手造り車中泊仕様車はこれです
今年も行くであろう旅にそなえて、昨年はほとんど使用しなかった車中泊用装備が、カビが生えてしまっていたので掃除を兼ねて公開します。myoujinさん見てね。
(どの写真もクリックすると大きくなります)
相棒になってくれてもう5年になるんだな~。東北のほとんどを走ったし、遠くは長野旅行も行ったね。上高地には君を連れて行くことはできなかったけど、安曇野はきれいだったね・・・・・・。なんて思い出しながら。
そんな愛車の2列目の左側のシートと肘掛を倒して準備です。
コンパネと角材を使って仕上げた大小三つの箱がメインです。まずは寝床を作りますよ。
その上にコンパネを内装に合わせた形に切って、銀マットを敷いた板を使います。
銀マットは銀のアルミ面を下にします。(ツルツルすべるのがいやなんですよね。)
なんとなくわかってきましたね。
二列目の右側の座席には、なんら影響を与えないようにします。
広くてフラットな床が現れたではありませんか!
そうです、これが寝床のスペースです。
この形もすべて計算しつくされているのです。
この通り、板の上にホームセンター製の上半身だけのマットを敷き、シュラフは封筒形のものを使用。枕はいつも使っているやつを持っていきます。
けっこう広いでしょう。
敷いている板のコンパネは長辺方向は切っていないので182Cmのままです。
充分ゆったりしていますよ。
後ろから見るとごらんの通り、土台の箱の中には引き出し式のプラスチックボックスが入れられる用になっています。
旅の間は着替えやタオル類を入れています。
隣には生活必需小物(充電器各種、洗面道具、ひげそり、ランタン、などなど)が入っています。
その上の発泡スチロールの箱には言うまでも無くビールが入っているのでした。
以上がだいたい2007年までに造ったものですが、最近、不便に感じて造ったのこれです。
なんだこりゃ。てな感じでしょうがこの形にも必然性があるんですよ。
天面には100円ショップで買ったすべり止めシートを敷いています。
これで急ブレーキをかけてもカメラなどの機材が落ちる心配も有りません。
モバイル契約をしているパソコンも置けますし、食卓にもなります。
愛車の改善の最初は、ハイルーフであるモビリオの、内部の頭の上に小物置き場としてのネットを張ったことでした。
ホームセンターで伸縮パイプとネットを買ってインシュロックで取り付け、その後からカーテンも取り付けました。
地図や雑誌の置き場に、濡れたタオルの物干し場にと重宝していますよ。ここから始まったんですね~。
だったら最初からフルフラットシートにできるワゴン車にすれば良かったじゃないの。という意見も有るでしょうね。
普段この車には病院通いをする母や、近所のおばあさんもよく乗るので、乗りやすくてドアも開けやすい(二列目は両側電動スライドドアです)この車を選びました。
日常を優先しないと長くは続きませんからね。
長くなりましたが、2泊ぐらいでは使いませんが3泊以上になるとこの装備で旅に出ます。
今年は、できれば北海道の遠い親戚をたずねて旭川まで行きたいな、ついでに大雪山や日高の山にも登りたいななどと思っています。
ぜひこの装備がフル稼働できるような一年にしたいですね。
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コメント
Q太郎さん、今年もよろしくお願いいたします。
私と同い年でしたか!。冬は雪山を登り、夏は沢登りとハードな山行をしてらっしゃるので、私よりずっとお若いのかなと思っていました。
震災からの復興につきまして、私も地元にいながら何の役にも立っていませんでしたが、少しでも何かできないかと、地元の新聞社が運営するネット上のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に地元の情報を発信するブロガーとして登録しました(本名で登録)。
地元栗原市の観光情報やイベントの告知、震災の復興情報を投稿し、それを見て少しでも栗原に足をはこんでくれる人が増えてくれればと思っています。
今年はQ太郎さんに近づけるよう、少しハードに山に挑みたいと思います。
投稿: 栗太郎 | 2010年1月21日 (木) 19時26分
俺はレガシーワゴンなので、子供がお昼寝で使った布団+シュラフで眠っています。キャンプ用の折りたたみテーブルも積んでいますが、頭がつっかえるのが難点かな・・・
>40代最後の年ということで、俺も同い歳です。
先日の震災に纏わる様々なテレビで皆さんの復興ぶりはもちろん、あの震災を契機にNPOを立ち上げ現在もなお活躍されている人々に大いに感動しました。
同時に、かつて被災した経験をフィードバックできていない自分が腹立たしく、無力感と失望を感じる今日この頃。
防災人として残りの10年、微力ながらも意義ある時間を過ごしたいと思います。
投稿: Q太郎 | 2010年1月21日 (木) 13時15分
myoujinさん、こんばんは。
私の場合は、柔らかすぎると腰が痛くなるので、コンパネにせんべい布団ならぬ安マットで快適です。
また目隠しも耳栓もしませんね。けっこう気にせず眠れる方です。
でもたまにはうるさくて眠れないこともありました。昨年の夏、山形県遊佐町の道の駅「鳥海」で、夜中にいきなりそばを走る国道7号の夜間舗装作業が始まったのにはまいりました。
こんな時もあるさとあきらめて雑誌を読んだりして起きてましたよ。
また、ほとんどの長距離トラックが朝までエンジンを掛けっぱなしで寝ていますので。彼らには最初から近づかないようにしています。温暖化問題の点からも改善してほしいものです。
大雪山に行く時は連絡しますので、アドバイスよろしくお願いします。
投稿: 栗太郎 | 2010年1月20日 (水) 22時25分
栗太郎様
大変参考になりましたよ。
そうか、コンパネで台を作られたのですね。
私はそのままで下にマットや毛布を敷いて
段差解消とかしていたのですが
どうしても安眠できませんでした。
枕も自前のものとは徹底していますね。
さすがですね、もう一つお聞きしますが
寝られるときには安眠マスク(目隠し)や
耳栓もお使いになられますか。
私はこれらがないとやっぱり不安です。
北海道の大雪に登られるときには少しですが
情報を差し上げられますのでおっしゃってください。
投稿: myoujin | 2010年1月20日 (水) 19時52分