陸前高田、清流紀行
昨日、気仙沼廿一地区の山里の風景を楽しんだ後、こちらもいつもおじゃましています陸前高田市の矢作川水系の風景を楽しんできました。
(どの写真もクリックすると大きくなります)
いつも美しい清流矢作川ですね~。底まで透き通っている水を見ただけでホッとした気分になるんです、来てよかったな~と思います。
水がきれいだと鳥も嬉しそうに見えるのはひいき目のせいでしょうかね。
私の存在も無視で夢中のようでした。
川原には菜の花が咲き始めてましたよ。去年も春先の3月28日に来ていますが、その時と同じぐらいの咲き方です。今年は1週間は遅れているようですね。
桜が咲く頃には川原一面に菜の花が咲くんですよ。桜と菜の花と清流の組み合わせが何ともいえない美しさです。
今年は4月23~25日あたりが見頃でしょうかね?。
二股の名のとおり矢作川はこれより上流は生出川と中平川に別れています。私は生出川の渓流を見に生出地区へと向かいます。
白糸の滝や数々の名前の付けられた渓流美が県道246号沿いに表れてきま。釣り人も2・3人見られましたね。釣りシーズンだ。魚もたくさん住んでいそうです。
水があんまり澄んでいるので魚からもこちらが良く見えるでしょうから、充分気をつけて釣らないとね。
それはともかく、やっぱ美しい渓流です。川岸の岩に生えるコケがだいぶ緑色が濃くなっています。これからどんどん緑が増えるんでしょう。
このような狭い谷あいの渓流脇の県道を4・5Kmほどでしょうか進んで行くと、突然目の前が開けて広い山里が現れます。
四方を小高い山に囲まれた、まるで隠れ里のような生出の里です。
生出の里と言えば原台山と、清水の湧口(しみずのわっくつ)、産物では虹鱒の養殖や炭焼きが名物です。
清水の湧口は、いつ来ても大量の水が湧き出している湧水です。
この流れている水が全て写真中央の民家の庭先から湧き出しているんですよ。驚きですね。
北上山地特有の地質がこのきれいな湧水を生んでいるんでしょうね。もしかしたら探せば鍾乳洞も見つかるかも・・・。
湧水が流れる堀の中には30センチ以上はある虹鱒が私を怖がるそぶりも無く、ゆうゆうと泳いでいます。「君ちょっと人に慣れすぎだよ、少しは警戒してよ」なんて声をかけつつしばらく眺めています。
情報ではここの梅花藻の花が咲いているそうだよと、3月末には聞いていましたが本当でした。
年中水温の変化が少ない湧水だからなせる技でしょうか。葉っぱは青々とした緑色(この表現ちょっと変かな)。盛りの頃に比べれば少ないものの梅の花に似た花が十数厘咲いていました。可憐でしたよ。
原台山は5月30日(日)が山開きだそうです。山のすぐふもとにある小学校の子供たちもみんなで登るそうで、ブログ仲間「リアスだより」のmyoujinさんに誘われて今年は私も参加させていただきます。今から楽しみです。
さて気仙沼、陸前高田をめぐってもまだ11時。帰り際もう一箇所寄ってみたいところがありました。そこは初めて行くところでしたが、なかなか良いところでしたので追って報告します。
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