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2010年8月の投稿

国道再開を待つ花山

昨日は栗原市花山の温泉宿、「温湯山荘」さんに用事が有り行ってきました。

9月18日(土)に国道398号線の温湯(ぬるゆ)⇔湯浜間の通行が再開されることが決まり、支配人さんも営業課長さんも大いに期待していました。お客さんがドッと増えるといいですね。

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花山大橋から花山湖をのぞいてみて。猛暑続きでごらんのとおり貯水量がかなり減っています。今週末あたり接近してくるであろう台風7号と、そろそろ南下してくる秋雨前線に期待だ!

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5時過ぎに行ったので作業の車も通らなくなった温湯大橋。18日の開通を待ってるよ。

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温湯大橋がまたいでいる一迫川上流の様子です。これ以上奥には通行止めなので行けませんが。ここから見る限りこの周辺には大きな崩れは見えませんでした。

赤い屋根の建物は古くからの温泉宿、佐藤旅館さんです。震災で源泉も枯れてしまったそうですが栗原市でボーリングした新しい源泉が近くにあり、ぜひ分湯してもらって再開してほしいものです。

国道開通が明るい希望を持たせてくれるような気がします。

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くりはら万葉祭2010 後編

昨日に引き続き28日に行われました「くりはら万葉祭」の様子を紹介します。

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栗原市一迫片子沢の古民家を再生して冬以外の季節をギャラリーとして公開している「風の沢ギャラリー」さんです。今回の祭りの主催者であり、月に一度ペースでイベントを開催しています。

当たり前の農村風景にあまり違和感なく(こぎれいな茅葺民家だな~と言った感じ)建っています。

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今回のお祭りを行った会場風景です。もとは田んぼだったらしい。

手前の赤い幕があるところがステージ。白いテントが市内のお店やさんが出している屋台です。

野焼きはあの煙が出ているところで行います。

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野焼きの点火式を行った後は、花山森林科学館の館長さんが自然観察会を行なってくれました。雑木林が繁る裏山に登って色々と観察します。

それにしても館長さんは何でも知っていますね~。あの木、あの花、あの虫、聞かれるもの全ての名前を知っています。それと、大人にも楽しい話術で飽きさせません。

自然観察指導員初心者の私、この域に達するのはいつのことやら。

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ギャラリーの裏(ふだんの入場は有料です)にある軒下でアリ地獄の調査。

なるほど、私にとっては珍しくもなんともないものだが、初めて見る人には不思議でしょうがないんだね~。

大人の方が興味しんしん。私はといえば茅葺屋根のコケの付き方に興味がわいてきます。自然と同化してゆくような感じがいいですね。

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栗駒高原自然学校さんが提供したのは水平ボルダリングコース。上に上るのではなく横に移動して行くものです。

子供たちにはこれが大人気で、失敗しても成功しても何度もトライしていましたよ。冒険心をあおるような遊びはいつの世も人気がありますね。

ちなみに体の硬い太った大人はみなさん失敗していました。

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名前は聞きそびれましたが、石の彫刻家のパホーマンス。一振りごとに的確に石が削られてゆきます。やっぱり違うね~。

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その後は昨日紹介した郷土芸能に続いて行くのですが、その前の腹ごしらえは栗原市の名物「そばだんご」300円也です。築館の蕎麦屋さん提供らしく美味しかったですね~。

他にも焼き鳥、牛串、パン、やきそば、ファストフード、ホタテ焼き・・・などなどいろんなお店が出ていました。どこも多くのお客さんで大賑わいでした。

いろんな事が楽しめるお祭りでした。

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くりはら万葉祭2010 前編

昨日は栗原市一迫の片子沢地区で今年で3回目になる「くりはら万葉祭」が行われたので、午後2時頃から9時過ぎまで長時間に渡りいろんな企画、催し物を楽しんできました。

あまりに多すぎたので、二回にに分けて報告します。

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主催は風の沢ギャラリーと市内の陶芸家の皆さんで作る「タラチネの会」です。

万葉の時代の陶芸の原点である野焼きをメインとして始まったこのお祭り、東北の伝統芸能も披露され内容も充実してきました。

近くの小学生たちも作ったいろんな作品が並んでいましたよ。

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そしていよいよ野焼きの開始。作品が中央に並べられ熱い炎に包まれました。

一晩中焼かれて完成するそうです。

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野焼きのとなりではピラミッドをかたどったでっかい焼き物のオブジェにも火が入れられ豪快に火を噴いています。ピラミッドじゃなく火山だなこりゃ!

