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2010年4月の投稿

栗駒山登山口への道開通

4月28日に震災以降不通になっていた栗駒山の宮城県側メイン登山口である「いわかがみ平」への道が、1年10ヶ月ぶりに通行止め解除になりました。

本当に待ちわびた開通だった。やっと今日、天気も良くなったので行ってきましたよ。

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道路の途中には何箇所も復旧工事の跡が見られ被害の大きさがうかがわれます。

雪も途中のハイルザームあたりまでは道の脇には見られなかったのですが、さすがに標高が高くなるに連れてごらんの通り雪がのこってますね~。

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いわかがみ平の駐車場に到着。

一番奥の駐車場の一部は雪で埋まっています。いつものゴールデンウイークだと子供たちがソリ遊びをする風景もあったのですが、さすがに今年はないだろうな。

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ちらっと見える栗駒山山頂。ここまで来ると頂上の大きな標識と、駒形根神社奥の宮の祠が見えますよ。(270mm望遠レンズ)

なんかスキーで滑ったような跡も見えましたが・・・・・。

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いわかがみ平からの展望もなつかしいですね~。

斜面が崩れてしまった駒の湯の、復旧はかなわないだろう「いこいの村栗駒」の建物、かすみがなければ崩落してしまった窓滝周辺も見えるんだろうな・・・・・・・・。

悲しい風景も目に入りますが、未来に向かって行かないとね。

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登山道は中央コース、東栗駒コース、世界谷地からの大地森コース、湯浜コースが通れるそうです。

裏掛コース、表掛(御沢)コース、温湯からのコースは通行できませんのでご注意を!

世界谷地も第一湿原のみ入れて、第二湿原は木道が壊れているらしく立ち入りできないそうです。

5月23日(日)には山開きも行われます。ふだんは単独登山が基本の私もこの日ばかりはみんなで登山再開を祝おうと参加したいと思っています。

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雨のち桜見物

今日は午前中、栗駒山に向かう途中の荒野で「昭和の日植樹会」が行われました。

昨日の大雨と今日は濃霧で植林地のコンディションはよくなかったのですが100ほどの参加で500本の広葉樹の植樹もあっという間に終了。みなさんお疲れ様でした。

終わったと思ったらまた雨が降り出します。こりゃ午後は何もできないなと家でのんびりしていたら、3時ごろから急に晴れ出した。こりゃまた青空が出たのなら桜を見に行こうと出かけましたよ。

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ゴールデンウイークに栗駒に帰省する方もあろうかと、栗駒岩ヶ崎の開花状況です。

伝創館及び栗駒病院南側の三迫川河川敷の桜です。八分咲きでしたね。1日以降は見頃ですよ。

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草も緑色が濃くなってきて、桜の薄ピンクが引き立っています。

河川敷公園の草の上でお花見をやったら最高だねえ~。連休中は天気も良さそうだし気温も高くなりそうだ。農作業の打ち上げにはお花見を・・・だね!

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ほんとにすっかり青空になってきた。

空の青が目にしみるね~。

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鶴丸城跡にも登ってきました。ここのソメイヨシノは5分咲きと言ったところか。桜越しに岩ヶ崎の街をパチリ。

この城跡にはソメイヨシノは少なく、遅咲きの山桜や八重桜各種がメインの場所なのだが、それらはまだつぼみの状態。今年は5月中旬まで楽しめそうです。

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写真中央にさっきまでいた河川敷の桜が並んでいますね。周りは田植えに向けた田んぼの準備も進んでいますね。連休中に田植えを済ませる農家もあると思いますが、1日ぐらいはお花見を楽しまれてはいかがでしょうか。

今年は、桜の花と田植え風景という普通の年では見られない景色が見れるかもしれません。

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床屋さんでぼたもちをごちそうになる

ゴールデンウィークのお出かけ時期を前に床屋さんに行ってさっぱりしようと、いつもお世話になっている岩ヶ崎のヘアーサロン「エジソン」さんへ行ってきました。

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旧栗駒病院のまん前にある、中学校時代の同級生夫婦がやっているお店です。

髪を切ってもらっている間は、桜を見てきた話や、GWはどこに行こうかとか、○○で食べたアナゴ天丼が美味しかったとか、同級生の△△君が来てね・・・、などなどお互いの情報交換に花が咲きます。地元にこういう場所があると助かりますよ。

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髪を切ってもらった後は、昨日、仙台の秋保温泉に行くというお客さんに買ってきてもらったという、秋保名物「さいちのおはぎ」をコーヒーといっしょに御馳走になりました。

この時期ですからぼたもちと言う方がふさわしいのでしょうか?

小豆の味をうまく引き出すちょうど良い甘さと塩かげん。う~ん、さすがは人気のぼたもちだ

エジソン君どうもごちそうさま。美味しかったです。

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床屋に行く前に郵便局に寄ったら、向いにある円鏡寺の桜が満開のようだったので、もう一度寄ってじっくり観察。

栗駒でもいち早く咲く桜の一つですが見頃でした~。

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見事に咲き誇っていましたよ。他の場所の桜は まだ5分咲き程度。ちょっと奥に行くと開花したばかりの所も多く、ゴールデンウィーク中も楽しめそうです。

ぼたもちをいただき、満開の桜も見て満足の午前中でしたが、午後は雨が降るようです。気温もまた下がってきたし。本当に今年の春はおかしな天気です。

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北上川を訪ねて 3

昨日は今年の初登山、河北町の翁倉山に登ってきたことをお伝えしましたが、登山口につくまでの間、北上川の朝霧の風景を楽しみながら行きました。

登山口までは通常なら1時間半ほどで着くところ、風景を眺め写真を撮りつつ行ったので2時間半もかかってしまった。まあとりたてて急ぐこともないし風まかせの旅もいいもの。

美しい風景を紹介します。

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国道398号で北上川にぶつかったすぐのところ。ふだんはなんでもない川岸の木も、霧に覆われてながら朝日に映し出されたシルエットになるとまったく別物になってしまいます。

霧がもうちょっと薄く、水面も見えればもっと良かったんだがな~。

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登米市中田町から登米町に向かう北上川沿いに小高い丘があり牧場になっています。霧が晴れると北上川も見下ろせますが、今日は雲海のように霧がたちこめた幻想的な風景。なんとも言えずしばし眺める。

