厳龍神社の裸参り

年度末で仕事が忙しくて帰りが遅く、ブログの更新も追いつかない状況です。

やっと先週の土曜日に行ってきた、遠野市小友町の厳龍神社のお祭り「裸参り」の様子をアップします。

古くからの宿場町である小友の町。

今でも昔ながらの風情が残った静かな町並なんですよ。

時折激しい雪の降る中、夜６時半から始まる裸参り準備が進められています。

神社に向かう木造の橋の上もツルツルなので砂をまいています。

いよいよ始まりました。

薄い短パンとさらしを巻いただけの姿で厳龍神社にお参りをします。

清めの塩をまく役の人を先頭に、大きな鈴を鳴らす人、のぼりを持つ人の後に続き、中年ぐらいの人から子供までが列をつくりお参りをします。

一人づつ厳かに祈ります。

どんな思いがあるのでしょうか・・・

社の中ではお祭りの間じゅう神楽の太鼓がリズムよくたたかれ、スピーカーで街中にも流されます。

はだか参りは３往復、３回の参拝が行われますが、その間は地元の方たちも参拝客ｔして訪れます。

お孫さんの手を引きながらおばあちゃんとママがやってきました。

ほほえましいお参りです。

不動の岩もライトアップされて荘厳な雰囲気の中のお参り。

ご利益ありそうだ。

今年は紅一点の若い女性の参加者もいました。

願い事かなうといいね～。

派手さや特に目を引く所作なども無い参拝だけのお祭りですが、地元に根差した静かで厳かなお祭りでした。

私も３度目の訪問。なぜか惹かれるんですね。

３往復目の参拝を終え最後の塩をまきます。

今年も小友のみんなが平穏に暮らせますようにと・・・。

町の中には数件明るく暖かい灯がもれる家があります。

参拝客をおもてなしする休憩所ですが、ここがまた楽しい場所なんですね～。

詳しくはまた後日紹介します。