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2009年9月の投稿

秋田駒ケ岳紅葉登山 09年

30日は天気が良くなりますよと言う天気予報にノセせられて、行ってきました秋田駒ケ岳。良かったです~! 最高でした。

自由業ゆえの成せる技、昨日(29日)の夜に秋田県側の八合目登山口にある駐車場へ到着。車中一泊し(馴れたものです)今日の朝から登山開始です。

週末はマイカー規制が有りシャトルバスでしか登山口には入れないので、平日をねらっていました。

 (どの写真もクリックすると大きくなります)

Photo

朝5時10分に起き朝食、身支度を整え、コーヒーなどを飲みながら朝霧(低い雲かな?)が晴れるのを待ちます。

私と同じ泊まりはもう一人いました。6時を過ぎると次々と駐車場に車がやってきました。皆さん今日をねらって来ましたね。

私は6時50分に登山口を出発です。

 

11 駐車場からも見える秋田駒ケ岳の主峰、男女岳(女目岳とも言う)を西側からぐるっと巻きながら登ってゆくコースです。

それにしてもこの辺の山はもう中秋なのに緑が多いなと思っていたら、笹と、はい松が植生の7割ほどを占め、他が草と広葉樹なんですね。

背の高い木が無く見晴らしは良いのですが、栗駒山とはまた違った秋の景色です。

 

Photo_2 1時間ほどで火口湖の阿弥陀池に到着。非難小屋も見えますね。

この池を囲むように主峰の男女岳、男岳、横岳、焼森がずらっと並び、これらを総称して秋田駒ケ岳と呼んでいます。な~んて知ったような振りをしていますがて私は今回が始めての山です。

この池から、まずは男岳に登ります。

 

Photo_3 もうここからは絶景の連続でした。

池をはさんだ隣の男女岳越しに岩手山がクッキリと見えます。「綺麗だ~、こんなに近いんだ~」

しばしボーゼンと眺めてしまいました。

 

 

Photo_4 こんどは足元をながめると、切り立った斜面の先に、かつてはあそこも小さいながら噴火口だったんだろうなと思わせる小岳(たぶん)が見えます。

なんとも不思議な風景ですが絶景です。

木道の登山道もすぐそばにありましたよ。

 

 

Photo_5 ちょっとそこから目を上にしてみると・・・。

遠くに早池峰山が見えました。(写真拡大して見てね、右上に見えますよ)

ここからもクッキリと大きく見えました。ちゃんとお隣の薬師岳を従えていましたね。

 

 

Photo_7  男岳からの景色ををすっかり堪能してから主峰、男女岳へ登ります。

写真右側端には田沢湖も見えます。山の上からはキッチリ見えます。もっと早く見えていたのですが、今日は山が主役です。

 

 

Photo_8 さっきまで登っていた男岳です。

頂上の先っちょに鳥海山が見えます。今日は本当に遠くの山まで見えました。

登ってくる人にたびたび、あの山は何かと聞かれました。まさか鳥海山まで見えるとは思っていなかったんでしょうね。

ちなみに男岳はあの薄っぺらな稜線を登って行くんですよ。

Photo_9 こちらは八幡平です。まん中の山ですよ。

その名のとおりなんて平らな山並みでしょう。

あそこからここまで来る縦走路があるんですよね。交通の問題さえ解決すれば、いつかは山小屋泊を重ねて歩いてみたいものです。

頂上では大阪から来たおばさんパーティーの写真を撮ってあげたりしました。さすが賑やかでしたね~。東北の秋を存分に楽しんでいってくださいね。

Photo_10 男女岳から横岳へ。

写真の左から右への稜線は、岩手県側の国見温泉からの横長根登山道です。火山性の砂礫でできた道で、岩手山を思い出しました。何組かの登山者が見られました。

ここから私は焼森、湯森山、笹森山をめぐって八合目登山口へと帰りました。所要時間5時間10分。

 