北上川の逆方向には登米の田園風景が見えるのですが、やはり霧で、遠く栗駒山や涌谷の、のの岳山が見える程度。

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牧場から降りてきて登米大橋でまた景色を眺めます。

橋の付近は霧は無く、上流方向を見るとさっきまで見下ろしていた霧の固まりが見えた。まだ7時前の川は静かに、まるで止まっているかと思うほどゆっくりと流れてゆきます。

堤防の上の道をウォーキングのおじさんが歩いてゆく。気持ち良さそうだなあ。

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下流方向を見ると川岸の木や草が、淡い黄緑色の若い葉を伸ばし始めている。桜の花に負けないほどのまぶしさだね。

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石巻市河北町に入ればもう河口も近い。広大なヨシ原に囲まれた川には小型の漁船もちらほら見える。何かを獲っているふうでもないけどなあ。

ヨシ原では先々週だったか野焼きが行われ黒々とその跡が残っていました、間もなく新芽が生え緑におおわれることでしょう。

霧のおかげでふだんは見られない美しい風景を見ることができました。やはり早起きは三文の得なのである。

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2010年初登山は翁倉山

行こう行こうと想ってはいたのですが、なかなか機会が無かった今年の初登山。

桜の満開もまだだし、天気は最高らしい今日、石巻市河北町と登米市津山町にまたがる翁倉山(おきなくらやま 532m)に登ってきました。

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ヨシ原で有名な北上川河口沿いの道から、この辺りでは唯一の温泉「追分温泉」への道に入ると間もなく翁倉連峰(勝手につけました)が見えましたね。どこが主峰か見分けがつきませんでしたけど

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林道が狭くなる手前が駐車場。7時50分登山開始です。

歩き始めてすぐに、どう見ても林道脇の斜面としか思えないところが登山道だよという看板あり。え~~ここを登るのかい、という急斜面を、本当かよとつぶやきながら登ります。

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急斜面を登ること10分。やっとゆるやかな広葉樹と赤松に囲まれた登山道に・・・

45分ほどきつくない道です。のんびり鳥の声を楽しみながら歩きます。きつつきの木をつつく(当たり前か?)音も聞こえましたよ。

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頂上近くに急な登りが二ヶ所あり。あえぎながら登り、一休みすると木々の間から遠く北上川河口と長面(ながづら)の海岸が見えたんだな~。

木々はまだ葉っぱを出す前ですが、葉っぱが出てきたらこの景色も見えなくなるんでしょうね。ある意味この時期に登って正解かな。

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上り始めて1時間20分、やっと頂上到着です。

遠く志津川湾が見えますね。松の木が多く展望はあまり良くないのですが、志津川の海はよく見えました。

頂上のちょっとした草原で一休み。

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新北上大橋も見えたね。橋を向こうに渡って一山超えると雄勝町だ。

水蒸気が上がってモヤがかかったようで、クッキリと見えないのがくやしい。

頂上であんぱんを食べながら30分ほどのんびり休んでから下山開始。

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下山途中、頂上前の急な登りで今日始めての私以外の登山者と遭遇。

仙台から来たおじさん、なんと77歳だそうです。出身が志津川で、故郷が見えるこの山に登りに来たそうです。もともと山好きで、「若い頃は遠くの高い山ばかり登ってきたけど、歳とってからは故郷に近い低い山が恋しくなってね・・・」なんて話をしてくれました。

急斜面をゆっくりゆっくり登る姿に、「頂上から志津川の町がよく見えましたよ、お気をつけて」と声をかけて分かれました。天気は良いし急ぐことはない、マイペースでね。

駐車場に戻って、下山に50分。

車を走らせたなと思ったら団体登山のみなさんが20名ほど、ちょっとはなれたバス駐車場から歩いてきました。ちょっと雲が出てきて風も強くなってきましたが皆さんで楽しく登ってください。

今年の初登山は無事に楽しく登れました、あとどれくらい登れるか楽しみです。

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三迫川河川敷公園の風景

昨日の磐井川に引き続いて、三迫川河川敷公園の今日の様子を紹介します。

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今日は午後から天気も良くなり、河川敷の桜も一分弱咲きといったところだね。

満開まではまだまだ、栗原市内は、どこもこんな感じだと思います。

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満開になった時の撮影ポイントを探しつつ、今日は今日でのベストショットを狙います。

ちょうちんがじゃまですけど良い風景ですね。空の青さが目にしみるなあ。

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犬の散歩はよく見られる光景だね。私がジョギングするといっしょに駆け出す犬や、顔見知りになった犬もいて、私もすっかり溶け込んでいますよ。

ところでこのワン君は、よ~く見ると。

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ソフトバンクのお父さん犬にそっくり!

いつか友達になり面白ネタをもらおうとねらっております。

三迫川河川敷の桜は満開になったらまた紹介します。

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磐井川、春の夕暮れ

秋は夕暮れ、という言葉があります。たしかに物悲しい憂いのある秋の夕暮れは味わいのあるものですが、私は春の夕暮れも好きなんです。

うす暗くなっていくにもかかわらず、外を歩く人々は楽しげな嬉しげな顔々。

長い冬が終わって、日に日に陽が長くなって暖かくなったな~という喜びが感じられるんですね。

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一昨日の夕方、隣町一関の磐井川河川敷公園の風景です。

川を横断してこいのぼりも飾られ、その下では高校生の長距離ランナーや、市民ランナー。ウォーキングや散歩を楽しむ人。小さい子を遊びに連れてきたお母さん。中には新米パパらしき人もいますよ。ちょっと風が冷たいが春の陽射しは人々を外に連れ出すんですね。

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堤防の桜並木の小道では、犬の散歩をする人たちが何組も。けんかしそうになる犬の面倒見にてこずりながら、またそれをも楽しみながらの散歩。何でも楽しくなってしまう雰囲気があるんだよね~。

桜の花も開花したばかり。この分だと見頃は4月29日~5月2日になるのかな?

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向こう岸の釣山公園の桜も楽しみだ!

