栗駒の山里風景
23日に世界谷地を見てきた後は市道を下って帰ったのですが、栗駒の山里らしい風景が随所で見ることができました。
杉の木の伐採で見ることができるようになった風景です。
栗駒山が見えるこの上ないロケーション。
山里のずっと奥には作業小屋のようなものもあり、ずっと奥まで農地が作られたのが判ります。
田植えも済んで穏やかな一日です。
左端は大土ヶ森です。
休耕田に咲く名前は判らないけど銀色の綿毛の植物が風になびいている姿がきれいだった。
風がないとまっすぐに立っちゃって絵にならないだろうな。
この時ばかりは風を歓迎します。
綿毛の植物はあちこちに咲いているけどここを選んだのは、あの奥にある大きな栗の木があるからです。
栗駒山への市道を通るたびにその存在感が気になていました。
いつかこの栗の木をメインに写真を撮ってみたいと思っています。
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コメント
ヒトリシズカさん、はじめまして。
この植物はカヤでしたか。
大きくなったものしか知らず、田舎者にしては情けないです。
耕作者の高齢化によるものかは判りませんが、周囲の田んぼは田植えされていたので減反政策の一環かも知れません。
幸い世界谷地は今のところシカによる食害は聞いていません。
ただ、里の方ではシカの姿を見かけることが多くなったとか。(私は見ていないですが)
注意しないといけませんね。
岩手・宮城内陸地震から間もなく7年。
せめてかつてと同じほどの観光客の復活の一助にと地震の3ヶ月後から始めたのが当ブログです。
かつての観光客の多くは山麓の温泉を宿泊利用する人が多かった。
山に登る、世界谷地を訪ねることを目的とする人はもう回復しているのかも知れませんね。
当ブログも栗駒の自然保護に軸足を移す方向に変えようと考えております。
投稿: 栗太郎 | 2015年5月27日 (水) 23時07分
栗太郎さま
おはようございます。かるがもさんのブログから、御ブログを拝見しました。
この栗駒山の麓の休耕田で咲いている白銀の穂をなびかせているのは、カヤだと思います。
あの”茅葺き”のカヤです。最近は茅葺きに使える良質なカヤを集めることが、全国的に難しくなっているそうです。
この休耕田化は、稲作をする方の高齢化によるものなのかどうかが、気になります。
世界谷地のことですが、連絡道路がよくなった今ぐらいがいいのではないかと考えています。これ以上、観客が増えると、駐車場を増やし、それを管理する方の雇用の問題が浮上し、トイレの処理の問題が出てきます。今ぐらいのレベルが、世界谷地の現状を将来まで長く保つことができると思います。観光地化は、いろいろなことを生じさせます。
ここは、シカによるゼンテイカ(ニッコウキスゲ)の食害の問題があまり起こっていないようですね。
投稿: ヒトリシズカ | 2015年5月27日 (水) 10時10分