栗駒山にも春が来た
昨日は温湯御番所の復活と共に、宮城県側の栗駒山中腹への現在唯一の道である、馬場駒の湯線の通行時間規制が廃止され、終日一般車も乗り入れられるようになりました。
震災からの復旧工事の大きなところが終了し、工事用車両の交通量が減ったことにより、通行の安全性が確保されたということでの解除だそうです。
冬ということもあり工事の皆さんにも迷惑だろうと入ってゆくのは遠慮していましたが、これで心おきなく通れますね。
(どの写真もクリックすると大きくなります)
同時に、世界谷地湿原駐車場までの道も通行止めが解除されたので、まずはそちらから訪ねてみます。
道の両脇には1m以上の雪の壁ができていて、春先の山らしさが感じられますねえ~。
吹き溜まりになっていて2mぐらい積もっているところも有ります。
ひし形の看板の右側から湿原への道が有るわけですが、この雪です、入って行けるのは今月末以降でしょうかね。
道路沿いの森の中の小さな沢は、まだ冬の様相ですが、ブナの葉が4月下旬頃から一気に萌え始めると、大急ぎで春の装いに変わります。
ブナはどの木よりも早く葉を開かせます。ちょうど山桜と同じ頃になるので、コラボレーションは見事なんですよね。
平地では見られない風景でもあります。
耕栄十字路から少し登った道路わきの小さな湿原は、すでに雪も溶けていました。
そしてこの湿原には、この山のどこよりも早くミズバショウが咲き始めるんですね~。
成長が早いので、あと10日もすれば小さな花が開き始めていることでしょう。
何度も見に来たいと思います。
その湿原のすぐ上には、温泉宿泊施設「ハイルザーム」が有ります。
通行時間規制(10時~15時)が有ったため日帰りのお客さんはゆっくりすることができなく、訪れる人もあまりいなかったとか。でもこれからは存分に楽しめますよ。温泉旅館「くりこま荘」さんを含めて、ぜひ温泉につかりに来てください。
ミズバショウの写真を撮っていたら、私が所属する地元写真愛好会の文字太郎さん(いつもコメントをいただいています)とTさんに遭遇。文字太郎さんは仕事でいらしたのですが、Tさんは耕栄地区に別宅を持っています。
Tさんの別宅に案内してもらい、栗駒山の秘密の撮影ポイントなどを案内してもらいました。Tさんは最近定年退職して悠々自適の生活中。今年は山での生活を充実させるために別宅の改造中とか。
ゲストハウスも造るのでぜひ泊まりに来てよ、というので。こりゃ私も建設(ちょっとした改造程度ですが)を手伝い、おじゃまさせてもらいましょう。今年は身近なところで撮影範囲が広がりそうです。
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