ゴールデンウィーク前半はお花見の宴会で賑わいそうな一関磐井川河川敷公園でした。

で、なんであなたはこんな時間に一関にいたの? という質問があるかと思いますが。私はこの後、ひと足早いお花見をしにやってきたのでありました。もちろん室内でね

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タラの芽はまだ芽の先が出たばかり

今週に入って暖かい日が続き、宮城県北でもほとんどの地区で桜が開花してきているようです。

春の花もいろいろ紹介しましたが、花に続いてはやはり山菜の成長が気になるところです。

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わが家の裏庭です。満開になって笑顔を振りまいているスイセンの後ろには、なんと山菜の王様タラの芽がにょきにょきと生えています。

芽が大きくなるのを今か今かと待っているのですが・・・

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やっと先っちょが緑色に変わってきた程度。

去年、一昨年と、初タラの芽の天ぷらは4月21日に食べていたのですが、今年はあと1週間から10日ほどはかかりそうです。

タラの芽に続いてワラビも出てくるのですが待ち遠しいですね。

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判官森をハイキング

昨日、市内の桜の開花状況を見て回った後、栗原市栗駒沼倉地区にある、源義経墓所と云われる判官森に登ってきました。

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沼倉地区にある栗駒小学校の裏手に、こんもりした丘のようにあるのが判官森です。

義経が衣川の館で自害した後、首は鎌倉に持っていかれたものの、胴体はこの地に住んでいた義経の家来、沼倉小次郎が引き取り手厚く葬ったとされています。

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栗駒小学校の子供たちもよく登るのでしょうか、散策道路が整備されていて、「どんぐりコース」などとかわいい名前がつけられています。

少し緑が濃くなってきた道を登り始めます。気持良さそうだね~。

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5分も登るともう義経の墓に着きます。

たびたび平泉や沼倉地区の人が集まり合同で供養祭が行われています。衣川の館で自害した義経(影武者という話もあり、それは北行伝説につながりますが)の亡がらをこの地に葬ったのは確かなようです。

お墓の前で昔をしのび静かに合掌。

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判官森を背後から見守る形で弁慶森があります。判官森より少し標高が高いところが弁慶らしいね。

稜線続きなので続けて登りますが、ロープにしがみついて登る急登。でも途中で木々の枝の間から沼倉の里越に栗駒山が望めます。のんびりしたいい風景だったな~。葉っぱが繁ったら見えなくなっちゃうでしょうね。

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弁慶森の頂上にあるベンチで一休み。木々の間から見える山里の風景、車が行き来しトラクターが田おこしをしたり、おばあちゃんが鍬を三輪自転車に積んで走っていたり。いつまでも見飽きない春のちょっと忙しくなった風景です。

登ってくる時間よりも長く休憩してから下山にかかると、体育の時間で校庭に出てきたのか、子供たちのにぎやかな声が聞こえました。平和な時代に生まれて良かったなとつくづく思いましたね。

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栗原市の桜開花状況を報告

今年はだいぶ桜前線の北上がおそいようですね。てな訳で、わが栗原市の4月19日現在の桜の名所の開花状況を調査してまいりました!

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市の南端の桜の名所と言えば、瀬峰の五輪堂公園ですね。残念ながらつぼみ状態でした。

ええ~!4月16日~18日まで桜祭りでしたよね。17日は東北放送のラジオ公開録音までやって、お笑い芸人も呼んで(松村君と、デンジャラス)・・・。

まあ、咲いてなくて今になって変更もできなく、お祭りは行われたようです。

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桜の木はごらんの通りです。奥の右下にある黄色はレンギョウの花。

瀬峰がこれだったら他も期待できないなあと、満開時の撮影スポット探しに変更。

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こちらは若柳の迫川沿いの桜並木です。やっぱりつぼみ状態ですね。遠く栗駒山も見える良いポイントですね。

昨日の18日はやっぱり桜祭りだったそうです。今年は迫川の一部を浚渫(しゅんせつ、川底の土砂をさらう)して舟を流し、川から桜を楽しんでもらおうと思ったらしいのですが。

舟は出たのですが、桜は見えず。残念!

お客さんはしょうがないかと帰ってゆくのでしょうが、準備にたずさわった皆さんの無念さを思うと本当にくやしいですね。

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少し西に向かって、若柳大岡の迫川沿いの桜です。かつて私の通勤路でもありました。1Km以上にわたり桜並木が続いているんですよ。毎年春になるのが楽しみでした。

やっぱりまだつぼみです。

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金成沢辺の「が牛館公園」にいたっては、桜はもちろん咲いていませんでしたが、なんとまたまたカモシカ君と会えました。今年はカモシカに会う機会が多いね。

すぐそこが商店街や住宅地なのに・・・。カメラ越しにですが、つぶらな瞳がかわいい~。若い雄でしょうかね、最後まで逃げずにこっちを興味深かそうに見ていましたよ。

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最後は先週土曜日に勝手に開花宣言をした、栗駒岩ヶ崎の桜です。だいぶ花の数が増えてきましたよ。この分だと栗駒岩ヶ崎の桜の名所、三迫川沿いの桜の開花も近いかも。

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栗原市の桜開花状況を報告

今年はだいぶ桜前線の北上がおそいようですね。てなわけで、わが栗原市の4月19日現在の桜開花状況を調査してまいりました!

 

 

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つばきマラソン疲れました~

今年も走ってきました「気仙沼つばきマラソン」。

今日の気仙沼地方は朝から時折太陽が顔をのぞかせるものの、ちょっと肌寒い天気でしたが、私はあさ4時半起きで行ってきました。

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会場の大島小学校に着いたのは7時半。すでに補助員の気仙沼市内の高校生のみなさんが選手受付をしています。

朝早くからごごくろうさま。皆さんがいるから私たちがレースを楽しめるんですよ・・・、と直接は言わないものの感謝を込めて「おはよう、よろしくね」と挨拶。ゼッケンと記念品のウエストバッグを受け取ります。

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時間を経るごとに続々とランナーが集合。今年は1700を越えるエントリーがあったそうで、控え室の体育館もすぐに満杯状態。グラウンドにシートを敷いて控え室代わりにする人たちも。

私が走る男子40代10Kmは10時10分スタート。今年は正直言いまして練習不足。最後尾からゆっくりはスタートしてどこまで行けるかなんてやってみようかなとも思いましたが、全力出さなくっちゃ出る意味無いよなと思い前の方からスタート。

大島の道は練習不足の軟弱ランナーには甘くはありませんでした。3Kmまでは去年を上回るペースでしたが、登りが連続する4~6Kmはもうダメ。完全に打ちのめされましたよ

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結局去年より2分遅い53分9秒でゴール。はあ~~疲れてしまった。自分のふがいなさにガックリしてしまう。普段どれだけ努力したかが直接記録になって表れてしまいましたね。反省!