さらにその前では伝統芸能も始まりましたよ。まずは登米市佐沼の八ツ鹿踊りです。

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盛岡からは土淵さんさ踊りのみなさんが 、古くからのスタイルのさんさ踊りをお客さんも取り込んで楽しく踊ってくれました。

登米市石越の民謡の会のみなさんのときは会場全体が手拍子で盛り上がりましたね~。

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奥州市胆沢からは鬼剣舞の皆さん。勇壮でしたよ。

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そして地元栗原市出身の熊田かほりさんの琵琶の演奏。

若手琵琶奏者として日本一になった熊田さん。ごらんのとおりの美人ですし、私の高校の後輩でもあるのでいっぱい写真を撮ろうと思いましたが、演奏にひきつけられて聞き入ってしまい撮るのを忘れるほどでした。

琵琶の古風な音色にあわせて語られる昔物語は幽玄の世界に誘ってくれました。

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飛んできたカマキリに話しかけるかほりチャンの図。

夜の野外ステージということもあり、照明に虫がたくさん寄ってきて演奏も大変だったと思いますが、いやな顔一つせずそれをユーモアに変えてくれました。よくできた娘さんですね~。

たまたまですが、今夜(8月29日)23:30~0:15のNHK教育テレビの「芸能花舞台」に熊田かほりさんが出演します。期待の若手の邦楽家三人の内の一人としてですが、ぜひご覧になってください。

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郷土芸能の最後は栗駒の中野神楽のみなさんです。最初はゆっくりとした踊りからだんだんと激しい踊りへと移ってゆきます。

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中野神楽のもう一つの見所は胴取りと呼ばれる太鼓のたたき手のみごとさ。複雑な音色を流れるようにたたき、場を盛り上げていく技は見事というしか有りません。

まだ青年なのですが、子供の頃から神楽が好きで練習を重ねてきたそうで、すでにキャリアも実力も円熟の域なのでしょうね。いいものを見せていただきました。

終わったのは9時を過ぎましたが、もう大満足で家路に着く私でありました。

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近所の花たち

今日も午前中は薄曇り。暑さを言い訳にサボってきました庭のツツジなど、植木の剪定を行いました。

本当は花が咲き終わったすぐ後の来年の花芽が出る前にやらなくてはいけないのですが・・・。来年も花の数は少ないかな~。

とてもお見せできない素人の剪定状況。かわりに家の庭や近所に咲いていた花を紹介します。

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家の庭のアサガオです。青いかすり模様のような花で気に入っています。まだまだつるを伸ばしているので咲き続けそうだな。

来年は家の窓ぎわにはわせて、よしず代わりの日よけにしようと思っています。

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家の前を流れる川沿いにはヒガンバナ科のナツズイセンが咲いていました。薄いピンク色のユリにも似たかわいい花です。

これが咲くと本当は秋に変わってゆくんだけどねえ・・・。

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休耕田一面に咲く白い花。そうです「そば」の花です。

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まだ咲き始めのようでそれほど白が濃くは有りませんが、稲穂が出るのと同じように収穫を期待します。10月頃に食べられる新そばが楽しみです。

外部環境は秋に変わりつつあるのですが気温は今日も30℃超え。ふぅ~

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古川へ写真展を見に行く

今日は曇り空で残暑もいっぷくと言った感じでしたね。

外に出るのもおっくうではなくなり、昼過ぎ古川まで写真展を見に行きました。

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大崎市民ギャラリー「緒絶の館」で、大崎市を中心に活躍している「写団みちのく」さんの写真展が8月24日~29日まで開かれています。

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入り口で記帳を済ませパンフレットいただいて会場の中へ。

その質の高さから宮城県北でも名が知れています「写団みちのく」さん。今年のメインテーマは「祭」です。東北各地の祭りをあるものは躍動的に、あるものはおごそかに、いろんな見方でとらえていました。

こんな撮り方もあるんだな~、勉強になるね~、と感心しきり。

そのほかにも、東北のみならず北海道から飛騨高山までの美しい風景写真などが並び楽しませてくれましたよ。

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展示数約100点。9人のメンバーでこの数を、しかも質の高いものを毎年出展するには、かなり活発に活動しないといけないでしょうね~。

