岩手・宮城内陸地震から6年
か東日本大震災で忘れられそうになっていますが、栗原市民にとって忘れられない日。
今日は岩手・宮城内陸地震から6年になります。
6年前も今日と同じ土曜日でした。
昔と変わらない森の中の道を行くと、7人もの犠牲者を出した駒の湯温泉跡に着きます。
慰霊碑にお参りに行ってきました。
私も手を合わせてご冥福を祈りました。
慰霊碑の後ろの茶色の地肌は6年前に崩れて沢をせき止めた土砂崩れの跡です。
これだけなら駒の湯温泉もまだ大丈夫だったんだけど・・・
東栗駒山の東斜面が大崩落し、崩れた土砂が土石流となって沢を下り、土砂崩れのあった駒の湯温泉で土石流が溜るような形になり、温泉が飲み込まれてしまったのです。
今は砂防ダムの工事が一段落したようですが、昔とは全く別の風景になってしまいました。
何メートルもの土砂で埋まってしまいました。
建物のそばに立っていたシンボルツリーが2本、枯れたまま駒の湯の記憶として残されています。
私がこのブログを始めるきっかけとなった岩手・宮城内陸地震。
当たり前のようにある日常の風景が、本当はいつ無くなってしまうかも知れないものなんですね。
見慣れた風景だけど何度も記録に残しておきたいんです。
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