それでも疲れた体を大島の皆さんの暖かいおもてなしが癒してくれましたよ。ワカメ汁やゆず湯の無料提供。

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そして、メバチマグロのカブと焼きもいただきました。コラーゲンたっぷりです。メバチマグロ200匹分の頭を用意したそうです。

沿道での島民あげての応援も大変励みになり嬉しいのですが。走った後にこういう楽しみが有ると、やっぱり走ってよかったと思いますよね。大島の皆さんのお心使いには本当に感謝です。

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そんな中うれしいことを紹介。60代の10Kmで同じ栗原市(瀬峰)の相馬清次さんが優勝。しかも38分20秒の大会新記録です(私の記録と比べてみてください、速いっすね~)。私が高校の陸上部だった頃(30年前)から相馬さんは宮城県の長距離界では名の知れた人でした。今年から60歳になりさっそくの優勝です。

いつまでも好きなことを続けられている姿を見て、私もこうありたいなと思いますね。

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大会が終わって悲喜こもごも、大島の主峰亀山を背に気仙沼の街に向かう船に並ぶ人たちです。一気に帰るのですごい行列。

また来年大島の皆さんに会いに来ますからね。ありがとうございました。

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勝手に桜開花宣言

今朝は各地で雪が降り大騒ぎをしていましたね。この時期、東北人といえどほとんどの車がノーマルタイヤに換えたことでしょうから、さぞあわてたことと思います。

栗駒のほうはみぞれが降ったぐらいで積雪は無かったのですが、山はまた白くなってしまいました。

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そんな寒さの中、栗原市栗駒の文化施設「みちのく伝創館」の北側にある桜、私が勝手に標準木に設定しているんですが、今日開花しました。

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今か今かと見守っていましたが、やっと7・8輪咲いてくれました。

こんな寒い中大変だったね、ありがとう。

去年は10日、一昨年は11日だったので一週間遅れだね。これぐらいが平年並みなんでしょうが!

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この辺は、木は若いものの桜並木になっています。

隣の栗駒病院に入院している患者さんも満開になるのを心待ちにしていることでしょう。でも来週も寒い日がつ続きそうです。満開はまったく予想がつきません。

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うちの近所のこぶしも花を開き始めましたよ。

明日はいよいよ「気仙沼つばきマラソン」です。10Km走ってきます。これが終わったらいよいよ私の登山シーズンの開幕です。

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酒田名物ワンタンメン

昨日は本当に大変な思いをして酒田市で行われた写真展を見に行きましたが、やっぱり食い道楽の私、酒田といえばワンタンメンだねと食べに行きましたよ。

椎名誠さんのエッセイにも出てきて「うめい、うめい」と食べていったワンタンメンです。

事前に調べると水曜日が定休日の店が多い、時間も無いので酒田美術館の近くにあったラーメン屋さんに入りました。

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Photo 「こだわりらーめん 麺太」さんです。

カウンター7席ほど、テーブル2組、小上がり2組ぐらいのお店でした。

ワンタンメンの他、つけ麺、豚骨ラーメン、辛さ5段階のラーメンなど多彩なメニューだったので、う~ん大丈夫かなと思いつつワンタンメン(680円)を注文。

 

Photo_2 ラーメンにおしんこ付き。

さっそくスープを一口。 うん~~ん美味しい。酒田ワンタンメン共通なのでしょうね、煮干系のスープがうまくとれています。この店がたまたまなのかも知れないが、煮干が強すぎもせず弱すぎもせず私にはちょうど良い具合でした。

こりゃ毎日食べても飽きない味だ~。

 

Photo_3 麺は太麺と細麺を選べるので、私は太麺を注文。これがまた美味しい~。こしがあって風味が有って。手打ち麺っぽい感じでした。

さてワンタンはと思ったら、かなりの個数のワンタンがみんなくっつき合っているでは有りませんか。う~ん、おしいね。一箇所に集合させたのでくっついたんでしょうね。もっとパラッと配置してくれたらワンタンも楽しめたのに。

ワンタン自体は薄皮で、離れてさえいればチュルンチュルンと食べられるような美味しそうなワンタンでした。もったいない。

でも、充分酒田の味を楽しませてもらいました。スープまで全部いただきましたよ。

店の主人に、ラーメンの写真を撮らせてもらっていいですか? とたずねると。いいよいいよ、なんだったら俺とかあちゃんの写真も撮ってって。なんていう気さくな主人でした。もっとワンタンメンについて詳しく聞いておけばよかったな・・・。

また来る事があったらおじゃましますね。

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大嵐の中、酒田市の写真展へ

4月中旬だというのに、今日は北日本では大荒れの天気でしたね。雪だけではなく強風も吹き荒れ大嵐でした。

そんな嵐の中、私は山形県酒田市で開催されている写真展をどうしても見たくて行ってきました。開催が明日までなので、明日は用事が有り無理なので今日しかなかったんですね。何もこんな日にこんな天気にならなくても・・・

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Photo 途中の鳴子もこんな感じで雪が降っています。幸い道路には積もっていなかったので、すでにノーマルタイヤに履き替えた愛車も何とか通ることができました。道にも積もっていたら引き返すしかなかったですね。

会場の酒田市美術館に何とかたどりつきましたよ。

 

Photo_2 そんな危険を冒してまで見たかった写真展とは、山形県在住の写真家、高山文夫(こうやまふみお)氏の写真展です。

主に鳥海山とその周辺の自然の写真を撮られています。

私が高山氏の写真を初めて見たのは3年前に鳥海山に登山に行ったときに、登山口の売店で目にしたポストカードでした。

その美しさと、その中にある優しさというか親しみやすさというか(なんと表現したらいいか・・・)驚きましたね~。

当時、私はデジタル一眼レフを買ったばかりでしたが、あくまでも登山や旅行の記録用という感じであまり使っていませんでした。高山氏の写真を見たとたん、自分もこういう写真を撮ってみたい、撮れるようになってみたいと、すっかりのめりこんで現在に至っています。

Photo_3 写真展の入り口のところです。平日にも関わらず入れ替わりに途切れることなくお客さんが訪れていましたよ。

会場では高山氏ご自身もいらして、気さくにお客さんに説明をしておられました。

髪の毛も髭も白髪で、がっしりした背の高い方で、おだやかにしゃべられる想像していたような優しい方でした。

 

Photo_4 今年になって二冊の写真集を出版されました。鳥海山の四季の姿を集めた「鳥海山鼓動」と鳥海山の花の姿を集めた「鳥海山花心」です。

鳥海山鼓動を私も手に入れましたので、中身は見せられませんけど、おもて表紙と裏表紙だけならなら紹介してもいいですよね。

 

Photo_5 美しいですね~、癒されますね~

写真展には、田園風景から見た山、紅葉に燃える山など山そのものの姿から、日本海に映る影鳥海、ブナの森、渓流、滝、お花畑、個々に咲いている花などなど、鳥海山に登ったような雰囲気にさせてくれるほど楽しませてくれました。