去年より内容もアップしたように感じます。(えらそうにすみません)

1時間弱、会場内を3周。ゆっくり見させてもらいました。

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写真展のとなりの建物では「船形山のブナを守る会」のみなさんが作品展を開いていました。こちらも24日~29日まで。

船形山とその周辺の絵画やスケッチ、写真、森の木の実で作った飾り物やアケビのつるのランプシェードなどなど、いろんなものが所狭しと並びます。

市民の皆さんに森に関心を持ってもらうと同時に、守る会の活動を知ってもらおうとの展示会のようです。

私は守る会が発行している記念誌「ブナの森」第10号を購入。140ページの大作で1000円です。

山の近くに造られようとしているダムの建設中止活動の様子や、ダムの無益性などの検証記事や、ブナの森の大切さを語る多くの人のエッセイなど。自然保護について感心のある私にはすばらしい教科書になりそうです。

今日は心が充実した一日になりました。

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栗駒山へ納涼登山

処暑も過ぎたというのにこの猛暑。今日は35℃を越えそうだという予報を聞いて、「もう標高の高いところに行ってしのぐしかないな」とのわれながら単純な発想で栗駒山へと向かうのでした。

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本当に良い天気。下界ではどんどん気温が上がっていることでしょうが山はやっぱり涼しい~

風も強くて汗もすぐ乾いてゆきます。来て良かった!

今日は登りを中央コース、下りを東栗駒山コースにして、今度の日曜日に仲間のみなさんと栗駒山登山に来るブログ仲間「リアス便り」のmyoujinさんの参考にしてもらいたいと思います。

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登山道にはエゾオヤマリンドウがところどころに咲いていて目を楽しませてくれました。

頂上では須川温泉側から登ってくる人も多く、常に20人ほどの人がいましたよ。

地元の私は頂上で、記念撮影のカメラのシャッター押し係をできるだけつとめるようにしています。栗駒山で良い思い出をつくってもらいたいからです。

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さて下山。頂上直下の中央コースと東栗駒山コースの分岐点を東栗駒山コースへ。

入り口はロープが張ってあります。通行止めと間違われ安いと思うのですが・・・栗原市観光課の方ご一考を!

分岐してすぐ足場の悪い道が続きますのでmyoujinさん登る時は気をつけてね。

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こちらは明らかに立ち入り禁止の裏掛けコース分岐。震災によるドゾウ沢の土石流で登山道そのものが無くなってしまいました。

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東栗駒山山頂手前から見える栗駒山の姿。地肌が見えているところもありますが震災の前からある物です。ちらっと残雪も見えるね。

あと一ヶ月もすると紅葉で鮮やかな赤と黄色に染まりますよ。

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山頂付近の岩場から見た、東栗駒山南東斜面の大崩落がドゾウ沢を土石流となって流れ落ちていった跡です。

大崩落は角度的に見えませんが、この跡を見ただけでもその規模の大きさがうかがえますね。

土石流は駒の湯温泉を飲み込み、さらに下流の名所行者滝まで流れ着いています。おそろしいほどのパワーだったんだな。

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山頂周辺は溶岩が冷えて固まった岩が多く休憩するにはちょうどいいね。

私もここで大休憩。30分ほど風に吹かれて下界の暑さを忘れました。「下りたくないな~ずうっとこうしていたいな」

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先ほど見かけた雪渓から流れる小さな沢。50mほどのプチ沢下りも登山道の一部です。

ただし水で濡れているところは滑るのでご注意を!水は湿原からも流れてくるので飲まない方が無難です。

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イワカガミ平に到着。沢から登山口までは潅木や笹の生えている展望の良くない道です。笹などで肌を傷つけないよう暑くても長ズボンがお奨め。湿っていて滑りやすいところもあるので注意です。

あんまり写真を紹介するとmyoujinさんの楽しみがなくなるのでこれぐらいで・・・。

登山道は震災前と同じぐらいに整備されていましたのでご安心を。

紅葉の時期になったらまた登ってたっぷり紹介したいと思います。

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暑さ復活!でも・・・

涼しい日が2・3日続いたと思ったら今日はまた暑い一日になりました。

今日の午前中、仙台まで用事が有り出かけてきましたが、どこも暑いね~(当たり前か)。高速道路の温度表示板には36℃の表示になっているところもありましたよ。

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でもね秋は確実に近づいているようです。

栗の実も大きくなってきました。

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空はまだ夏模様だけどね。

9月に入ったら食べられそうなくらいの成長だ。

あ~待ち遠しい秋!