Photo_11 残念ながら10時を過ぎた頃から雲がかかってきて見通しが悪くなってきましたが、それでも存分に景色を楽しませてもらいました。

登山口からの標高差が300m程度と、あまりきつい登りも無く気軽にいろんな山の形態を楽しめる山だと思います。

写真の中央からやや右下が駐車場です。男女岳に斜めに登山道が走っています。

この登山で200枚も写真を撮ってきました。それだけ見所の多い山でした。紹介できたのはほんのわずかですみませんが、「ぜひ自分の目で見てきて下さい」と薦めたくなる山でした。

 

 

 

 

 

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東成瀬村の田園風景を見て

栗駒山登山の後、帰り道は秋田県の東成瀬村を通り岩手県奥州市を経由する道を選びました。

東成瀬村の稲刈風景を見たくてね。私の家の周りとは違う風景が見られます。

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Photo 稲刈もだいぶ進んできたようです。

田んぼの端には刈った稲を干すハセ掛けの風景が見られます。ハセ掛けは岩手県の北上山地の農村でも行われていますが、せいぜい2~3段です。ここでは5~7段の高~いハセ掛けが見られます。

 

 

Photo_2 これなどは7段掛けです。

田んぼのあぜ道に壁ができたように見えます。他の田んぼの分も持ってきて一箇所に集め、乾いた後の脱穀作業をしやすくしているんでしょうかね~。

昼休み時だったのでその辺は聞けませんでした。

 

 

Photo_3 村の真ん中を流れる清流「成瀬川」です。

栗駒山やその北西の山々からの水を集めてきれいな流れになっています。

村の田んぼは、この川の両岸から山の斜面に向かって開墾されています。山々に囲まれて日照時間も少ないことが、あの高いハセ掛けとも関係あるのかも・・・。

現在この写真を撮った地点から2Kmほど上流では成瀬ダム建設の最中です。

ダムができたらこの清流は濁った川になってしまいます。

 

Photo_4 「人に まちに うるおいを 成瀬ダム」と大書きされた看板が立っていましたが間違っていますよね。

人に まちに ではなくて、ゼネコンに族議員に天下り官僚にと正直に書き直して下さいね。

まだ本体工事にまで至っていないので、民主党政権になって建設方針が変わることを信じています。

 

本当はのんびりした記事を書きたかったのですが、ここに来ると最終的にこうなってしまいます。次回訪問時には良い報告をしたいものです。

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栗駒山の紅葉登山 09年

栗駒山に登ってきました。本当は秋田駒ケ岳に登る予定にしていたのですが、やはり地元の山がもう色付いてきたよと言う情報を聞くと、去年見逃していることもあり行かないわけにはいきません。

秋田駒ケ岳は来週末にとっておきます。

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Photo 須川登山口を8時に出発です。

この辺も少しづつ色づいてきていますね。来週末あたりが見頃でしょうか。とすると去年より一週間早いね。

目の前をスラリと背の高い、ペアの赤いヤッケがお似合いなカップルが登ってゆきます。それに比べ、メタボな私は今日も野暮ったい格好でソロ登山です。(ふんっ、俺は自由だ!

 

Photo_2 昭和湖に到着してビックリ。何にこのプレハブ!

どうやらここに公衆トイレを造るらしい。

簡易水洗で浄化槽付きらしく、外観も山小屋風にして環境にも配慮するらしいが、なにもこの昭和湖のほとりに造らなくてもいいじゃないの。荒涼とした風景と青い昭和湖の美しさの対比が売りもののここに

どこかに造らなければいけないという状況や、汚物の回収のしやすさ、だれもがここで一休みするからと言ったことでここになったんでしょうけど、登山道をはさんだ反対側などに造れなかったんでしょうか。ここではもう写真は撮れなくなりましたね。

Photo_3 昭和湖で落胆しましたが紅葉はきれいでした。

昭和湖を過ぎたあたりから頂上にかけてが紅葉の見頃でしたね。

 

 

 

