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秋田駒ケ岳紅葉登山 09年

30日は天気が良くなりますよと言う天気予報にノセせられて、行ってきました秋田駒ケ岳。良かったです~! 最高でした。

自由業ゆえの成せる技、昨日(29日)の夜に秋田県側の八合目登山口にある駐車場へ到着。車中一泊し(馴れたものです)今日の朝から登山開始です。

週末はマイカー規制が有りシャトルバスでしか登山口には入れないので、平日をねらっていました。

 (どの写真もクリックすると大きくなります)

Photo

朝5時10分に起き朝食、身支度を整え、コーヒーなどを飲みながら朝霧(低い雲かな?)が晴れるのを待ちます。

私と同じ泊まりはもう一人いました。6時を過ぎると次々と駐車場に車がやってきました。皆さん今日をねらって来ましたね。

私は6時50分に登山口を出発です。

 

11 駐車場からも見える秋田駒ケ岳の主峰、男女岳(女目岳とも言う)を西側からぐるっと巻きながら登ってゆくコースです。

それにしてもこの辺の山はもう中秋なのに緑が多いなと思っていたら、笹と、はい松が植生の7割ほどを占め、他が草と広葉樹なんですね。

背の高い木が無く見晴らしは良いのですが、栗駒山とはまた違った秋の景色です。

 

Photo_2 1時間ほどで火口湖の阿弥陀池に到着。非難小屋も見えますね。

この池を囲むように主峰の男女岳、男岳、横岳、焼森がずらっと並び、これらを総称して秋田駒ケ岳と呼んでいます。な~んて知ったような振りをしていますがて私は今回が始めての山です。

この池から、まずは男岳に登ります。

 

Photo_3 もうここからは絶景の連続でした。

池をはさんだ隣の男女岳越しに岩手山がクッキリと見えます。「綺麗だ~、こんなに近いんだ~」

しばしボーゼンと眺めてしまいました。

 

 

Photo_4 こんどは足元をながめると、切り立った斜面の先に、かつてはあそこも小さいながら噴火口だったんだろうなと思わせる小岳(たぶん)が見えます。

なんとも不思議な風景ですが絶景です。

木道の登山道もすぐそばにありましたよ。

 

 

Photo_5 ちょっとそこから目を上にしてみると・・・。

遠くに早池峰山が見えました。(写真拡大して見てね、右上に見えますよ)

ここからもクッキリと大きく見えました。ちゃんとお隣の薬師岳を従えていましたね。

 

 

Photo_7  男岳からの景色ををすっかり堪能してから主峰、男女岳へ登ります。

写真右側端には田沢湖も見えます。山の上からはキッチリ見えます。もっと早く見えていたのですが、今日は山が主役です。

 

 

Photo_8 さっきまで登っていた男岳です。

頂上の先っちょに鳥海山が見えます。今日は本当に遠くの山まで見えました。

登ってくる人にたびたび、あの山は何かと聞かれました。まさか鳥海山まで見えるとは思っていなかったんでしょうね。

ちなみに男岳はあの薄っぺらな稜線を登って行くんですよ。

Photo_9 こちらは八幡平です。まん中の山ですよ。

その名のとおりなんて平らな山並みでしょう。

あそこからここまで来る縦走路があるんですよね。交通の問題さえ解決すれば、いつかは山小屋泊を重ねて歩いてみたいものです。

頂上では大阪から来たおばさんパーティーの写真を撮ってあげたりしました。さすが賑やかでしたね~。東北の秋を存分に楽しんでいってくださいね。

Photo_10 男女岳から横岳へ。

写真の左から右への稜線は、岩手県側の国見温泉からの横長根登山道です。火山性の砂礫でできた道で、岩手山を思い出しました。何組かの登山者が見られました。

ここから私は焼森、湯森山、笹森山をめぐって八合目登山口へと帰りました。所要時間5時間10分。

 

Photo_11 残念ながら10時を過ぎた頃から雲がかかってきて見通しが悪くなってきましたが、それでも存分に景色を楽しませてもらいました。

登山口からの標高差が300m程度と、あまりきつい登りも無く気軽にいろんな山の形態を楽しめる山だと思います。

写真の中央からやや右下が駐車場です。男女岳に斜めに登山道が走っています。

この登山で200枚も写真を撮ってきました。それだけ見所の多い山でした。紹介できたのはほんのわずかですみませんが、「ぜひ自分の目で見てきて下さい」と薦めたくなる山でした。

 

 

 

 

 

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