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湯浜温泉に行ってみたが

昨日今日と涼しく過ごしやすい日でした。

国道398号が全線開通が決まり、現在北側の閉鎖ゲートにある湯浜温泉の三浦旅館さんは喜んでいるだろうなと、6月依頼の訪問だったのですが・・・。

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須川温泉側からぐるっと回って秋田県湯沢市側に入り、小安温泉に向かう国道398号の反対側の宮城県花山方面に向かって、通行止めのゲートがあるところが湯浜温泉の入り口です。

沢沿いのすっかり濃くなった緑の道をたどると・・・。

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湯浜温泉、三浦旅館さんがありました。

三浦旅館さんに来るのは初めて。6月には手前の露天風呂で引き返していたんですけど。

建物は外から見る限りは地震の影響は大きくはなかったようです。

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しかし、旅館の玄関には「休業中」の張り紙が。

6月に訪れた時に三浦さんに電話で聞いた時は、7月になったら開業する予定と聞いていましたが・・・。

お客さんの目途がたたなかったのでしょうか、営業はしたくてもお客さんに来てもらえないことには何ともなりませんね。

国道が再開して、湯浜峠付近から三浦旅館の姿が見えれば訪れるお客さんも絶対増えると思いますよ。

紅葉した渓谷の木々の間から見える旅館は魅力を感じます。電気の通じていないランプの宿、俗世間からの一時避難場所、休憩場所的な湯浜温泉です。

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こちらは栗駒山山頂に向かう湯浜コースの入り口です。

頂上には4時間ほどかかるそうですが、手付かずの栗駒山の原生林を楽しむならこのコース!と言われています。栗駒山を極めようと思っている私、絶対行かねばと思っています。

「まだ開業していなかったんですね」なんて軽い言い方で三浦旅館さんに電話することはできません。

9月18日に宮城県側からの国道が通ったらまた来ます。そのときは話しを聞かせてもらおうと思っています。

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国道398号全線開通のお知らせ

今日は暑さもやわらぎ28℃で、やっと平年並みだそうです。やっぱりすごしやすかった~

そんな中、待ちに待ったうれしい知らせが朝刊に・・・

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岩手・宮城内陸地震以来、2年3ヶ月も通行止めになっていた国道398号線の栗原市花山の温湯(ぬるゆ)温泉から湯浜温泉間が、やっと来月の9月18日(土)に通行再開することに決まりました。

「やった~、やったよ~

この国道は、栗駒山の宮城・秋田・岩手にまたがる周回コースになっている上に、仙台方面から秋田県湯沢市の小安温泉を結ぶ最短道路になっていたので、観光に及ぼす影響は大きかったのです。

周囲の温泉宿のみなさんはどれだけうれしいことでしょうね。

秋の紅葉時期は、閉鎖になっていた区間にある湯浜峠から見る紅葉に染まった栗駒山や切立った渓谷美が、それはもう~美しいのなんの。今年はそれを見ることができてうれしい限りです。

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でも心配もあります、その美しい景色が地震の崩落でどれだけ変わってしまったかな~ということです。

写真は2008年9月10日の栗駒山山頂付近から見た湯浜峠付近の様子です。地震後間もないため崩落現場はブルーシートに覆われています。なんとも痛々しい感じです。こういう崩落が何箇所もあったようですし、大きな土砂ダムできていたとか。

開通したら、まずは私も現地にいって確認して来たいと思っています。

同じく不通になっていた宮城県側の栗駒山への道、県道築館栗駒公園線も行者滝の付近もまだ日程は決まっていませんが、だいたい同じ時期に開通できるようです。こちらも待ち遠しいですね。

蛇足)新聞記事のとなりにある松島の花火大会の写真が綺麗すぎて、どういう設定で撮ったのか気になっている私です。

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お墓参り

雨が降ったり暑い陽が射したりとめまぐるしく天気が変わる今日。わが家のお墓参りに行ってきました。

うちのあたりでは、お盆を終えてご先祖様を送った後にお参りに行くのが慣例になっています。

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山の斜面にある我が家のお墓。見渡すと気持がいいほどの田園風景が広がっています。

