冬の準備 3
めっきりと冬らしくなってきました。家では着々と冬の準備です。
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物置前の軒下には、沢庵漬け用のダイコンがずらりと吊り下げられています。
漬ける前に乾燥した風にさらし、ある程度水分を抜いてから漬けます。
漬ける時にいっしょに入れる「米ぬか」も買って来ました。最近は近所の農家でも自分の家で精米するところが少なくなり、スーパーで買ってこなくてはいけません。
漬物で食べる量も限られるので、残ったものは生で保存です。
畑に大きな穴を掘って稲わらを敷き詰め、ダイコンを並べ、またわらをかぶせ、その上を杉の葉で覆い、最後に土を被せるのが家の母流の保存方法です。
明日は雨が降るそうなのでビニールも掛けています。
この冬は、おでんやダイコンの煮付けなどの料理が多く食卓に上がることでしょう。
食べられるまでにはまだまだかかりますが、待ち遠しいところです。
干し柿が食べ飽きられる頃にはいっそう寒さも増し、この場所には凍み(しみ)ダイコンが干されることでしょう。
いずれも昔から延々と続けられてきた食べ物の保存方法ですね。
食に関する知恵には感心させられます。
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