岩手・宮城内陸地震

2009年11月12日 (木)

須川への道、矢櫃ダムの道復活

栗駒山(岩手県では須川岳といいます)の一関市から須川温泉に向かう国道342号線ですが、昨年の震災以来通行止めとなっていた矢櫃(やびつ)ダム付近の道路が今日通行止め解除になりました。

これまで迂回道路と仮設の橋でその先の祭畤(まつるべ)温泉・真湯温泉までつないでいましたが、予定よりも一ヶ月早く復興しました。

残る真湯温泉から須川温泉までは来年の6月に開通できる見込みだそうです。

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Photo 矢櫃ダムです、ほんの小さいダムです。温泉成分が多く、本当はもっと青みが濃かったのですが、なんとか無事にいてくれたようです。

震災後はダムの南側の細い道プラス仮設道路と仮設橋でこの上流をつないでいました。

写真右上が通行止めの原因だったがけ崩れの修復跡です。

 

Photo_2 ダムを渡る橋の上から下流を見ると、驚きました、昔の橋が崩れていました。

新しい橋ができてからは、ダム周辺の遊歩道の一部として使われてきましたが、すっかり崩れていました。

この辺が震源地のすぐそばだったこともあり、改めてその破壊力に驚きました。

 

Photo_3 矢櫃ダムのすぐ上流には今でも大きな土砂ダムがあります。

矢櫃ダムよりはるかに大量の水が蓄積されています。

生きたまま水に埋まってしまった木々の姿が今でも見えます。それがかわいそうでウルッときてしまいました。

 

Photo_4 あまりにつらいのでそれより上流には進まず、下流の厳美渓へ。

この辺は紅葉も、もう終わりのようです。色がくすんできていましたね。

観光客の皆さんは多かったですけど。

 

 

Photo_5 私のおすすめする厳美渓レストハウス裏のモミジ林です。

だいぶ散ってしまいましたがモミジの美しさがまだ残っていましたよ。

明日からまた雨が降りそうなので、今週一杯が最後の見頃でしょうか。

岩手も宮城も、着実に復興の道を歩んでいるようです。多くのみなさんの力に感謝です。

 

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2009年10月11日 (日)

栗駒山被災地の復旧状況を見に

澄んだ秋空が広がった昨日、岩手・宮城内陸地震で被災し、今も一般車両が通行止めになっている栗駒山の宮城県側、耕英地区災害復旧状況視察会が有り、私も参加してきました。

今週と来週の土日と祝日に行われる視察は昨日が初日。事前予約で1日200名づつの人員で行われます。

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Photo 鴬沢地区にある細倉マインパークが発着点です。

御覧のようないい天気、すでに多くの人たちが集まっています。

みなさん栗駒山が心配だったんですね。

10時にマイクロバス8台で出発。

 

Photo_2 最初は市道「馬場駒の湯線」の大崩落現場の冷沢へ。

耕英地区の最初の家があるすぐ裏手の沢なのですが御覧のとおり大きく崩れてしまっています。

市道も沢をぐるっと遠巻きにするようにあったのですが、跡形もありません。

 

Photo_3 写真中央右手によく見ると重機が止まっていますが、そこが市道です。もう少し行くと世界谷地に行く道との交差点があります。

現在これ以上の崩落防止のための工事と、新しい市道の建設が行われていました。

「しかしすごいもんだな~」と同じバスに乗り合わせた皆さんからも驚きの声。改めて地震の怖さを実感です。

Photo_4

お昼は耕英十字路からすぐの「山脈(やまなみ)ハウス」で。

イワナの塩焼きや、きのこ汁、きのこそばなど、耕英地区のみなさんが作った料理がたくさん並んでいました。 

私もきのこ汁と焼きおにぎりを食べ休憩です。

 

Photo_5 天気のいい野外での食事は美味しかった~riceball

お土産には名物の高原大根を購入。

これがまた安くて美味しいんだな~。

耕英のみなさん、復旧にお忙しい中ありがとうございました。

 

Photo_6 食事も終えて周囲をぐるっと散歩。

隣にある温泉宿泊施設「ハイルザーム」です。こちらも11月の営業再開を目標に現在館内の修理中です。

温泉プールもある、子供からお年寄りまで楽しめる施設です。しばらくは送迎バスを使ってお客さんの受入れをするようです。

 

Photo_7 これは東栗駒山です。山の紅葉もだいぶ降りてきましたね。

現在は登山口のイワカガミ平から「いこいの村」あたりまでが見頃のようです。

去年の10月10日は秋田県側から栗駒山に登りにきていたんだよな。

 

Photo_8 次の視察地、駒の湯温泉へ。

来てみて愕然です。あの切り立った谷あいだったイメージがまるっきり跡形もありません。

旅館から沢を挟んだ急斜面が大きく崩壊して谷を埋め、そこに東栗駒山の東斜面で発生した土石流が溜まって旅館を飲み込んだ状況が痛々しいほど良く分かりました。

 

Photo_9 左手の二本の木の辺りに旅館の玄関があったのですが・・・。

谷になっていたので昼でも薄暗い感じでしたが、もう今ではすっかり埋め尽くされ、まっ平らな大きな広場のようになっています。

 

 

Photo_10 ここでは7名の方が犠牲になりました。

うちの近所に住んでいた方も、旅館の手伝いに来ていて亡くなられました。改めて慰霊碑に手を合わせご冥福をお祈りします。

 

 

 

