2010年初登山は翁倉山
行こう行こうと想ってはいたのですが、なかなか機会が無かった今年の初登山。
桜の満開もまだだし、天気は最高らしい今日、石巻市河北町と登米市津山町にまたがる翁倉山(おきなくらやま 532m)に登ってきました。
(どの写真もクリックすると大きくなります)
ヨシ原で有名な北上川河口沿いの道から、この辺りでは唯一の温泉「追分温泉」への道に入ると間もなく翁倉連峰(勝手につけました)が見えましたね。どこが主峰か見分けがつきませんでしたけど
林道が狭くなる手前が駐車場。7時50分登山開始です。
歩き始めてすぐに、どう見ても林道脇の斜面としか思えないところが登山道だよという看板あり。え~~ここを登るのかい、という急斜面を、本当かよとつぶやきながら登ります。
急斜面を登ること10分。やっとゆるやかな広葉樹と赤松に囲まれた登山道に・・・
45分ほどきつくない道です。のんびり鳥の声を楽しみながら歩きます。きつつきの木をつつく(当たり前か?)音も聞こえましたよ。
頂上近くに急な登りが二ヶ所あり。あえぎながら登り、一休みすると木々の間から遠く北上川河口と長面(ながづら)の海岸が見えたんだな~。
木々はまだ葉っぱを出す前ですが、葉っぱが出てきたらこの景色も見えなくなるんでしょうね。ある意味この時期に登って正解かな。
上り始めて1時間20分、やっと頂上到着です。
遠く志津川湾が見えますね。松の木が多く展望はあまり良くないのですが、志津川の海はよく見えました。
頂上のちょっとした草原で一休み。
新北上大橋も見えたね。橋を向こうに渡って一山超えると雄勝町だ。
水蒸気が上がってモヤがかかったようで、クッキリと見えないのがくやしい。
頂上であんぱんを食べながら30分ほどのんびり休んでから下山開始。
下山途中、頂上前の急な登りで今日始めての私以外の登山者と遭遇。
仙台から来たおじさん、なんと77歳だそうです。出身が志津川で、故郷が見えるこの山に登りに来たそうです。もともと山好きで、「若い頃は遠くの高い山ばかり登ってきたけど、歳とってからは故郷に近い低い山が恋しくなってね・・・」なんて話をしてくれました。
急斜面をゆっくりゆっくり登る姿に、「頂上から志津川の町がよく見えましたよ、お気をつけて」と声をかけて分かれました。天気は良いし急ぐことはない、マイペースでね。
駐車場に戻って、下山に50分。
車を走らせたなと思ったら団体登山のみなさんが20名ほど、ちょっとはなれたバス駐車場から歩いてきました。ちょっと雲が出てきて風も強くなってきましたが皆さんで楽しく登ってください。
今年の初登山は無事に楽しく登れました、あとどれくらい登れるか楽しみです。
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