Photo_5 宮城県側から来るコースと合流してすぐにある天狗岩を見上げて。

傾斜もなだらかな尾根道です。宮城県側と岩手県側の両方の景色がゆっくりと楽しめます。

でもこの辺から風がだいぶ強くなってきました。帽子も飛ばされそうなのでリュックにしまいます。

 

Photo_6 頂上のちょっと手前から撮りました。

真っ赤に染まった岩場越しに奥に見えるのが宮城県の中央コースです。もう中間点あたりまでしっかり色付いているようです。

本来なら、この時期の週末は数千人という人が登っているのですが・・・。

 

Photo_7 頂上で休憩しながら写真を撮っていて、ふと登山道を見ると、登山用スットックで開けられた穴の跡がたくさんありました。

午前10時ですでにこれだけ有り。今日も数百人登るだろうと思うし、明日はもっと多くの人が登るだろうと思います。これに雨が降ったら側の草は剥がれ落ちるでしょうね。

ストックを使うなとは言いませんが、その功罪を良く知った上で、先端に接地面積の広いゴムキャップをつけたり、もろい土の上では使わないとかの配慮が登山者として最低必要なマナーではないでしょうか。中高年の登山ガイドブックや、登山入門をテレビでもやっていますが、一番最初に大きく取り上げて指導すべきことだと思います。

Photo_8 帰り道、虚空蔵山方向を眺めて、やっぱり栗駒の紅葉はきれいだな~とつくづく思いましたね。

自分も毎年見に来たいし、いつまでも残しておきたいし貴重な故郷の財産ですよね。

今日も多くの子供たちが登って来ました。「疲れたけど登ってよかった」と言ってくれるような山のままにしておきたいですね。

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茨城の海を見て来ました

いつも美味しい料理とお酒を飲ませてくれる一関市の居酒屋のマスターといっしょに、茨城県のマスターの実家に行ってきました。

そんなに常連というほど飲みに行っているわけではないし、性格的にも全く違うマスターと私ではありますが、なぜかちょくちょくいっしょに旅に出かけます。

車の免許を持たないマスターにうまくおだてられてしまい運転手役になっていますが私も楽しんでいますよ。

19日の夜マスターのお店がかんばんになった(無理やりお客さんを帰してかんばんにしたと言った方がいいだろう)後に出発。1000円高速で茨城の水戸ICまで。朝4時過ぎに実家に着いて仮眠し、朝食をごちそうになった後、せっかく来たからと銚子の先っちょ、犬吠崎に行ってみました。

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Photo_3 犬吠崎に向かう途中、茨城と千葉の県境の銚子大橋を渡ります。

写真はちょっと傾いちゃいましたがここは利根川です。広~~~い、上流を見ています。信濃川、阿賀野川など日本の名だたる大河を見てきた私ですが、この広い川幅と水量は完全に一番ですね。

迫力はは北上川の3倍くらいはありました。まいりましたよこれは。

 

Photo 犬吠崎の灯台の下から海をながめます。

折りしも台風14号が沖合いを通過中。高波が次々と岸に押し寄せています。迫力ありました!

海岸に立つホテルの露天風呂にもしぶきは飛んでいるでしょうね。

さすが台風のテレビ中継で有名な犬吠崎だな~。

 

Photo_2

天気は青空も見えて良かったのですが、風は強かったですね。

それでも多くの観光客でいっぱいでしたよ。

灯台にも一般客が登れるようで、にぎわっていました。

連休ということもあって、ここまで来る道も渋滞が続いていました。

 

 

 

 

Photo_4 岬の先端には台風接近による侵入禁止になっているにもかかわらず、写真を撮りに行っているような人たちが数人いました。

波のしぶきがかかる場所で、見ているだけでも危険です。

「あなたたち、自己責任で侵入したんだから死んでも人のせいにするんじゃないよ」。

 