私も会場を何周もして1時間以上いましたよ。ぜんぜん飽きないんですよ。

Photo_6 お土産にいただいたポストカードです。これも紹介させてもらっていいでしょうか。

私が宮城県から来た事を知ると、高山氏が話しかけてくださいました。がしかし私はもう憧れの写真家に会えただけでうれしかったのに、会話もできるとは・・・と、すっかり舞い上がってしまったのであります。

「何でも聞いてください」と言われても何を聞いていいのやら、とっさには思い浮かばず。高山氏の写真を知ったいきさつなど話したりして、もっと役に立つことを聞けば良かったと後で後悔するばかりでしたよ。

高山氏は、もともとは高校の教師をされていて鳥海山のすばらしさを知り、55歳にして職業写真家になるため教師を辞め本格的に写真の修行を始められたそうです。そして15年で素晴しい写真集を発表されてすごいものです。

5月15日からは山形市内でも写真展が開催されるそうで、今回展示されなかった写真もあるそうです。また行ってみて今度はいろいろ聞いてみようかなと思っています。

私の目標であり、お手本です。これからもお元気で撮りつづけてください。

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耕栄のミズバショウも見頃です

今日でやっと仙台の桜が開花宣言をしましたね。去年より6日遅いとか、でも平年より1日遅いだけなんですけど。

栗駒地方はまだまだです。今週中に咲くかどうか!

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Photo では、他の花はどうでしょうということで、栗駒山中腹の水芭蕉を見に行って来ました。

午前中は昨日からの雨が残っていたが、午後からは暖かくなって一気に雪が水蒸気になり、山一面霧の状態になっていましたよ。

幻想的な雰囲気でもあります。

Photo_2 耕栄十字路の上県道沿いの小さな湿原には水芭蕉がちょうど可愛い時期を迎えていましたよ。

無数の水芭蕉が可憐できれいでした

このぐらいの大きさが一番めんこいですね!

あと2週間もすると30センチ以上も大きくなって、さらに初夏には葉っぱが1mぐらいにもなって、憎たらしくなりますけどね。(そんな偏見を持っちゃいけませんが)

Photo_3 小さな沢の流れに沿って咲いている水芭蕉。なんとも可愛いものです。

4月1日に来たときよりも雪の量は半分以下に減りました。

山でも春が一気に進んでいるようです。

 

Photo_4 栗駒名物、イワナ養魚場の生けすにも春が来ているようです。

生けすの土手にはたくさんのフキノトウが芽吹いていましたよ。

時折イワナが水面に浮き出て波紋を作っています。いいですね生命の息吹が感じられますね。

今月の28日には栗駒山の登山口である「いわかがみ平」まで通行できるようになります。その時にはまた山の状況を報告しますね。

今年は桜の花見の日程がまったく予想がつきません栗駒のおっさんでした。

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井上ひさしさん、やすらかに

昨日までは春になり暖かい日が続いて来たなあ~と思っていたら、また今日はみぞれが降り始めました。

仙台辺りでは今日にも桜の開花宣言か・・・と言われていましたが、明日以降に伸びてしまったようです。

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Photo 梅の花も寒そうですね~。

「寒くて風邪ひいちゃうわ」なんて声が聞こえそうです。

「今年は、花が咲いてから霜が降りたり、みぞれが降ったりで、梅の実のできも悪いんだべなあ」と、うちの母は早くも心配しています。

 

Photo_2 そんな中、作家・劇作家の井上ひさしが肺がんで亡くなられましたね。

山形県川西町出身で、高校は仙台一校に通い、釜石や一関にも住んでいたことも有り、とても身近に感じられる作家でした。

私が学生だった頃に一番多く小説やエッセイを読ませてもらった作家でも有ります。

写真のぶ厚い本は、井上さんの代表作の一つ「吉里吉里人」です。これも私が学生時代に出版されたものです。

Photo_3 東北の一寒村(位置的に栗原市金成有壁あたりなんだよな~)が突如日本国に対し独立宣言をしてしまうんです。藤原氏の隠された財宝を経済基盤とし、医療立国としてです。しかも標準語は東北弁。

あまりの展開の面白さにぶ厚くて細かい字がビッシリの800ページ以上あるこの本、3日ほどで一気に読んでしまいました。

ただ単に面白おかしいだけではなく、東北がなん百年もの間、政府の政策に翻弄されしいたげられてきたか。とくに百姓・農家がいつまで苦しめられなければいけないのかという、現代でも問題とされていることが詳しく採り上げられ提起されていますています。

ぜひ東北の農家の皆さんご一読を!。ちょっと長いけど。仕事で疲れてそんな閑は無いというかも知れませんが。

他にも「青葉繁れる」などは井上さんが仙台一校に通っていた時のことを小説したもので、映画化もされましたよね。

脚本を書いていた「ひょっこりひょうたん島」は子供の頃楽しみにしていた番組でした。

また一人、骨のある作家がいなくなりました。井上ひさしさん、どうぞ安らかにお眠りください。

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今は梅の花を楽しみましょう

今日も暖かいお天気でしたね。

でも午後になると風が強くなり、近所では、農作業が忙しくなった田んぼで枯れ草を燃やして雑草の除去と害虫の駆除を行ったつもりが、よけいに燃え広がり消防自動車も駆けつける大騒ぎになっちゃったところがありました。火の元には気をつけましょう。

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Photo 去年は4月10日に栗駒の桜の開花宣言を行いましたが(私独自でしたが!)、今年はまだまだなようです。

そんなわけで、やっと盛りになってきた梅の花を紹介します。

栗駒病院前の三迫川沿いの紅白の梅の花でございます。

なんともおめでたい感じがしませんか?。

Photo_2 去年は向こう岸に行って近くから撮りましたが、どうにも二つ並んでうまく撮れませんでしたので、今年は対岸から望遠レンズを使ってみました。

いかがでしょうか?

とりあえず今は梅の花を楽しんでいましょう。

 

Photo_3 うちの裏庭のスイセンと梅の花です。

スイセンも満開になってきましたよ。200本ぐらいは咲いてますかねえ~。いっせいに太陽に向かって咲く姿は感動ものです。

その奥にやはり梅の花をあしらってみましたが、梅にピントが合ってしまったようです。

 

Photo_4 久しぶりにノラ猫「トラ君」の近況です。

冬の間かなり太っていましたが春になってダイエットしたようです。私よりえらい!

