まつるべ大橋完成
岩手・宮城内陸地震の震源地、岩手県一関市のまつるべ温泉付近。地震で崩壊してしまってその姿が連日報道されましたまつるべ大橋が昨日新しく架け替えられ開通しました。
(どの写真もクリックすると大きくなります)
向かう途中、一関市本寺から見えた栗駒山(岩手では須川岳ですね)。
ちょっともやっていましたが、頂上付近の形はエベレストに似ていると思いませんか?(もちろん写真でしか見たことないけど)見る方向が変わるとこんなに印象も変わるんですね。
右が新しいまつるべ大橋と左は仮設の橋です。
一関から栗駒山中腹の須川温泉に向かう国道342号線の真湯温泉手前の橋です。
震災直後の連日に及ぶ24時間突貫工事で仮設の橋が造られて以来二年間、岩手と秋田を結ぶ交通と観光の要衝としてがんばってくれました。
工事に携わっていただいた建設関係の皆さんに改めて感謝です。
仮設橋とその向こうには崩落した橋。
震災のすごさを後世に残すためにその姿が保存されます。
橋のたもとには「まつるべ被災地展望の丘」が設置され。崩落した橋、仮設橋、新橋が展望できますよ。
地震発生と橋が崩落したメカニズムを解説した看板も立てられています。橋の須川側の橋脚を支える地盤がまるごと11mも一関側にずれたことにより、橋脚が折れて橋が落下したようです。とてつもないパワーを感じました。
今日も次々と眺めに来る人々が絶えませんでした。
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