Photo_5 銚子の岬から日立の方まで続く海岸はずっとこのような広大な砂浜だそうです。

夏は大洗海岸などに代表される海水浴場があるのですが今はもう誰もいません。

広大がゆえに三陸の秋の海とも、日本海の冬の海ともちがった、もの寂しさが私には感じられました。

マスターにとっては子供の頃に見ていた海岸です。どう感じたんでしょうね。私には想いが及ばないところです。

マスターの妹さん宅でご歓待をしていただき、お土産までいただきました。普段、店ではお客さんにも遠慮無しに意見するマスターですが、兄弟に(兄弟だけでなく出会う人全部に)はこまめに気を使っているようで、どこに行っても歓迎されていましたよ。

21日夜に一関に帰ってきました。一面平地だけの茨城県海岸部は、目印となる山の無い始めて見る景色ばかりで、狩猟民族の私には(どこが?)迷子になってしまいそうでした。

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09年栗駒山の紅葉も始まったようです

今朝テレビを見ていたら、視聴者の投稿写真で「栗駒山の紅葉が始まりました」というのが紹介されました。「なに~、もう紅葉だって!!」と、テレビに顔を付けんばかりによく見たら、確かに山の斜面にちらほらと赤いものが。

これは確認せねばいかんと、午前中に用事を済ませ、いつもの深山牧場へ行きました。

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2

この写真で判るかどうかですが、確かに中央コースの半分から上と、東栗駒山の頂上付近が薄っすらと赤くなっているではないですか。

はっきりした赤ではないので本格的な紅葉ではないようですが、やっぱ今年は去年よりさらに早いようです。

今月の28~30日あたりに秋田側から登って紅葉を見に行こうかなと思っていましたが、様子を見ながら早めに行くようにしないと、去年のように見逃してしまいそうです。

Photo 家の近所でも稲刈が始まりましたよ。

大型機械が入らない場所から、棒掛け(このへんでは”ほんにょ”といいます)にしてゆきます。

本格的な稲刈は今月末から10月始めにかけてでしょうか。稲が充分乾燥してからですね。

台風が心配ですが。 

 

Photo_2 近所の家に生まれた子猫です。家猫ではなく勝手に家の周りに住み着いた野良猫の子供です。

やっぱりかわいいですね~。癒されます。

子猫は4匹いるのですが他人が近づくとすぐに逃げて物陰に隠れます。やっと一匹だけ写真に撮りました。

母猫はいるのですが父猫は不明。ブログのプロフィールの写真にのせている、うちに餌だけ食べに来る「トラ君」が怪しいのですが。他の3匹はトラ君と同じ色のトラ猫で、この子は色は違うが顔がそっくりなんだよな~。

トラ君に聞いても知らん顔だし。

たびたび餌を持って行き手なづけてみようと思います。

それにしても今朝の投稿写真、どう見てもイワカガミ平からの写真だよな~、どうやって撮ったんだろう? 工事関係者の方かな?

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彼岸花も咲き始めました

大崎市古川まで用事があり行ってきました。国道4号線を南下。古川の市街地の北の端にある羽黒山公園脇を通ったら赤いものがちらちらと見えます。

おお~! 彼岸花がもう咲き始めたか。用事を済ませて帰りにさっそく寄ってみました。

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Photo 4号線から狭い路地に入って駐車場に車を止め、小高い丘になった公園へ登ってゆきます。

満開にはまだまだの三分咲きと言ったところでしたが鮮やかな赤色の彼岸花とそのつぼみが一面に咲いていました。

 

 

Photo_2 見物のみなさんもちらほら。「今年ははえ~な~、やっぱり涼しいっかが~」などと語りつつ見物していましたよ。

去年見に来たのが24日でちょうど満開でしたが、今年はこの分だとお彼岸に入った20日・21日頃が見頃でしょうか。

 

 

Photo_3 咲いている場所によっても咲き具合が違って、北側の斜面のほうが早くてほぼ満開でしたね。

すーと茎が伸びてその先に真っ赤で、複雑だけど決して華美ではない花が付いています。本格的な秋を感じさせますね。

シルバーウイークのドライブコースの一つにいかがでしょうか。

金曜日にまた古川に来るので、その時も寄ってみましょう。

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「09年 みんなでしあわせになるまつり」盛況でした

晴れたり雨が降ったりの日曜日でしたが、地元栗駒の岩ヶ崎で「みんなでしあわせになるまつり」が開催され、大いに盛り上がりました。

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Photo 今年で4回目のこのお祭りのメインは、レトロな車がたくさん展示されゆっくり見て回れる、というのがすっかり定着。今年もたくさんの車好きの皆さんとその家族の方が集まってくれました。

