市道新荒砥沢線開通
岩手・宮城内陸地震で被災し、新たなルートを建設中だった栗原市栗駒文字地区と栗駒山を結ぶ市道荒砥沢線が28日(土)開通しました。
文字地区の一番奥にある荒砥沢ダム。
すぐその下に、山武温泉「さくらの湯」が有りますが、そこが基点です。
石を積み重ねたロックフィルダムの本体を、逆Zの形で市道が造られています。
4年ぶりに荒砥沢ダム湖の湖面を見ました。
造る必要の無かったダムです。計画当時の馬鹿な国会議員とそいつに投票した無知な有権者をうらんでいます。
昔しの無数にあった沢から流れる清流をしのび、この青い色が緑色に変わることが無いように祈るしかないね。
左の封鎖された道が旧荒砥沢線です。ここから右側に大きく旋回してダム湖の周りを通って栗駒山に行く市道に繋がっていました。
右が新しい道路です。
山一個分まるまる地すべりしたと言われる現場を左目に見て登ってゆきます。
震災当時たびたびヘリコプター映像でテレビの画面で見た現場がそこにありました。
改めてそのエネルギーの強さに驚いてしまいます。
以前の道路があったところです。
すっかり崩れて原形も何も有りません。ガードレールがぶらーんと何十メートルも垂れ下がっていた所かと思います。
この道路が完成したのと同時に、荒砥沢ダムから深山牧場への道も再開されたので、栗駒山→荒砥沢ダム→深山牧場→花山→秋田県or須川温泉への道が再開されました。
この道は先日紹介した冷沢橋の道にも繋がっています。内陸地震の怖さを知ってもらうためにもぜひ通ってっもらいたい道です。
一方で、さっそく山菜取りのみなさんが下見に来ていましたよ。
| 固定リンク
「地元の風景」カテゴリの記事
- 里の花菖蒲(2015.06.20)
- 栗駒の花火大会が・・・(2015.06.16)
- 帰り道に見た夕焼け(2015.06.12)
- 朝の虹(2015.06.04)
- 栗駒の朝、田んぼ風景(2015.06.03)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント