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岩泉町、大川渓流を行く

昨日、櫃取湿原に行ってきた記事を載せましたが、湿原にゆくまでの岩泉町大川渓流の姿も美しかったので紹介します。

 (どの写真もクリックすると大きくなります)

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前日は道の駅の「三田貝分校」で得意の車中泊。一泊だけなのでキャンピング仕様にはしてきませんでしたが、軽くお酒を飲んでラジオで楽天戦を聞きながら8時前には寝てしまいました。

朝4時に起きるといい天気。今日はいいことがありそうだと、カップうどんの朝食と身支度を整え5時には出発だ!

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道の駅があった小本街道から、南に一山越えた大川渓谷沿いの県道171号へ向かいます。大川渓谷は櫃取湿原の周りの山々を源流としています。

峠から見下ろした大川渓流沿いの山里です。この辺はどこもこんな険しい山々に囲まれているんですよ。

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大川渓流に降りて、まずは七瀧へ。雪解け水を集めてかなりの水量、迫力ありますね。

周囲は新緑の中に山桜がチラチラと見え美しい光景です。

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七瀧からさかのぼってゆくと、なんと釜津田小学校の桜が満開でした。

ここで桜が楽しめるとは!さすが本州の通常に人が住むところで最も寒い所と言われるこのあたり、桜もずいぶん遅いんだな~。今年は特に遅かったんだろうけどね。

校庭の隅に建てられていた校歌を刻んだ石碑を見せてもらいました。歌詞の中にはこの地を切り開いたそう遠くない先人の労をたたえるところがあり、今も子供たちがこの校歌を歌ってくれていると思うと心にグッときてしまいました。

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小学校前の道と渓流です。

夏になって水量が減ったら、この清流で遊ぶ子供たちの姿が目に浮かんできます。イワナやヤマメがすぐ釣れそうな感じだ。

通りには旅館の看板も見られたが釣り客相手なんだろうか?

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上流にさかのぼるにつれ沿道には廃屋になった家が何軒も見られます。

冬の寒さや積雪に加え、牧畜などの農業だけでは食べては行けず、父母が開拓した地を離れざるをえなかったのでしょうか。

今年も春が来ましたよ。

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