遠くは青森や福島からも昭和30年代製の車を展示しに来てくれたようです。同じ仲間と再会し、車談義も楽しいのでしょうね。

 

Photo_2 仙台からは今年も懐かしいボンネットバスが来てくれました。

もちろん乗車会は大人気! 満員の乗客を乗せて発車です。

 

 

 

Photo_3 車にちなんだフリーマーケットも何件も出店していましたよ。

ミニカーのお店はやっぱり男の子に人気です。あまりの種類の多さにビックリして、真剣になって品定めです。

 

 

Photo_4 アトラクションでは、地元、岩ヶ崎高校吹奏楽部の演奏や栗駒のみなさんのよさこい踊り、一迫の子供たちがバトントワリングなどを披露してくれました。

みなさん足を停めて見入っていましたよ。

地元のみんなで創るお祭りという感じがしますね。

 

 

Photo_5

日本盲導犬協会からも、盲導犬カイム君を連れて教育の仕方を説明してくれました。

「言う事をきいたらすぐほめてやることが大事です」とは、普通の飼い犬でも同じですよとの事。犬だけでなく人も同じですよね~。

 

 

Photo_6 私がちょっとだけ出展を手伝った、「岩手・宮城内陸地震 ありがとうこの一年 写真展」もおかげさまで盛況でした。

来年は私の所属する写真愛好会の写真展が出展できればいいなと思いましたね。

 

 

Photo_7 屋台も多数出店し、お昼時はごらんの通りお客さんでいっぱいです。

みなさん本当にご来場ありがとうございました。少しでも幸せな気分になってもらえましたでしょうか。

来年も来てくださいね。

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今年も「みんなでしあわせになるまつり」へ

暑くも寒くも無く、気持の良い天気が続いています(それを秋と言うんだよ)。

そんな中、今週末の日曜日(9月13日)、栗原市栗駒の六日町通りを中心として、「みんなでしあわせになるまつり」が開催されます。

去年の様子はアーカイブの08年9月でご確認を。

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Photo 今年で4回目です。

去年は期せずして(だれが予想するか)、震災にみまわれた中での開催でしたが、多くの皆さんに来ていただき、本当に元気をいただきました。

塩釜女子高のスイングガールズのみなさん、わざわざ来てくれて楽しい演奏ありがとうね。一番の思い出です。

今年もいろんな催しものがいっぱいです。

昭和の車の展示、レトロバスの乗車会、気球試乗会、岩ヶ崎高校吹奏楽部の演奏、栗駒のみなさんのよさこい演舞。などなど見て回りきれないほどですよ。

Photo_2 そんな中私は、岩手・宮城内陸地震「ありがとうこの一年」と題して、震災から復興までの様子を紹介した写真展の準備を手伝いました。

展示会場が狭かったので写真の数が限定されましたが、多くのみなさんからご支援をいただいて、その結果を報告するのは受けた側の最低の恩返しだと思います。せひ御覧になってください。

まだ復興途中ですけどね。

ぜひ今週末は栗駒へいらしてください。ちょっと混むと思いますが

 

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初秋の室根山から

朝起きたら雲ひとつ無い青空。こんなに良い天気は久しぶりなので、高いところから遠くの景色を眺めてみようとさっそく出かけてみました。

最初は平泉の束稲山に行こうと思ったが、北の方は雲が出ていたので、では東の室根山へ行って見ましょう。

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Photo_5 一関市室根町に着いた頃にはこちらも雲が出始めていました。というか流れてきたんでしょうね。

リンゴ畑から室根山を眺めてみます。高原のリンゴ畑という雰囲気が出ています。実はまだ色付き始めたばかり。さすがに先日の栗のようにいただくわけには行かず目で楽しみます。条件反射でツバが出てきましたが。

 

Photo_6

ほとんど頂上にある駐車場に車を停めて、本当の頂上には歩いて3分。お手軽です。

気仙沼の大島もよく見えます。雲はだいぶ高いところにあるようです。

しばらくベンチに腰掛け景色を楽しみます。早池峰山は雲の中だ。焼石と栗駒はクッキリ見えました。

 

Photo_7 こちらは陸前高田方面です。

筋状の雲が秋らしいですね。かえって雲があって良かったかな。無かったら真夏と区別できなかったでしょうね。

それにしても秋の空はどうしてこんなに高く感じるんでしょうね。あきらかに春とは違います。

 

Photo_8

室根山の北斜面は大東町の広大な牧場になっています。隣接してキャンプ場や野外活動施設、バーベキューや蕎麦などの食事が出来る店もあります。

牧場では多くの牛がのんびり草を食べています。

遠くに五葉山と愛染山が並んで見えます。今年は登れそうにないかな。

 

Photo_9

帰り道、あちこちで車を停め道草をしながら帰ります。

水沢付近で休耕田にコスモスを植えているところが何箇所か有りました。もうすっかり満開なんですね。

黄金色に色づいた稲のそばで私の身長よりも高く伸びたいろんな色のコスモスが風にたなびいています。

 

Photo_10 青空を背景に撮って見ました。

確実に秋がやってきています。

天気は良かったけれど長袖シャツでも暑くなかった今日でした。

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天気も良く市民運動会

久しぶりに晴れ渡たった青空のもと、栗原市栗駒の各地区では市民運動会が行われました。旧栗駒町時代からずっと9月の第一日曜日に開催されています。今年は天気の割りに暑くなくてよかった~。

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Photo 開会式に集まった選手団。厳粛に式が進行していますが・・・。

なにやら怪しげな猿の着ぐるみ君が二人。ただ面白い格好で出てきただけなのかなと思いきや・・・

 

 

 

Photo_2 「選手宣誓」と告げられると、おお~っ!なんと二匹が(二人だよ)前に出て行き選手宣誓を始めたではないか!

会場全体が大笑い、一気に盛り上げてくれました。30前後(たぶん)の若者でした。近年地域の行事に参加する若者が非常に少なくなっている中でうれしいね~。

 

 

Photo_3 いよいよ競技が始まりました。

これは自転車のタイヤのリムを使い棒を添えて回す「たが回しリレー」です。懐かしいでしょ。昔からの遊びですよね。

お年寄りのほうがうまいんですよね。

 

 

Photo_4 こちらは定番の綱引きです。

これが力が入るんですよ。一回引いただけで次の日は筋肉痛必至です。

 

 

 

Photo_5 応援合戦も見ものです。こちらは毎年奇抜な応援を披露してくれる地区の皆さんです。

今年も期待にこたえてくれました。スナック菓子の袋を手書きで拡大した衣装を着ての応援です。発想が面白いね~。

 

 

Photo_6 子供たちからお年寄りまで13競技を楽しみました。

最後は男子800mリレー。一周200mのトラックを一人一周づつ走るのですが、やっぱりありました、トップで走ってきた選手がゴール手前15m前で転倒、後続の選手皆に抜かれて結局ビリになっちゃいました。日ごろ運動していないと、頭で考えたスピードに体がついていけなくなるんですね。

私もかつて35歳ぐらいにありましたよ、それからは前半でオーバーペースにならないようにセーブして走っています。

かつてはリレーメンバーの常連でしたが、病気してからジョギング程度は走れるのですがまだ全力で走ったことがありません。来年は出場できるように鍛えましょう。

今年はうちの地区が総合優勝でした。ということは来年はうちの地区が選手宣誓の担当になります。リーダーの方、今から考えておかないといけませんね~。

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栗の実が落ち始めて

いつもの年ならまだまだ残暑に苦しんでいる頃なのですが、今年はすでに秋気分です。

私の日課のウォーキングコースにある栗の木は、すでに実をみのらせ落としていましたよ。

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Photo 川沿いに立っているこの栗の木は、毎年近所でまっ先に実を落とします。