春の盛りの時期を経て、食べものどころではなく自分の遺伝子を後世に残す闘いをしてきたのでしょう。餌を食べにくる回数も減っていましたし、目の辺りに傷をつけてくることもありました。

Photo_5 負けるんじゃないぞ、などと励ましの言葉をかけてやるのですが相変わらず一向に心を許してくれません。

今日も私の夕飯のおかずの焼肉をおすそ分けしてやったのですが、肉をくわえて離れたところに持って行き食べるしまつ。

まあ、君の元気な顔を見ているだけで満足だよ。これからもうちに食事に来てくれ、歓迎するよ。

桜はいつ開花するでしょうね~、各地の桜祭りの始まりも早すぎることになるかもね。

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阿原山高原で展望を楽しむ

一昨日に行って来ました旅はまだ続きます。気仙沼、陸前高田と旅をした〆は奥州市江刺区の阿原山高原です。

一関市大東町から県道262号で山里の景色を楽しみながら登ってきました。今回が初めての訪問です。

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Photo まだ一部に雪の残る阿原山牧場の一画にある駐車場です。

ツツジの名所でもあるこの山は、あずま屋や宮沢賢治の歌碑などがあり、展望は360度見渡せますよ。

残念ながらだんだんと雲が広がり、遠くの山は見えずらくなりましたが紹介しましょう。

 

Photo_3 南西方向には室根山がすっくと立っていました。

私が通ってきた山里も見渡すことができて、いい景色ですね~。

こういう景色が好きなんだなあ~。

 

Photo_4 南には稜線でつながっている山々ですが、鉄塔の立っている山(拡大して見てね)がこの辺での最高峰、蓬莱山(787m)です。

この稜線は車でも行けるようですが(舗装はされていません)、ツツジを楽しみながらのんびり歩くのもいいかも・・・。

 

Photo_5 西側を見ると水沢の街の延長線上に焼石連峰が見えま・・・・・ちょっと雲がかかっていますね。残念です。

水沢、北上の街はよく見えましたよ。

 

Photo_6 北北東には遠野の牧場群の先に早池峰山が横たわっていました。

やはり雲がかかっていてはっきり見えないのが残念ですね。

岩手山も見ることができるはずでしたが、今日はまるっきり見えなかった。

ぜひ次回は天気のいいときに来てみよう!ツツジの咲く頃に合わせてだね。

この後水沢に下りて、昼食にラーメンを食べて帰路につきました。

それにしても北上山地は見所がいっぱいだね。まだまだ探求が足りませんね。もっと歩かねば!

 

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陸前高田、清流紀行

昨日、気仙沼廿一地区の山里の風景を楽しんだ後、こちらもいつもおじゃましています陸前高田市の矢作川水系の風景を楽しんできました。

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Photo_2 国道343号沿いにある 二股地区付近の矢作川の様子です。

いつも美しい清流矢作川ですね~。底まで透き通っている水を見ただけでホッとした気分になるんです、来てよかったな~と思います。

Photo_3 川原では、カモが数羽遊んでいました。

水がきれいだと鳥も嬉しそうに見えるのはひいき目のせいでしょうかね。

私の存在も無視で夢中のようでした。

Photo_4 川原には菜の花が咲き始めてましたよ。去年も春先の3月28日に来ていますが、その時と同じぐらいの咲き方です。今年は1週間は遅れているようですね。

桜が咲く頃には川原一面に菜の花が咲くんですよ。桜と菜の花と清流の組み合わせが何ともいえない美しさです。

今年は4月23~25日あたりが見頃でしょうかね?。

Photo_5 二股の名のとおり矢作川はこれより上流は生出川と中平川に別れています。私は生出川の渓流を見に生出地区へと向かいます。

白糸の滝や数々の名前の付けられた渓流美が県道246号沿いに表れてきま。釣り人も2・3人見られましたね。釣りシーズンだ。魚もたくさん住んでいそうです。

 

Photo_6 水があんまり澄んでいるので魚からもこちらが良く見えるでしょうから、充分気をつけて釣らないとね。

それはともかく、やっぱ美しい渓流です。川岸の岩に生えるコケがだいぶ緑色が濃くなっています。これからどんどん緑が増えるんでしょう。

このような狭い谷あいの渓流脇の県道を4・5Kmほどでしょうか進んで行くと、突然目の前が開けて広い山里が現れます。

四方を小高い山に囲まれた、まるで隠れ里のような生出の里です。

5 生出の里と言えば原台山と、清水の湧口(しみずのわっくつ)、産物では虹鱒の養殖や炭焼きが名物です。

清水の湧口は、いつ来ても大量の水が湧き出している湧水です。

この流れている水が全て写真中央の民家の庭先から湧き出しているんですよ。驚きですね。

Photo_7 このように庭先の石垣の下からこんこんと湧き出ています。

北上山地特有の地質がこのきれいな湧水を生んでいるんでしょうね。もしかしたら探せば鍾乳洞も見つかるかも・・・。

湧水が流れる堀の中には30センチ以上はある虹鱒が私を怖がるそぶりも無く、ゆうゆうと泳いでいます。「君ちょっと人に慣れすぎだよ、少しは警戒してよ」なんて声をかけつつしばらく眺めています。

Photo_8 湧水の中はすっかり春ですね。梅花藻の花が咲いていましたよ。

情報ではここの梅花藻の花が咲いているそうだよと、3月末には聞いていましたが本当でした。

年中水温の変化が少ない湧水だからなせる技でしょうか。葉っぱは青々とした緑色(この表現ちょっと変かな)。盛りの頃に比べれば少ないものの梅の花に似た花が十数厘咲いていました。可憐でしたよ。

原台山は5月30日(日)が山開きだそうです。山のすぐふもとにある小学校の子供たちもみんなで登るそうで、ブログ仲間「リアスだより」のmyoujinさんに誘われて今年は私も参加させていただきます。今から楽しみです。

さて気仙沼、陸前高田をめぐってもまだ11時。帰り際もう一箇所寄ってみたいところがありました。そこは初めて行くところでしたが、なかなか良いところでしたので追って報告します。

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朝早く気仙沼廿一の里へ

今日の天気は朝から晴れ渡りますよという予報だったので、ブログで何度も紹介しています私のお気に入りの、気仙沼市の廿一(にじゅういち)地区へ、山里の景色を楽しみに行ってきました。

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Photo 朝5時に起き、廿一の里に着いたのは6時40分ごろ。

気温が低かったので近くを流れる沢から発生した霧がかかり、朝の陽射しとあいまって趣きのある風景になっています。

田起し(うちの周りでは「たんぶづ」とも言いますね)も終えて種まきの準備に入る時期だな~。

 

