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大東大原の水かけ祭り 2011年

2月11日に行われる祭り、岩手県一関市大東町大原の水かけ祭りに今年も行ってきました。

350年以上も続くこの祭り、火防祈願のお祭りとして始まり、今は参加した人は無病息災、大願成就のご利益があるそうです。

朝10時から夕方4時過ぎまでのお祭り。メインの裸男への水かけが3時から行われるまではいろんな催し物が行われ飽きさせてくれません。

 (どの写真もクリックすると大きくなります)

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今年の私は午後1時から祭り見物。いつもは最初から見ているのですがいろいろ家の用事も有ってこの時間に。

私の目に最初に飛び込んできたのは、大原の各地区のみなさんの手踊り。

まじめなめでたい踊りから、笑いをねらった仮装を重視したいろんな団体があります。

来ましたよ仮装を重視した団体が・・・

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きれいなこのお姉さん実は男性。手踊りやメインの水かけは女性は参加できません。

そのためか手踊りのみなさんは女性の着物の肌襦袢を着て踊り華やかさを演出し、中にはこのような現代の服を着て踊ります。

いや~この方本当に似合っていましたよ。

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女の子も参加できるようにと始まったのかな、小学生の女の子たちのお囃子が元気よく練り歩きました。

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火防のお祭りらしく梯子乗りも披露。

ポーズが決まると多くの観客から拍手喝采!

毎年演じる人が替わっているようですね。消防団の精鋭たちといった感じで頼もしいですねえ。

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今日一番の「めんこいさん」です。

数多くのお姉さん方を抑えて君が一番。水かけを今か今かと待っていましたよ。

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さていよいよメインの水かけが始まります。水をかける側もわくわく。

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ついに始まりました!

247名の裸男たちがいっせいに走り始め、それにめがけて沿道からは水が浴びせられます。

ごらんの通り水の量はハンパではありません。もちろん観客にもかかってきますが、ご利益があると思って皆さんうれしそうに浴びています。

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大原のメインストリートを一気に駆け抜けるのではなく、5区間に分けて少しづつ進みます。

一区間の終わりごとに消防団の皆さんが裸男たちを身をもって静止し、止められた裸男たちはだんだんと気持ちがヒートアップ!

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そしてまた駆け始めるというのを繰り返して行きます。

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先頭を争う元気な若者もいれば、マイペースの年配者も。

どちらにも同じようにご利益が有るそうです。

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裸男たちの後ろを走る加勢人(かせっと)を忘れてはいけませんね。

小学生の男の子たち、そろいの装束がかわいいですね。将来の裸男を目指してほしいね。お父さんと走った子もいるのかな。

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水をかける人も5区間を移動しながらかけてゆきますが、だんだんと気持が高ぶってくると裸男だけでなく同じ水かけ人の間でもかけあっていましたよ。

実は水かけ人もずぶ濡れになるんですよ。カメラマンもけっこう濡れました。

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みんなずぶぬれになった頃、5区間も走り切って祭りは終わりです。

裸男たちは各地区の詰め所に戻り、最後の納め水を浴び終了。

お疲れさまでした。

私も裸男になって参加してみたいなあ~。参加は自由だそうですよみなさん!

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