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栗駒山への県道開通

今日9月18日(土)は、宮城と秋田を結ぶ国道398号線が震災依頼の通行が再開されました。それも大事でしたが、昨日、栗駒山へメインの道である県道築館栗駒公園線も通行再開されましたのでそちらから見て来ました。

この道はこれまでの市道の迂回路をを通る道と違い、栗駒山の中腹である耕英地区を最短で結ぶ道です。

どの写真もクリックすると大きくなります)

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一番心配していたのが行者滝でした。駒の湯温泉を飲み込んだ土石流がここまで流れてきていて、しかも滝のすぐ上の斜面も崩れているようだったので本当に心配していましたが・・・。

やっぱり変わってしまいました。ただの川の流れの段差といった感じになったな~(涙)。

Photo_3

滝のすぐ上は広い工事現場のような状態になっていました。

かつては金名水への登山道もあり、うっそうとした緑におおわれた沢だったのですが・・・。

土石流と山の崩落の堆積物を除去した跡なんでしょうね。今も砂防工事が続けられていて、行者滝に昔の清流に、戻るのは来年の春以降のようです。

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もう一つの名勝の窓滝に向かう橋も架け替え工事の最中でした。

窓滝も崩落で今は跡形もない状態になっているようです。残念です。

Photo_6

逆に元気に復活したのは耕英名物「高原大根」。

通行再開で県道沿いの農家の畑の前では子供たちも販売のお手伝いです。大人たちは次々に売れてゆく大根を畑から掘ってきては洗って店に並べていました。

しかし安いです。大根中ぐらいのものが3本200円、キャベツ瑞々しい大きなやつが150円でしたよ!

帰りにスーパーの野菜売り場を見てビックリ! 大根一本198円、キャベツ一個298円もしていましたよ。

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ダイコン屋さんの売店脇には青々とした畑がズラリと並んでいました。

コスモスの花が咲き誇る奥には、りっぱなニンジンの葉っぱが・・・。うちの周りではニンジンは高温のため不作だったのですが、涼しい耕英では違うものですね~。

栗駒山登山口にむかうこの県道が再開したことによって、これまでの市道を通ってイワカガミ平まで登るのよりは10分は早くなると思いますし、道幅も広くなり安全になったかなと思います。多くの観光客が来てくれることを願っています。

私はこのあと、今日(18日)開通する、花山の国道398号線に向かうのでありました。(19日に投稿します)

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コメント

myoujinさん、こんにちは。
県道、国道が開通して住民の方、温泉旅館やお店の方々、どこに行っても笑顔で喜んでいらっしゃいました。がぜん活気が出てきたのを肌で感じました。
私もブログを書くことでしか応援できませんが、これからも復旧状況や見所を紹介して行きたいと思います。

投稿: 栗太郎 | 2010年9月20日 (月) 08時11分

栗太郎様
ご苦労様でした。
やっと復興の第一歩が始まった感じですね。
関係者の方々はどれほど待ち望んでいたことでしょうか。
紅葉の時期にも間に合ったようで多くの人が訪れるのを願っています。
現地に出向かれて復興の様子を報告して下さる
栗太郎様の温かい気持ちに感謝申し上げます。

投稿: myoujin | 2010年9月19日 (日) 21時20分

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