お墓に着くまではけっこうな登りが有りお年寄りにはきついのですが、今年も母は問題にせず登ってきました。健康に感謝ですね~。

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お盆のうちにたくさんの方がお墓参り来てくれたようで、花はこれ以上入りませんと言うくらい供えられていていました。感謝ですね。

うちの墓特有のお酒類はエビスビールが一本。ビール好きだった末の弟のためにどなたかあげてくれたようです。ありがたいですね。この暑い夏、弟も美味しく飲んだことでしょう。

お彼岸などにはお酒の小瓶や父の好きだった焼酎などを含め5・6本並ぶことも有ります。

周囲からは、よっぽどお酒好きの家系だと思われているでしょうね(まっ、そのとおりではありますが)。

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家のお墓参りは終えて、すぐ下の弟の義理のお父さんのお墓へ。

珍しい白い花のサルスベリが咲いていました。赤よりもお寺には似合っているようです。

さらにこの後、母の実家の鶯沢のお墓にもお参りしてきました。どこもお参りの人でいっぱいでしたね。年に一度だけでもお盆には・・・という方が多いのでしょう。大切にしたい風景です。

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送り火と花火大会

お盆の13日・14日は親戚・兄弟が入れ替わりやってきて、飲んでばっかりの日々でした。

今日はお盆の最終日。ご先祖様をお送りしなくちゃいけませんね。

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夕方、稲わらを焼いてお盆に家に来ていたご先祖様を送ります。その前に仏壇にはお餅をそなえてお土産餅としてご先祖様に持っていってもらいます。

明日(16日)無事に帰ったご先祖様をお参りに、お墓に行くのがこの地方の習わしです。

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15日には栗駒で毎年、灯ろう流しと花火大会が行われます。

初盆の家や、あたり年になっている家では灯ろうを流してご冥福を祈ります。

うちも来年はあたり年なので向こうに行かないといけないな。

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灯ろう流しが終わらないうちに始まっちゃいました花火大会!

今年は一段とお客さんが多いですね~。河川敷には人でいっぱい。

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花火のすぐそばでは面白い写真が撮れないな~との去年の反省から、今年は城跡「鶴丸城跡」から撮ってみました。

何をメインに撮るかで写真は変わってしまいますが、これは花火中心です。

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でっ、こちらは街の夜景と花火、そして花火が照らす田んぼですね。

写真のプロからすれば欲張り過ぎだね、なんて言われそうですが、私が撮りたかったのはこんな感じです。カメラの性能からいって精一杯なところかなと思いますが・・・。

明日は帰って行ったご先祖様のお墓参りに行ってきます。実質明日までがこの辺ではお盆という感じなんですけどね。

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姪っ子とイワナ釣り

明日からお盆。わが栗駒地方は台風4号の影響もあまり無く、昼過ぎに降り始めた雨も夕方6時ごろには止んでしまいましたよ。

昨日から近所に住む姪っ子ナナ(小5)が泊まりがけで遊びに来ています。昨夜は花火などをして私も童心に帰らせてもらいましたが、今日は空模様をうかがいながら栗駒山の中腹の耕英地区でイワナ釣りに行ってきました。

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この春にナナを栗駒山の登山口イワカガミ平に連れて行ったときにイワナ釣りをしてみたいと言われて、その時は時間が無くてできなかったのですがやっと連れてこれました。

市道沿いある熊谷養魚場さんです。

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釣竿と餌を200円で借りて、いざ開始。ちょっとへっぴり腰ですが・・・。

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釣り糸をたらして一分も経たないうちにもう釣れました! 早っ!

釣ったのはいいがイワナが怖くて掴めないナナ。糸をつかませてやっと記念写真だ!

この後、私がイワナから針をはずしたり、次のために餌をつけたりしたのは言うまでもないことです。おてんばなお姫様の面倒を見る執事でございます。

釣った魚は全て購入しないといけないので、イワナ2匹ニジマス1匹を釣ったところで、これ以上釣られても困るので。「食べきれないからこの辺でやめようよ・・・」と説得。

次々と釣れるので面白いだろうが、いっぱい釣られても困るな~。

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釣った3匹を塩焼きにしてもらっている間に池の周りではしゃぐナナ。最近やっとできるようになった跳び込みのマネ。おく病なわりにちょっと危なっかしいことが好きなやつです。

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焼いてもらうこと20分弱、私とナナそれぞれ一匹づつイワナをいただきま~す。

「おいしい~!」 を連発。続いてニジマスもほとんどナナ一人で食べちゃいました。やっぱり自分で釣った魚は格別なんでしょうね。いや確かに美味しかったですよ。

いっしょにナナはざるうどんを、私はなめこそばを食べて満腹満腹。

涼しくなったら山に登ろうな!

