昨日の日曜日は一日中雨。のんびり過ごしました。
久しぶりに栗原市図書館に行ってみました。

いつもながら静かな空間です。この雰囲気が向学心をはぐくみますね。
今の私には小説などはとても時間がなく読めません。
読むのは月刊誌程度です。
良く見ていたカメラの月刊誌は購入しなくなったようで残念。
登山誌を呼んで、アウトドア雑誌のBE-PALを読み進みます。(自分の興味ある所だけね)
かつては私も毎月購入していたBEーPALですが、今ではこれすらも読む時間がありません。(お酒を控えれば読めるんじゃないの!)
その中で、野田知佑(のだともすけ)さんのエッセイが変わらず力強く歯切れ良い。
こきおろしエッセイ「のんびり行こうぜ」は、昔から大好きだ。
4月号のエッセイの終わり部分に特に惹かれましたね。
いけないことと知りつつ本文をそのまま載せさせてもらいます。
BE-PALさん申し訳ございません。
BE-PALさんから苦情が来ましたら削除させていただきます。

映画「ダムネーション」の話だ。
長いので分割します。

字が小さい時は写真をクリックすると大きくなります。

日本と外国の多くの川を、自力のカヌーで下ってきたカヌーイストの野田さんならではのダムに関する意見です。
今年77歳になる野田さん。相変わらずパワフルな文章ですよ。
そしてここに紹介された「ダムネーション」は私が土曜日に見てきた映画なのです。

栗原市の「ぼやぼやっと」という市民グループが企画・上映。
映画を作ったのはアウトドア用品メーカーの「patagonia」さんです。
アメリカで起きている、不要になったダム必要のないダムを解体し元の自然に戻す。
その必要性と、無用なダム建設をさせないという市民運動の様子を伝えたものです。
実際に取り壊される映像も有ります。
ポスターに有るダムに書かれた大きなハサミの絵は、実際に市民がダムに書いた絵です。
実際に取り壊される映像も有ります。。

映画上映には市内に住む若者も多く集まってくれました。
何を感じてくれたでしょうか。
日本にも発電効率が悪くなったり土砂の堆積が進んだダムがたくさんあります。
国は治水のためにと言ってダムを造りながら、川の流れを妨げる巨大な河口堰を造っています。
水田が減っているのに利水のためと言いながら新しいダムを造っています。
そりゃ飲料水確保等本当に必要なダムもある事も事実です。
何のため誰のために貴重な税金を使って造っているんでしょうね。
自然を壊してコンクリートを造ることから、コンクリートを壊して自然を取り戻すことに税金を使うように、そろそろ方向を転換しましょうよゼネコンさん。
栗原市内を流れる川も元々はこんなにきれいだったんだよ。
それがどれだけ人間にとって大切なものか、ぜひ知ってほしいな。
野田さんが言うように、今の若者が年を取った時、「昔、川は汚かったんだよ。入っちゃいけないと言われるほど水がいつも濁っていたんだ。泳げるようになって良かったな」
と、子供たちに言えるような川を取り戻したいね。
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