処暑も過ぎたというのにこの猛暑。今日は35℃を越えそうだという予報を聞いて、「もう標高の高いところに行ってしのぐしかないな」とのわれながら単純な発想で栗駒山へと向かうのでした。
(どの写真もクリックすると大きくなります)
本当に良い天気。下界ではどんどん気温が上がっていることでしょうが山はやっぱり涼しい~
!
風も強くて汗もすぐ乾いてゆきます。来て良かった!
今日は登りを中央コース、下りを東栗駒山コースにして、今度の日曜日に仲間のみなさんと栗駒山登山に来るブログ仲間「リアス便り」のmyoujinさんの参考にしてもらいたいと思います。
登山道にはエゾオヤマリンドウがところどころに咲いていて目を楽しませてくれました。
頂上では須川温泉側から登ってくる人も多く、常に20人ほどの人がいましたよ。
地元の私は頂上で、記念撮影のカメラのシャッター押し係をできるだけつとめるようにしています。栗駒山で良い思い出をつくってもらいたいからです。
さて下山。頂上直下の中央コースと東栗駒山コースの分岐点を東栗駒山コースへ。
入り口はロープが張ってあります。通行止めと間違われ安いと思うのですが・・・栗原市観光課の方ご一考を!
分岐してすぐ足場の悪い道が続きますのでmyoujinさん登る時は気をつけてね。
こちらは明らかに立ち入り禁止の裏掛けコース分岐。震災によるドゾウ沢の土石流で登山道そのものが無くなってしまいました。
東栗駒山山頂手前から見える栗駒山の姿。地肌が見えているところもありますが震災の前からある物です。ちらっと残雪も見えるね。
あと一ヶ月もすると紅葉で鮮やかな赤と黄色に染まりますよ。
山頂付近の岩場から見た、東栗駒山南東斜面の大崩落がドゾウ沢を土石流となって流れ落ちていった跡です。
大崩落は角度的に見えませんが、この跡を見ただけでもその規模の大きさがうかがえますね。
土石流は駒の湯温泉を飲み込み、さらに下流の名所行者滝まで流れ着いています。おそろしいほどのパワーだったんだな。
山頂周辺は溶岩が冷えて固まった岩が多く休憩するにはちょうどいいね。
私もここで大休憩。30分ほど風に吹かれて下界の暑さを忘れました。「下りたくないな~ずうっとこうしていたいな」
先ほど見かけた雪渓から流れる小さな沢。50mほどのプチ沢下りも登山道の一部です。
ただし水で濡れているところは滑るのでご注意を!水は湿原からも流れてくるので飲まない方が無難です。
イワカガミ平に到着。沢から登山口までは潅木や笹の生えている展望の良くない道です。笹などで肌を傷つけないよう暑くても長ズボンがお奨め。湿っていて滑りやすいところもあるので注意です。
あんまり写真を紹介するとmyoujinさんの楽しみがなくなるのでこれぐらいで・・・。
登山道は震災前と同じぐらいに整備されていましたのでご安心を。
紅葉の時期になったらまた登ってたっぷり紹介したいと思います。
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