここになったんでしょうけど、登山道をはさんだ反対側などに造れなかったんでしょうか。ここではもう写真は撮れなくなりましたね。
昭和湖を過ぎたあたりから頂上にかけてが紅葉の見頃でしたね。
宮城県側から来るコースと合流してすぐにある天狗岩を見上げて。
傾斜もなだらかな尾根道です。宮城県側と岩手県側の両方の景色がゆっくりと楽しめます。
でもこの辺から風がだいぶ強くなってきました。帽子も飛ばされそうなのでリュックにしまいます。
真っ赤に染まった岩場越しに奥に見えるのが宮城県の中央コースです。もう中間点あたりまでしっかり色付いているようです。
本来なら、この時期の週末は数千人という人が登っているのですが・・・。
頂上で休憩しながら写真を撮っていて、ふと登山道を見ると、登山用スットックで開けられた穴の跡がたくさんありました。
午前10時ですでにこれだけ有り。今日も数百人登るだろうと思うし、明日はもっと多くの人が登るだろうと思います。これに雨が降ったら側の草は剥がれ落ちるでしょうね。
ストックを使うなとは言いませんが、その功罪を良く知った上で、先端に接地面積の広いゴムキャップをつけたり、もろい土の上では使わないとかの配慮が登山者として最低必要なマナーではないでしょうか。中高年の登山ガイドブックや、登山入門をテレビでもやっていますが、一番最初に大きく取り上げて指導すべきことだと思います。
帰り道、虚空蔵山方向を眺めて、やっぱり栗駒の紅葉はきれいだな~とつくづく思いましたね。
自分も毎年見に来たいし、いつまでも残しておきたいし貴重な故郷の財産ですよね。
今日も多くの子供たちが登って来ました。「疲れたけど登ってよかった」と言ってくれるような山のままにしておきたいですね。
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コメント
myoujinさん、こんばんは。
トイレの件ですが、栗駒山はあまりにポピュラーになり過ぎたのでしょうね。少なくとも昭和湖付近までは。パンプスを履いた女の子と革靴の男の子のカップルが登ってきましたし、白いワイシャツを腕まくりしたおじさんまで来ていました。
森吉山楽しみですね。私は山の南側の打当温泉で熊ラーメンを食べたことがあるくらいです。
熊には気を付けてください。
投稿: 栗太郎 | 2009年9月27日 (日) 21時11分
ストックの件、私らも反省しなければと思います。
あまりにも多くの人が使い方を熟知しないで
持っている方々が多いですね。
トイレの件ですが、以前から聞いていましたが
携帯トイレの普及に努めた方が良いと思うのですが。
大雪山系などでは最近、携帯トイレ用の建物に
切り替えていますし、栗駒の自然を守るためには
その方が良いと思うのですが。
(あくまでも私見ですが)
きれいな紅葉ありがとうございました。
岩手の新聞でも昨日取り上げられていました。
今年は紅葉が何処も早いようですね。
私たちも4日には森吉へ行ってきます。
投稿: myoujin | 2009年9月27日 (日) 18時51分