女川の漁村にて
今日は仕事で女川の小さな漁村へ行ってきました。
チリの大地震の影響による津波注意報も大したことなくて一安心。
女川の街から雄勝に向かう国道398号線の途中にあります御前浜。
ここも3年前の津波にやられて漁村の建物はすっかり流されてしまいました。
でも養殖いかだが多く見られ養殖漁業の復活も進んでいるようです。
御前分校跡地の石碑。
つい15年前までは女川第三小学校の分校があったんだね。
以降は公民館として使われていたようです。
分校跡地の傍らには梅の花と大きなつばきの木にたくさんの花が咲いていました。
分校に通ったたくさんの子供たちも見ていたんだろうな。
女川の小学校は震災後の児童数の減少により今年から一校だけになりました。
御前浜でも復興の作業が行われています。
間もなく高台移転の工事が本格化するようです。
高台の手前には数メートルの土盛りをした上に新しい国道が建設され、防潮堤代わりにもなるようです。
波打ち際に十数メートルのコンクリートの防潮堤を造り、人と海とを分断するよりはましでしょうね。
津波に流された住宅の跡地には間もなく水仙の花も咲きそうです。
潮水に負けない強い花なんだ。
御前浜のみなさんが一日も早く安心できる家に住まわれることを祈ります。
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