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花山の工事現場で

花山の温湯(ぬるゆ)山荘さんへ用事で出かける途中、道の駅「路田里はなやま」を過ぎた国道398号沿いで、驚きの工事現場に出会いました。

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岩手宮城内陸地震で崩落した一迫川沿いの断崖絶壁。これ以上の崩落を止めるための工事です。崩れるとすぐ川を堰き止め土砂ダムができてしまいます。

絶壁の上には200トンを吊り下げる能力があるクレーンが2機、クワガタの角のように腕を伸ばしています。

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クレーンの向かって右側の斜面をよく見ると、お~~なんと急な斜面で作業をしている人がいるでは有りませんか。

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命綱に身をゆだねて作業に当たるみなさん。しかもこの暑さの中・・・。

本当にご苦労様です。

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左側のクレーンの下にも、ロッククライミングを思わせるようなテクニックで作業をしているみなさんが。

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人だけでなく重機もワイヤーで吊り下げられて作業中。

いずれも100%の安全を確保されて行われているのでしょうが、高所恐怖症の私には見ているだけでも寒気がしてきます。

みなさん本当に安全第一で仕事をしてください。

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大蔵村の景色

昨日は近所の法事でだいぶ飲みすぎてしまいまして、7日に速報をアップしていた「ほたる火コンサート2010」を更新できませんでしたが、さきほどやっと更新しましたのでご覧になってください。

7日夜の「ほたる火祭り」の前に大蔵村をあちこち歩いてみました。

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大蔵村といえば開湯1200年になる肘折温泉が有名ですね。

この時期は温泉の中心部で朝市が朝5時から開かれ、多くの温泉客のみなさんが漬物やきのこ、海産物などを買いもとめていました。

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その次に有名なのがやっぱり棚田でしょうね。

肘折温泉に行く途中、国道458号を東側に入って行くといたるところに棚田の景色があります。

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農作業は大変でしょうが、ぜひ守っていただきたい景色ですね。

正面奥の山は葉山(1461m)。秋には登ってみたいね~。

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ため池のハスの花も満開。棚田を見下ろしていました。

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大蔵村には巨木が色々あります。写真は「岩神権現のクロベ」です幹周り12.2m高さ25mも有るそうです。

すぐ横には「岩神大権現杉」もありこれも大きかった~。他にもと「豊牧のクリ」の木など。

二年前に初めて訪れた大蔵村。すっかりお馴染みの村になりました。しかし豪雪の冬にも来て見ないと本当の良さは判らないんだろうな。

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ほたる火コンサート2010

毎年8月の第一土曜日に山形県大蔵村の棚田で行われる、「ほたる火祭り」に行ってきました。

日本棚田100選に認定されている大蔵村の四ヶ村地区(四集落の総称)の美しい棚田の真ん中で行われるコンサート。見に来たのは去年に続いて二回目です。

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駐車場からシャトルバスと歩きで会場へ。まん中の白いテント付近がステージです。

3時ごろちょっとだけ雨が降ったおかげで暑さもやわらぎ、快適に観覧できそうです。

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棚田の一番下には川が流れていて、その対岸は大きな崖になっています。その崖をバックにステージ上でリハーサルをしているのは、オカリナとキーボードのコンビ「breath」のお二人。

5時40分からの開演を前に、まだ3時半だというのに熱の入ったリハーサル。熱心なファンはこれも楽しみにしているようです。

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ぞろぞろとお客さんも集まって来ます。ステージ前のイス席では間に合わず、多くの方たちは田んぼのあぜ道で観覧。これもまたいいもの。

私も正面の休耕田のあぜ道に陣取る事が出来ラッキー!

