茨城の海を見て来ました
いつも美味しい料理とお酒を飲ませてくれる一関市の居酒屋のマスターといっしょに、茨城県のマスターの実家に行ってきました。
そんなに常連というほど飲みに行っているわけではないし、性格的にも全く違うマスターと私ではありますが、なぜかちょくちょくいっしょに旅に出かけます。
車の免許を持たないマスターにうまくおだてられてしまい運転手役になっていますが私も楽しんでいますよ。
19日の夜マスターのお店がかんばんになった(無理やりお客さんを帰してかんばんにしたと言った方がいいだろう)後に出発。1000円高速で茨城の水戸ICまで。朝4時過ぎに実家に着いて仮眠し、朝食をごちそうになった後、せっかく来たからと銚子の先っちょ、犬吠崎に行ってみました。
(どの写真もクリックすると大きくなります)
写真はちょっと傾いちゃいましたがここは利根川です。広~~~い、上流を見ています。信濃川、阿賀野川など日本の名だたる大河を見てきた私ですが、この広い川幅と水量は完全に一番ですね。
迫力はは北上川の3倍くらいはありました。まいりましたよこれは。
折りしも台風14号が沖合いを通過中。高波が次々と岸に押し寄せています。迫力ありました!
海岸に立つホテルの露天風呂にもしぶきは飛んでいるでしょうね。
さすが台風のテレビ中継で有名な犬吠崎だな~。
天気は青空も見えて良かったのですが、風は強かったですね。
それでも多くの観光客でいっぱいでしたよ。
灯台にも一般客が登れるようで、にぎわっていました。
連休ということもあって、ここまで来る道も渋滞が続いていました。
岬の先端には台風接近による侵入禁止になっているにもかかわらず、写真を撮りに行っているような人たちが数人いました。
波のしぶきがかかる場所で、見ているだけでも危険です。
「あなたたち、自己責任で侵入したんだから死んでも人のせいにするんじゃないよ」。
銚子の岬から日立の方まで続く海岸はずっとこのような広大な砂浜だそうです。
夏は大洗海岸などに代表される海水浴場があるのですが今はもう誰もいません。
広大がゆえに三陸の秋の海とも、日本海の冬の海ともちがった、もの寂しさが私には感じられました。
マスターにとっては子供の頃に見ていた海岸です。どう感じたんでしょうね。私には想いが及ばないところです。
マスターの妹さん宅でご歓待をしていただき、お土産までいただきました。普段、店ではお客さんにも遠慮無しに意見するマスターですが、兄弟に(兄弟だけでなく出会う人全部に)はこまめに気を使っているようで、どこに行っても歓迎されていましたよ。
21日夜に一関に帰ってきました。一面平地だけの茨城県海岸部は、目印となる山の無い始めて見る景色ばかりで、狩猟民族の私には(どこが?)迷子になってしまいそうでした。
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