Photo_2 沢沿いの傾斜になった土地にある廿一の里は、棚田のような景色がずっと山のすぐ下まで続いています。

いつ訪れても郷愁を誘う風景です。

自分が生まれ育った場所ではないのに懐かしいな~という気持になるんだな。

 

Photo_3 今日は時間がたっぷりあるので、ゆっくり田んぼのあぜ道や、沢に沿って歩いてみました。

整理されていない田んぼの景色が懐かしいと思わせるんでしょうね。

私が小学生の頃はうちの周りの田んぼもこんな感じだったなあ~。

Photo_4

そして田んぼの脇を流れる沢の水のきれいなこと。これも私をひきつけるんですねえ~。何とも言えません。見入ってしまいます。

泳いでいる魚の姿もはっきり見えるんですよ。

ねこ柳が似合いますね。

 

Photo_5 おっと、やっぱりいましたニホンカモシカ君だ。

田んぼのあぜ道を大きな犬が走ってくるなと思ったらカモシカでしたよ。

春先、山にはまだ餌が少ないのか人里に出てきて牧草などを食べているんでしょうね。

 

Photo_6

この里にある小学校から校歌(たぶん)を歌う声とピアノの伴奏の音色が聞こえます。ここちよいBGMです。

今日は入学式と始業式の日なんだな~。よっかったねいい天気で。

十二分に景色を楽しんでもまだ9時前。

さて、これもいつもおじゃましています、お隣岩手県陸前高田市の矢作川水系にも足を伸ばしてみましょう。

詳細は追って報告いたします。

 

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タイヤ交換し慣らし運転

今日は暖かくなりました。栗原市でも17℃になったようで、ゴールデンウイーク時並みの温度だそうです。

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Photo わが家の裏庭土手の水仙も本格的に咲き始めました。

そんな中やっと我が愛車もスタッドレスからノーマルにタイヤ交換をしてあげました。(もちろん自分で交換)

山に行くにもほとんど除雪されているようなので、もう大丈夫でしょうの判断で換えました。

5ヶ月間お世話になったスタッドレスタイヤはきれいに洗って倉庫で眠ってもらいます。お疲れさまだったね。また次の冬になったらよろしくね。

Photo_2 ガソリンスタンドに行って交換後のタイヤの空気圧を測定し、不足分は補充して準備万端。

さらに慣らし運転で最終チェック。地元鳥沢の山里をゆっくり走ってみます。

山王(五貫山が正しい地名なのかな?)の梅も咲き始めましたね。

100406 新山(しんざん)の日当たりの良い畑に咲く梅です。

明治中ごろまでこの畑の所有していた家のご先祖様の小さなお墓も並んでいます。この辺ではあちこちで見られる当たり前の風景です。

お墓だからって怖いようなイメージは無く、逆にご先祖様がいつも見守ってくれているような安心感が感じられます。

墓石という人工物が時を経て自然と一体になっているような気がするのは私だけでしょうか?

Photo_3 田代温泉(鉱泉)のすぐ脇の休耕田では、ニホンカモシカが新緑の草をゆっくりと食べていました。

冬の間、硬い木の芽や木の皮などしか食べられず、待ちに待った春がやってきて柔らかい草を食べられる喜びを味わっているんでしょうかねえ~。

まだ小柄で毛艶もいいので若いカモシカのようです。

ニホンカモシカは栗駒ではキツネと同じぐらいに見られる動物です(私が出会った限りではですよ)。うちの庭先を歩いていったこともありましたよ。

思いもかけない慣らし運転になりましたが、春の雰囲気を存分に楽しめました。今年もこの車であちこち走り回ります。

 

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泉ヶ岳を見に

昨日、4日も良い天気でしたね。この日は姪っ子ナナを連れて仙台へ。

義理の妹(末の弟の奥さん)が、ナナに仙台を案内してくれるということで連れてきました。ありがたいですねえ。ナナはみんなに可愛がられて幸せ者です。

ナナはおまかせして、人混みの嫌いな私は、なかなか行けそうで行けなかった泉ヶ岳方面をぶらぶらしてみようと向かいました。

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Photo 途中の道では、自転車のロードレーサーに乗り色とりどりのウエアーを着たサイクリストを何人も追い越して行きます。

この気持の良い日曜日、外に出て体を動かさなきゃもったいないよね。幅も広く安全でずっと登り坂の道は良いトレーニングになるでしょう。帰りは気持ちの良い下りが待っています。

泉ヶ岳(1172m)の登山口にも数台の車が停まっていました。まだ雪が残る山に登っているんでしょう、良い汗流してることと思います。

Photo_2 泉ヶ岳スキー場にはもう雪はありませんでしたが、少し標高の高いスプリングバレースキー場にはまだ雪が残っていて、駐車場がいっぱいになるほどのスキーヤーやスノーボーダーが滑っていましたよ。

いつもなら3月末には営業を終了するのですが、今年は雪が多く4月になっても滑れたようです。

 

Photo_3 春休み最後の日曜日、家族連れも多く見られました。

今シーズン最後のスキーかな? 存分に楽しむんだよ。

私も今度の冬は山スキーを始めてみよう。スノーシューも用意して冬山に挑戦だ!

 

Photo_4 ミズバショウの群生地があるということで寄ってみましたが、まだ小さいやつが数輪咲いているだけでした。

仙台市街から数十分で来れ、多くの自然を楽しめる泉ヶ岳は市民の憩いの場になるわけだ!

さて2泊3日にわたったナナの春のお泊りも無事終わることができました。お相手をするおんちゃんはけっこう疲れましたよ。毎日10Km走っていたほうが楽ですね。

でもナナにとっては、大島、仙台とはじめての体験で良い社会勉強になったことと思います。今度来たときは栗駒山登山に連れて行くからね。

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お嬢様のお供で大島へ

3日・4日と天気の良い日が続きましたんねえ~。

わが家にたまに訪れるお嬢様(姪っ子ナナ)が、春休みなので2日から泊まりに来ていました。気仙沼の大島で亀山リフトが営業を開始したとのニュースを聞き、どうしても行ってみたいというので、3日(土)に私がお供をして行って見ることになりました。

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Photo_8 姪っ子ナナは新学期から小学5年生になります。

船に乗るのも初めてで(伊豆沼の遊覧ボートはのぞいて)、最初からちょっと興奮気味です。

カモメの餌やりを楽しみます。知らないお姉さんに「かっぱえびせん」をいただき、おっかなびっくりあげています。お姉さんありがとう。

Photo_9 大島が近づき、あれが亀山なの?と指指しています。

もう気分は最高潮!ワクワクなんでしょうね。

それにしても良い天気、海も穏やかできれいでした。ヨットも多く出ていて、大きな被害をもたらした津波のことはウソのようです。 

Photo_3 いよいよリフトに乗りました。

もちろんナナは初めて乗るので、最初は怖がっていましたが乗ってしまえば、もう楽しさが先行しています。

 

Photo_4 頂上からの景色はすばらしかったあ~。360度見渡せます。

こちらは唐桑半島の風景。どこまでも群青の海の色が広がっていますよ。

切り立った半島の、わずかの平坦な地に立ち並ぶ家々。美しい漁村の風景です。

 

Photo_5 気仙沼湾越しに見た、ツツジで有名な徳仙丈山方面です。中央から右手に小さなピークが四つ連なっていますが、そのうちの一番高い右端のピークが徳仙丈山です。

いつもは向こうから大島を見ていたのに、今日は逆ですね。

 Photo_6

亀山を降りてからは徒歩で、鳴き砂で有名な十八鳴浜(くぐなりはま)へ。

パンフレットでは乗船場から徒歩15分となっていたが倍以上かかり、お嬢様はちょっとバテ気味。しかし、乾いた砂のところで何度も砂をこするように踏みしめ、「キュッと鳴ったよ!」と大喜び。苦労して来た甲斐があったね。

Photo_7 ポーズだけはちょっとグラビアアイドル風に撮れたかな。

美しい海と砂浜と・・・。昨日はちょっと風か寒かったけど、ぜひ海水が暖かい夏にも来て見たいところでした。

ここまで歩いてくるのに疲れてしまったので、帰りは携帯電話でタクシーに来てもらい、乗船場まで。(苦笑)

姪っ子ナナも私も、大島の自然を満喫した一日でした。

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栗駒山にも春が来た

昨日は温湯御番所の復活と共に、宮城県側の栗駒山中腹への現在唯一の道である、馬場駒の湯線の通行時間規制が廃止され、終日一般車も乗り入れられるようになりました。

震災からの復旧工事の大きなところが終了し、工事用車両の交通量が減ったことにより、通行の安全性が確保されたということでの解除だそうです。

冬ということもあり工事の皆さんにも迷惑だろうと入ってゆくのは遠慮していましたが、これで心おきなく通れますね。

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Photo 同時に、世界谷地湿原駐車場までの道も通行止めが解除されたので、まずはそちらから訪ねてみます。

道の両脇には1m以上の雪の壁ができていて、春先の山らしさが感じられますねえ~。

 

Photo_2 世界谷地の駐車場は一部が除雪されているだけでした。

吹き溜まりになっていて2mぐらい積もっているところも有ります。

ひし形の看板の右側から湿原への道が有るわけですが、この雪です、入って行けるのは今月末以降でしょうかね。

Photo_3 道路沿いの森の中の小さな沢は、まだ冬の様相ですが、ブナの葉が4月下旬頃から一気に萌え始めると、大急ぎで春の装いに変わります。

ブナはどの木よりも早く葉を開かせます。ちょうど山桜と同じ頃になるので、コラボレーションは見事なんですよね。

平地では見られない風景でもあります。

Photo_4 耕栄十字路から少し登った道路わきの小さな湿原は、すでに雪も溶けていました。

そしてこの湿原には、この山のどこよりも早くミズバショウが咲き始めるんですね~。

 

Photo_5 やっぱりミズバショウの芽が出始めていますね。

成長が早いので、あと10日もすれば小さな花が開き始めていることでしょう。

何度も見に来たいと思います。

Photo_6 その湿原のすぐ上には、温泉宿泊施設「ハイルザーム」が有ります。

通行時間規制(10時~15時)が有ったため日帰りのお客さんはゆっくりすることができなく、訪れる人もあまりいなかったとか。でもこれからは存分に楽しめますよ。温泉旅館「くりこま荘」さんを含めて、ぜひ温泉につかりに来てください。

ミズバショウの写真を撮っていたら、私が所属する地元写真愛好会の文字太郎さん(いつもコメントをいただいています)とTさんに遭遇。文字太郎さんは仕事でいらしたのですが、Tさんは耕栄地区に別宅を持っています。

Tさんの別宅に案内してもらい、栗駒山の秘密の撮影ポイントなどを案内してもらいました。Tさんは最近定年退職して悠々自適の生活中。今年は山での生活を充実させるために別宅の改造中とか。

ゲストハウスも造るのでぜひ泊まりに来てよ、というので。こりゃ私も建設(ちょっとした改造程度ですが)を手伝い、おじゃまさせてもらいましょう。今年は身近なところで撮影範囲が広がりそうです。

 

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花山温湯御番所が復活

4月1日、夕方からぬるい雨が降ってきました。

年度初めということも有り、あちこちで今日を境に変わった事、新たに始まったことがいくつもあありますね。

そんな中、岩手・宮城内陸地震で一部倒壊したまんまだった栗原市、花山村温湯番所が修復を終えて今日から復活しました。

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Photo 茅葺の門からして荘厳な感じがします温湯番所は、その昔し、ここから秋田に向かう人々を取り締まった番所だったんです。

地震では門の両側にある石垣がすっかり倒れてしまい、左側の石垣の前にある石碑も倒れていました。

建物本体も白壁がはがれたり内部の建具もかなり壊れてしまったそうです。

Photo_2 でも、骨組みはしっかりしていたようでドッシリと建っていますよ。

今日は県内のテレビ局も取材に来て、駆けつけた観光客も数人見られました(平日はあまり人が来るところではないので)。

 

Photo_3 番所の庭から温湯大橋(だったよな名前、たぶん)を見ると、橋の架け替え工事中です。

落ちはしなかったのですが、損傷が激しく架け替えることになったようですね。

国道398号はここで通行止めになっています。一時その先の復旧工事中のときは橋はそのまま使っていたのですが、冬の間にしっかりした橋にしようということでしょうね、さすが。

秋には一般車両も通行できるようになるそうです。待ちどおしい~。

Photo_4 花山の今時の見所であるミズバショウ公園。

花は10~15センチほどに育ってきました。外側の白い包(ほう)の先が茶色に変色しています。2・3日前の霜にやられたようです。

 

Photo_5 ここのミズバショウ公園の難点は、あまりにも整然と植えられすぎていることです。

田んぼみたいで、いかにも造りましたという感じですよね。ちょっと興ざめてしまいます。もっとランダムにしましょうよ。

が、管理している皆さんのご苦労には感謝です。もっと増えればナチュラルな感じになりますかね。

 

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