小僧不動尊の寒中みそぎ
この冬一番の寒波に包まれた昨夜、栗原市一迫小僧地区の小僧不動尊で「寒中みそぎ」がおこなわました。
雪を心配しつつも、地元栗駒のどんと祭で正月飾りを燃やして今年の無病息災をお祈りした後、小雪の舞う小僧地区に向かいました。
(どの写真もクリックすると大きくなります)
心配していた雪は思ったほど深くは無かったのですが、やはり寒いね~
。
今年で30回目を迎える行事です。不動の滝は準備万端。みそぎの参加者を今や遅しと待っています。しかし寒そうだな・・・
7時過ぎ、いよいよ神社でお払いを受けた参加者のみなさんが滝つぼの周りにやってきました。
みそぎの様子を見よう、いっしょに厄を・けがれを落としてもらおうというみなさんも大勢周りを取り囲んでいましたよ。
テレビ局も三社ほど取材しています。
滝つぼに入る前の気合入れ兼準備体操(たぶん)を大きな声を出して始めました。
念入りにして事故のないようにお願いします。
それにしても下帯一枚、足にはわらじを履いただけのきわめてシンプルないでたち。気合を入れなきゃやっていられませんね。
今年の参加者は18人ぐらいかな。3班に分かれて交替で滝つぼに入り桶で水を体にかけます。
わざと勢いよく水をかけ観客にもしぶきが飛ぶようにしてご利益を分けてくれました。
ひとしきり水を浴びると次の班が入ります。
水から上がる時はさすがに寒そうですね。
小雪も舞っています。
水に入ったり上がったりを3~4回くり返した後に最後の入水になりました。
さらに気合をかけます。
女性の参加者も1名、外国人も1名いましたよ。貴重な体験になったでしょうね。
私もカメラの手を休め、みなさんに習って陸上からではありますが手を合わせお祈りを・・・。
「この一年家族の健康をよろしくお願いします」
みそぎを済ませて、〆のお払いをしてもらうため神社に向かうみなさんです。
最後まで気を抜かず注意して雪道を歩いていますが、みなさんの顔には大きな満足感とちょっとだけ安堵の様子がうかがえました。
本当にお疲れ様でした。後はカゼをひかないように直会で体を温めてください。
おかげで私も元気をいただきました。今年もがんばりますよ。
会場には初めてお逢いするブログ仲間の「きゅうりやのばんちゃん」も、お友だちを連れてわざわざ登米市からやってきていました。
私より少し年上の皆さんですがすごい元気です。取材の仕事を終えた放送局の若いイケメンお兄さんをつかまえて記念写真を撮ってくれとお願いしたり、祭りを手伝っている地元の皆さんに運営の方法を聞いたりしていました。
私もこの積極性を見習わないといけないな。今年の第一の心がけにさせていただきます。
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