故郷の風景を見ていただきました
だいぶ報告が遅れました。
11月29日に母校岩ヶ崎高校同窓会の東京支部総会に呼ばれまして、いつも故郷の写真をブログにしているんだから、東京に来て写真を見せながら何か話をしてくれないかと。
依頼されたのは今年の春。
写真は山のように撮っておりますが、おしゃべりはからっきし不得手な私。
最初は断ろうと思いましたが、陸上部の先輩のお願いとあらばそれもできず、引き受けてしまいました。
総会一か月前から緊張の日々。
でも引き受けて良かった!
同窓生のみなさんに大変喜んでいただきました。
どんな写真を紹介したのか、ほんの一部を紹介します。
岩高テニスコートの桜の花です。私の一番印象に残っている母校の桜です。
多くの生徒がこの駅で降りて学校に通ったことでしょう。
6年前の写真です、今ではプラットホームも無くなりましたが、この駅から高校に通った人も多かったはずです。
私が高校生の頃、細倉鉱山は閉鎖を決めどんどん人が流出してゆきました。
仕事の場が無くなるのですから家族ともども引っ越します。
引っ越した人には故郷にはもう家が無いんですね。
「年老いた母に今の細倉の姿を見せたいから写真を送ってくれないか」と言われた時、帰って見たくても故郷までの距離が遠く離れてしまった方たちもいるんだと気付きました。
そりゃもう悩みましたよ。
岩手宮城内陸地震で土石流に埋もれてしまった駒の湯温泉。
同じく震災で倒壊し、今は更地になってしまった「いこいの村栗駒」の跡地。
見るのはつらいけどこれも今の姿です。
見ていただきました。
見ていた皆さんからも「うわ~!」とう感嘆の声が聞こえたのを覚えています。
私の方も感激です。
「誰も歩いていない雪の上に足跡を付けるのが楽しかった~」という声もいただきました。
深山牧場の放射性指定廃棄物貯蔵の問題もあることも紹介しました。
故郷は同窓生のみなさんにどのように映ったでしょうか。
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