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深山嶽周辺の状況を知ろう 講演会聴きました!

2月23日(日)地元の栗駒みちのく伝創館で、~深山嶽周辺の状況を知ろう~という講演会が開催されましたので行ってきました。

福島第一原発の事故により放射性物質が宮城県にも拡散されたわけですが、除染等で回収された県内の8000ベクレル以上の指定廃棄物を一か所に集めて保管しましょうという言うことで環境省が候補に揚げた県内三か所のうちの一つが栗原市栗駒文字地区の深山嶽周辺の国有林です。

今回、地質学的に見た深山嶽の状況はどうなのか?

ということで東北学院大学教授 理学博士 宮城豊彦氏をお迎えして講演を行ってもらいました。

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開演30分前から多くの人が会場入りして場内に展示された資料を興味深げに見ています。

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右上の白い所が荒砥沢ダム。

中央下部の四角に囲まれた所が候補に上がった深山嶽の場所です。

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岩手・宮城内陸地震直後の荒砥沢ダムと、右上はその上流部の日本最大の地滑りが発生した様子の航空写真です。

深山嶽は荒砥沢ダムをはさんで左側(写真には写っていないが)のすぐ近くにあります。

大崩落以外でもこの周辺にはたくさんの地滑りが発生していることが写真でもわかりますよね。

地質学には素人でも、この辺に放射性物質を保管したら今は良くても50年後100年後のことを考えたら怖くて保管できないよな・・・と思いますよね。

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宮城先生の講演が始まりました。

5年半前の岩手・宮城内陸地震の発生翌日からこの地に入って地滑りの状況を詳しく調査した先生。

「この地が候補地になるとは夢にも思わなかった!」と切り出しました。

この地は数十万年前から火山活動の繰り返しでカルデラができ火山灰が積もり溶岩が流れ、柔らかい地層と固い地層が繰り返し積み重なった場所で、地滑りが起きやすい地層になっていることを力説!

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市民の参加数435人と公式発表がありましたがもっともっと多かったように思います。

みなさんやや緊張の面持ちで聴き入っていました。

自分たちのみならず将来の栗原に住む人にとって生活に直結する問題です!

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環境省の有識者会議の選定基準には「地滑りなど自然災害の潜在的な脅威を有する地域を出来るだけ避け、これらの地域を候補地から除外する」とある。

「この選定基準に基づけば深山嶽が選定されることはよもや有り得ない」。

と先生は断言されていました。

ただどのような判断の基準を持ってやるかが不明確とも言っています。

政府の強引な公共事業には、研究者の判断を政府の(与党のあるいは財界の)都合の良いように修正したりすることがこれまで何度も平気に行われてきましたからね!

宮城県知事も震災被災地の防潮堤の建設計画以降、自然環境保護や住民の心豊かな暮らしには目を向けず手っ取り早い政策に積極的だ。(この辺は後日詳しくお話ししたい)

このような皆さんの動きも注視していきたいと思います。

一方で稲わらなどの指定廃棄物がいまだに個別農家に保管されていることも事実です。

どこかで保管しなくてはいけないものなのですが・・・。

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