北上川を訪ねて 3
昨日は今年の初登山、河北町の翁倉山に登ってきたことをお伝えしましたが、登山口につくまでの間、北上川の朝霧の風景を楽しみながら行きました。
登山口までは通常なら1時間半ほどで着くところ、風景を眺め写真を撮りつつ行ったので2時間半もかかってしまった。まあとりたてて急ぐこともないし風まかせの旅もいいもの。
美しい風景を紹介します。
(どの写真もクリックすると大きくなります)
国道398号で北上川にぶつかったすぐのところ。ふだんはなんでもない川岸の木も、霧に覆われてながら朝日に映し出されたシルエットになるとまったく別物になってしまいます。
霧がもうちょっと薄く、水面も見えればもっと良かったんだがな~。
登米市中田町から登米町に向かう北上川沿いに小高い丘があり牧場になっています。霧が晴れると北上川も見下ろせますが、今日は雲海のように霧がたちこめた幻想的な風景。なんとも言えずしばし眺める。
北上川の逆方向には登米の田園風景が見えるのですが、やはり霧で、遠く栗駒山や涌谷の、のの岳山が見える程度。
牧場から降りてきて登米大橋でまた景色を眺めます。
橋の付近は霧は無く、上流方向を見るとさっきまで見下ろしていた霧の固まりが見えた。まだ7時前の川は静かに、まるで止まっているかと思うほどゆっくりと流れてゆきます。
堤防の上の道をウォーキングのおじさんが歩いてゆく。気持ち良さそうだなあ。
下流方向を見ると川岸の木や草が、淡い黄緑色の若い葉を伸ばし始めている。桜の花に負けないほどのまぶしさだね。
石巻市河北町に入ればもう河口も近い。広大なヨシ原に囲まれた川には小型の漁船もちらほら見える。何かを獲っているふうでもないけどなあ。
ヨシ原では先々週だったか野焼きが行われ黒々とその跡が残っていました、間もなく新芽が生え緑におおわれることでしょう。
霧のおかげでふだんは見られない美しい風景を見ることができました。やはり早起きは三文の得なのである。
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