虎毛山、雲上の湿原へ 前編
栗駒山の周辺にあって、雲上のオアシスと形容される湿原を持つ、秋田県湯沢市秋ノ宮の奥に位置する「虎毛山」(とらげやま 1432m)に登って来ました。
梅雨の時期、天気予報にマークが輝く今日、満を持して行ってきましたよ。
道中長いので前編・後編に分けました。後編は明日アップします。(とても1日では書けません)
(どの写真もクリックすると大きくなります)
自宅4時半出発。花山から鬼首に抜ける裏道を通り国道108号に抜け秋田県境を過ぎて間もなく、虎毛山入り口の看板を目印に左折します。
赤倉沢沿いの最終駐車地点に車を停めます。
先客が一人いるのかなと思いましたが、どうやら釣り人のようでした。
赤倉沢は点々と砂防ダムがあるものの、澄んだ水が流れる渓流です。渓流美を見るだけでも来た甲斐がありました。
登山開始6時35分。沢を左に見る沢沿いの道。雑草に降りた朝露でズボンがびっしょり塗れましたが今日は気温がかなり高くなる予報、気にしないで前に進みましょう。
25分ほどで赤倉沢を渡る徒渉点着。
まん中が壊れて傾いている橋を滑らないように渡り、いよいよここから本格的な登りに入ります。
ごらんの通りの森の中、高度により生えている木は変わりますが、終始涼しく登れましたが・・・・・。
高松岳分岐までの距離1.9Kmの間に高度差600mもあるという、「超」急な登山道を延々と登って行きます。
涼しいけど汗はダラダラ
夫婦桧、ブナ林などをあえぎながら過ぎ、何とか高松岳分岐点へ到着。8時40分。
ここでアクエリアス500mlが空になる。
高松岳にはここから稜線をたどって11.5Kmあるそうですが、その道は現在通行止めになっているようです。震災の影響かな?
分岐を過ぎてやっと虎毛山の山容を眺めることができました。が、写真のピークは頂上ではなくその先にあるようです。
この辺ヤセ尾根が続くので注意。
やっと頂上すぐ手前の非難小屋到着です。
一部二階建てになっていて20名収容とか。
小屋の中はきれいに整理と掃除がされていて私も停まってみたいなという気になりますね。
利用したみなさんが都度掃除していくんでしょう。この気持は守って行きたいものです。
小屋から10mほどで頂上です。 9時25分着。登山開始から2時間50分でした。
いやはや疲れましたと同時に腹減った~。
待望の雲上の湿原の散策を前に腹ごしらえを・・・。
母が前日漬けておいてくれた、きゅうりの一本漬け(浅漬け)。これがまた汗をかいて塩分を欲する体にちょうどよく美味しい~。母さんありがとうね!
後はコンビにおにぎりと、凍らせて持って来て程よく融けたペットボトルの水です。これだけでも美味しいですよ。
周囲の山々は梅雨時の湿度の高いモヤがかかったようではっきり見えませんが、見えている山名を地図を見ながら当てはめていくのも楽しいものです。おにぎりをほおばりながらしばし楽しみました。
残念ながら栗駒山は雲に隠れていましたけどね。
さて、メインの雲上の湿原は明日の後編で紹介します。
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