今年もたくさんの実がなっていました。

栗の実を見るとますます秋だな~と感じますね。

 

 

Photo_2 地面にも口を開けた栗のいがが数個落ちていました。

ちょっと失礼して実を一個だけいただきます。皮をむいて渋皮をとって生で食べてみます。「カリッ、コリッ」と音を立てて食べると、じわっと甘さが口の中に広がります。

毎年必ず一個は生で食べて昔を思い出してみます。この時期の貴重なおやつでしたからね。

Photo_3 本格的にな栗の実の収穫時期は9月中旬でしょうか。お彼岸には栗ご飯にしてご先祖様にお供えします。それもまた楽しみです。

オニヤンマに代わって小さいトンボたちが増えてきました。

今夜は満月ですね。空も雲が無くなってきました。

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有備館で琵琶の音を聴く

日中でも肌寒い日が続き、すっかり秋の気分になっております。今日も長袖シャツで過ごしました。

そんな中、大崎市岩出山の有備館(正式には旧有備館と呼ぶらしい)で、熊田かほりさんの琵琶コンサートが開催されるということで行って来ました。今日は格調高いですよ!

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Photo 有備館は岩出山伊達家の学問所だった所です。

私も今回初めて訪れたのですが、学問所の建物や茶室などが、広い庭園の池や木々の美しさとマッチしてなんとも言えない落ち着きをかもし出しています。

これで池の水がもうちょっときれいだったら完璧です。

 

Photo_2 モミジや桜、竹などの葉が色々な緑色を出してくれてきれいでした。

こんな庭園の中で琵琶演奏とそれに合わせて語られる(謡われるという言い方のほうがいいのかな?)平家物語などの一文を楽しみます。

 

 

Photo_3 奏者の熊田かほりさんは栗原市築館の出身で、高校は私の後輩でもあります(親子ほどの歳の差はあるが)。そんなこともあり応援の気持もあって来たような観もあります。

早稲田大学時代に琵琶と出会い、あっという間に数々の邦楽コンクールで入賞し、若手を代表する琵琶奏者になりました。一方で洋楽器とのコラボや和楽器のフュージョンバンドを作って海外でコンサートを開くなど新しい琵琶の可能性にも挑戦しているようです。すごいね!

観客とは池を挟んだ対岸に、お茶の野立てのようなこじんまりしたステージに熊田さんが現れ、いよいよ始まります。

 

 

Photo_4今日は「那須与一」や「敦盛」などの古典代表曲の他にオリジナル曲など計6曲を演奏してくれました。

東北ではなかなか聴くことの出来ない琵琶の演奏に200名以上も集まった観客の皆さんは真剣に聞き入ります。

琵琶の音も物語りも古いものではあるのですが、私にとっては新らしいものに聞こえますね。

 

Photo_6 コンサートを終えて観客の皆さんの所へごあいさつ。たちまちカメラのモデルさんになってしまいました。絵になる人だものね~。

私も近くでお会いします。まだまだ24歳(おそらく)、キュートな現代っ子という感じにも見えましたが、終始笑顔でカメラに向かい、色々な質問にも丁寧に答えてくれまました。またたくさんのファンが増えたようですね。

邦楽というと聴く方は、堅苦しさだったり難しそうだという先入観が有ったのですが彼女によって変わってきましたね。これからもがんばってください。

今年の東京岩高会総会は10月31日に行われるそうですが、同窓である熊田さんの演奏もあるそうです。同窓の皆さん、ぜひ出席して聴いてみてはいかがでしょうか。

 

Photo_7 庭園の外にあるモミジには少し赤くなってきているものも有りました。早く色が変わる品種のようです。

庭園内のモミジの紅葉は11月が見頃とのこと。ぜひまた来てみよう!

 

 

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