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いよいよ開演です。

向かって右側がオカリナとおしゃべり担当の大沢聡さん。世界的に活躍されていて、この日もドイツから帰ってきて直行してきたそうです。おしゃべりもなかなかユーモアがあって楽しいですよ。

左側がキーボードの小林真人さん、作曲や歌手の音楽サポートなどをしています。

ふだん二人は別々の活動をしていて、たまにコンビでコンサートをしているようです。

「breath」がほたる火祭りのコンサートに来るようになったのは4年目とか。大蔵村が気に入って、お二人の方からまた次の年もやらせて欲しいと言っているそうです。

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今年も地元の中学生とオカリナの競演。「夏の思い出」と「故郷」を演奏してくれました。

ほほえましいですね。

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6時半コンサートを一休みして、いよいよ棚田のあぜ道に並べられたペットボトルに入れたローソクに点灯されます。

その数1200本。日が暮れてゆくとゆらゆら揺れる火がまさに「ほたる火」のようで美しい~

今回はビデオカメラも持ってきてそちらをメインで撮っていたため、写真はおろそかになり、うまく写っていません

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すっかり闇に包まれステージは最高潮になってきました。

静かな曲、エネルギッシュな曲、オリジナル曲やみんなが知っている曲と、いや~本当に楽しませてもらいました。

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コンサートが終わって歩いて会場を後に。ふり返ると棚田に灯った「ほたる火」がたくさん輝いています。あちこちから「わーすごい」「きれいだ~」と感嘆の声。

ほたる火を見るならコンサートが終わってからが良いようです。私もしばらく見入ってしまいました。

写真はうまく写っていませんが棚田の斜面いちめんにかがやく灯は本当に感動しますよ。

大蔵村の皆さん今年も素晴しいお祭りみせてくれてをありがとうございました。また来年も来させてもらいます。

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8月の世界谷地

昨日、耕英のひまわりの姿をお伝えしましたが、帰りにちょっと世界谷地に寄ってみました。

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初夏の花の時期は終わり目立つ花は有りませんが、黄緑色に包まれた湿原の様子です。

雪渓も無くなり栗駒山の急峻な南斜面がよく見えますね。

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この時期に咲く花はわずかですが紫色のタチギボウシ、黄色の花は名前が分かりません。この他にクルマユリなども咲いていましたね。

私が生まれた頃、約50年前の登山紀行に世界谷地に食虫植物のモウセンゴケが群落をなしていたという記述がありましたが、今は全然見られません。植生も大きく変わったのでしょうね。

8月の世界谷地はこんな感じでした。

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今夜は栗駒の夜市が開催され、ビアガ-デンもオープンしていたのですが。家の仕事や、地域のみんなで管理している花壇の草取りなどを炎天下にやって疲れ果てたので、申し訳ありませんがレポートできませんでした。

明日は朝早く山形県大蔵村に出かけ肘折温泉の朝市や、棚田の風景写真を撮り、夜は棚田で行われる「ほたる火祭り」を写真に撮りに行ってきます。

今日、栗駒山近くに沈む夕日はきれいでした~。明日も猛暑かな? しかもフェーン現象の山形に行くんだよな

帰りは遅くなるので当日中にブログにアップできるかどうかは定かでありません。あしからず!

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耕英のひまわり満開

しっかし今日は暑かった!私的にこの夏一番の暑さ。

朝からこの暑さを察知した私は栗駒山の中腹、耕英地区にある写真クラブ会長の夏の家に逃げ込むのであった。

先々週も訪れて草刈の手伝いをしましたが、その際咲き始めていたひまわりが満開になっているよという話しを聞いていたので、いよいよ撮影です。

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7月21日の投稿にて、ひまわり畑を写しながら、ひまわりといっしょに写したかったものは栗駒山山頂が見える景色でした。

朝8時半ごろはきれいな青空で頂上までくっきり見渡せます。陽射しは強いもののやっぱり高原は空気がカラッとしていて、モワッとした暑さの下界とはちがいますね。

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去年の6月の復興記念行事で、同じく震災にあった神戸の皆さんにもらったひまわりの種がこんなに大きくたくさん花をつけましたよ。

「自分の家の畑を花いっぱいにしてそこから栗駒山を眺めてみたい」という会長さんの奥さんの夢を聞いて、二人で一生懸命畑を耕し種を植えて大切に育てたひまわり。本当は春に菜の花でいっぱいにする予定でしたが、不順な天候のため失敗していたのでこのひまわりの花には感慨ひとしおでしょうね。

