大嵐の中、酒田市の写真展へ
4月中旬だというのに、今日は北日本では大荒れの天気でしたね。雪だけではなく強風も吹き荒れ大嵐でした。
そんな嵐の中、私は山形県酒田市で開催されている写真展をどうしても見たくて行ってきました。開催が明日までなので、明日は用事が有り無理なので今日しかなかったんですね。何もこんな日にこんな天気にならなくても・・・
(どの写真もクリックすると大きくなります)
途中の鳴子もこんな感じで雪が降っています。幸い道路には積もっていなかったので、すでにノーマルタイヤに履き替えた愛車も何とか通ることができました。道にも積もっていたら引き返すしかなかったですね。
会場の酒田市美術館に何とかたどりつきましたよ。
そんな危険を冒してまで見たかった写真展とは、山形県在住の写真家、高山文夫(こうやまふみお)氏の写真展です。
主に鳥海山とその周辺の自然の写真を撮られています。
私が高山氏の写真を初めて見たのは3年前に鳥海山に登山に行ったときに、登山口の売店で目にしたポストカードでした。
その美しさと、その中にある優しさというか親しみやすさというか(なんと表現したらいいか・・・)驚きましたね~。
当時、私はデジタル一眼レフを買ったばかりでしたが、あくまでも登山や旅行の記録用という感じであまり使っていませんでした。高山氏の写真を見たとたん、自分もこういう写真を撮ってみたい、撮れるようになってみたいと、すっかりのめりこんで現在に至っています。
写真展の入り口のところです。平日にも関わらず入れ替わりに途切れることなくお客さんが訪れていましたよ。
会場では高山氏ご自身もいらして、気さくにお客さんに説明をしておられました。
髪の毛も髭も白髪で、がっしりした背の高い方で、おだやかにしゃべられる想像していたような優しい方でした。
今年になって二冊の写真集を出版されました。鳥海山の四季の姿を集めた「鳥海山鼓動」と鳥海山の花の姿を集めた「鳥海山花心」です。
鳥海山鼓動を私も手に入れましたので、中身は見せられませんけど、おもて表紙と裏表紙だけならなら紹介してもいいですよね。
写真展には、田園風景から見た山、紅葉に燃える山など山そのものの姿から、日本海に映る影鳥海、ブナの森、渓流、滝、お花畑、個々に咲いている花などなど、鳥海山に登ったような雰囲気にさせてくれるほど楽しませてくれました。
私も会場を何周もして1時間以上いましたよ。ぜんぜん飽きないんですよ。
お土産にいただいたポストカードです。これも紹介させてもらっていいでしょうか。
私が宮城県から来た事を知ると、高山氏が話しかけてくださいました。がしかし私はもう憧れの写真家に会えただけでうれしかったのに、会話もできるとは・・・と、すっかり舞い上がってしまったのであります。
「何でも聞いてください」と言われても何を聞いていいのやら、とっさには思い浮かばず。高山氏の写真を知ったいきさつなど話したりして、もっと役に立つことを聞けば良かったと後で後悔するばかりでしたよ。
高山氏は、もともとは高校の教師をされていて鳥海山のすばらしさを知り、55歳にして職業写真家になるため教師を辞め本格的に写真の修行を始められたそうです。そして15年で素晴しい写真集を発表されてすごいものです。
5月15日からは山形市内でも写真展が開催されるそうで、今回展示されなかった写真もあるそうです。また行ってみて今度はいろいろ聞いてみようかなと思っています。
私の目標であり、お手本です。これからもお元気で撮りつづけてください。
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