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このひまわりも本当は2000本植える予定でしたが、今年の6月も復興記念イベントや記念誌の発行等でお二人とも忙しく、「1800本しか植えられなくて雑草も生え放題になってしまった」と会長さんも苦笑い。でも自分で撮ったひまわりの写真を自慢げに見せてくれて満足そうです。

畑に立っている案山子はどこか奥さんに似ていました。

来年はもっとたくさん植えるぞと意気込む会長さんでした。

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仮設住宅解体

岩手・宮城内陸地震から2年が過ぎ、仮設住宅も法定の2年間を過ぎて取り壊しの時を迎えました。

栗駒地区では住んでいた全員がすでに元の家などに戻ることができたのですが、花山地区では一部非難勧告が解除されていない方が一軒、特例で延長して住まわれるそうで、今年の12月までになるということです。

本当に長い間、不自由な生活をされて、震災はいつまでも終わらないんだなと感じさせられます。

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旧栗駒町体育館跡に建てられた仮設住宅。震災から一ヵ月後の開設当時、多くのマスコミが押しかけていた風景がよみがえってきます。

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一世帯当たり2DKの狭い住宅でした。どんな想いでみなさんが住まわれていたかは私には想像できません。

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ただ、今は新しい将来に向かって進んでいくしかないですね。

いろんな想いが詰まった仮設住宅、二年間皆さんを守ってくれてありがとう。

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初ゴーヤいただきました

8月に入った田舎では、そろそろお盆の準備が始まります。

私も先祖から続くお墓の掃除をしに、朝ごはんを食べてさっそく行ってきました。涼しいうちに終わってしまおうと思ったが、うちのお墓は山の斜面にあり、藪刈りから始まり雑草抜きと、終わる頃にはもう炎天下。やっぱり汗びっしょりになって帰ってきました。

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暑さにばてたらやっぱり元気になるものを食べなくてはと、先週紹介したゴーヤ、まだ小さいのですが硬さからいって食べごろだなと判断。摘んできて夕飯にゴーヤチャンプルーです。

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豚肉と卵をいっしょに炒めました。

隣はオクラの酢の物。オクラも今たくさんなっていますよ。天ぷらなどでは食べ飽きたので今日はシンプルにゆでてきざんで二杯酢+カラシで。

元気が出るコンビに冷えたビール。もう元気回復です

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わが家のこの時期の風物詩、扇風機の風に当たりに来るオニヤンマです。

決してヤラセではありません。しばらく涼んでから(そう見える)帰ってゆきました。いつものことなので捕まえたりしませんよ~。お客さんとかはビックリしますけどね。

この暑さはいつまで続くかな~。

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母校の同窓会へ

ムシムシした暑さの今日、私の母校であります岩ヶ崎高校の同窓会総会が行われました。

今回の総会を期に私も常任幹事を勤めさせていただくことになり、これまで全然関わりをもってこれなかった分お役にたてるようがんばりたいと思います。

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総会も無事終了した後、お待ちかね懇親会が始まりました。

在校生の合唱部のみなさんが校歌を歌ってくれましたがやっぱり感動しますね、グッときてしまいました

続けて「また君に恋してる」と「ふるさと」を歌ってくれて、やっぱり若さっていいですね。昔を思い出しました。みんなありがとう!

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乾杯の後はみなさん思い思いのテーブルに着き歓談。

私と同じ年の同窓生は私ともう一人の二人だけ。一つ上も一つ下もゼロとさんざんな出席率です。私もそうでしたが仕事で忙しい年代、よっぽど好きでないと来れないかもしれませんね。定年を過ぎた方の出席が多かったですね。

人を集める方法を考えないといけないな。特に若い人をね!

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最初こそ同じ年の同級生と話をしていましたが、いざ集まればそこは同窓生、年代を超えて話しがはずみます。5歳下の部活の後輩から「覚えていますか?」なんて声をかけられれば嬉しいものですよね。

会社でも、趣味の仲間でもない独特の雰囲気の集まり「同窓会」。また大事な人たちと出会えました。この関係は大切にしてゆきたいと思います。

来年は学校創立70周年です。同窓生の皆さん、毎年8月の第一日曜日が同窓会になっています。来年も会場はベルディ栗駒さんになると思いますので、ぜひ参加してくださいね。

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