Photo_11 こちらは駒の湯入り口にあります、温泉旅館「くりこま荘」さんです。

私も栗駒山登山の帰りにはここの温泉によく浸かっていました。やはり今は復旧作業中のようです。玄関を新しくしているようですね。

ととのい次第、やはり送迎バスを使っての営業再開を検討されているようです。期待しています。

本当に天気が良くてなによりでした。要所で視察者の安全管理に努めたり、バスごとに添乗され説明や引率に当たってくれた市役所のみなさん、本当にありがとうございました。

下界で、「どうなっているんだろう」と、やきもきしていた気持が払拭されました。来年秋の登山再開を楽しみにしています。

 

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2009年8月 5日 (水)

ちょっとだけ通行止め解除の花山へ

8月1日から栗原市花山から秋田県にぬ抜ける国道398号の、震災による通行止め区間が4Kmほど解除されました。住民の方にとっては、交通の不便さは無くなったようですが、修理中の家も何件か見られ、以前の生活にはまだまだ戻れないようです。

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Photo_4   国道のすぐそばを流れる一迫川では、あちこちに震災の爪あとがまざまざと残っています。

民家のすぐそばでもあり、住民のみなさんはさぞ怖かったんだろうなと考えさせられます。

 

 

 

Photo_5 今回の一部解除で、新しい通行止めゲートになった近くにあるイワナの養殖場です。

この辺までだと観光できる場所がないので、お客さんも見込めないでしょうが、気分的に明るさが出て来ることを期待します。

今年の秋にはこの奥にある温湯(ぬるゆ)山荘も再開するようで、だいぶイワナの需要も増えてくるでしょう。

Photo_6 通行止めのゲートです。

この先にある住民の皆さんと、復旧作業に携わる業者の皆さんだけが通行できます。

ご苦労様です。早期復興をお願いします。

ここから1Kmも行かないところに、四季の渓谷美がとても印象的だった浅布渓谷があります。渓谷の安否を住民の方に訊ねてみましたが判らないとのこと。いまだに住民も入れないようです。

 

Photo_7 マイグルメでも紹介しました、「御番所豆腐」を作っている山内豆腐店さんです。ここも今回の一部解除でやってこれるようになりました。

もちろん今夜の晩酌用に一丁買ってきましたよ。

解除になった1日(土)と2日(日)はだいぶお客さんが来てくれて忙しかったそうです。ありがたいですね。

一過性じゃなくて続けて来てくれる事を願います。私もお盆の来客用にまた買いにきますよ。

     ------------ 追加です ---------------

Photo

myoujinさんのコメントにお答えする形で、2007年秋の浅布渓谷の写真を紹介します。

ごらんの通り、きれいな渓谷でしたね。

向かって右側の斜面が大きくて急なので、崩れたとしたらこの辺でしょうね。

 

 

Photo_2 渓谷上流部の不動の滝です。

災害情報によると、ここからさらに数百メートル上流で土砂ダムが出来るほどの大きな崩落が有りました。

四季折々の美しさが楽しめる渓谷だったので、なんとか無事で残っていて欲しいのですが・・・。

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2009年6月14日 (日)

震災から一周年栗駒山をあおいで

今日で震災から一周年です。栗原文化会館では震災で無くなられた方々の遺族の皆さんらが集まり、栗原市追悼式が行われました。私たち一般市民も、地震が発生した8時43分にサイレンの音とともに栗駒山の方角に向かい黙祷を行いました。 「どうぞ安らかにお眠りください」

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Photo_4

今日の栗駒山は雲がかかって見えないので、昨日(13日)深山牧場から撮った栗駒山の写真でお伝えします。

左端の駒姿の残雪もだいぶ薄くなってきましたね。本来なら夏の草花も咲き始め本格的な登山のシーズンなのですが、宮城県側からはまだ登れず残念です。

Photo_2 頂上付近は大きな崩落などはなく今にでも登れそうなんですけどね。

秋田県側から登って、今頂上に立っている人もいるんでしょうね。

私も今月末、イワカガミの花などを眺めながら登ろうと思っています。

 

Photo_3 まん中に見えるのが今は誰もいない温泉宿「いこいの村」です。

破損状況がひどく、修理程度での復興は難しい状況らしいですが。私も何度か泊まって思い出のある宿で残念です。

でも悲観的なことばかり考えてもしょうがないですね。明るい未来を考えて前向きに行きましょう。

「今日を一区切りに、がんばって行こう」。と自分に言い聞かせる日にもなりました。

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2009年6月13日 (土)

花山復興市「がんばっぺ花山」へ

早いもので、岩手・宮城内陸地震から明日で1年が立ちます。今でもあの時の恐怖とその後の後始末のあわただしさを思い出します。

被災された方の中には、まだ自宅に戻れない方もたくさんいますが、この1年間全国の皆さんから、多くの励ましやご支援をいただきました。これまでのありがとうと、これからのよろしくを伝えるイベントを”6.14栗原ありがとう、この1年”と題して各地で行います。」(パンフレットから引用させていただきました)

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Photo 13・14日と栗原市内各地でいろんなイベントが行われますが、私は花山、道の駅「自然薯の館」で行われた花山復興市「がんばっぺ花山」を見に行ってきました。

あいにく雨が降ったり止んだりの天気でしたが、早くから大勢の方が来てくれて駐車場も満車状態でした。

 

 

Photo_2 花山地区だけでなく、栗駒、一迫や岩手県一関市など、同じように被災した地区からも出店がたくさん有り、自慢の地場産品でいっぱいです。

 

 

 

 

Photo_3 一画にあるテントでは、「震災パネル展」も開かれています。

市内の駒の湯、行者滝付近、浅布渓谷付近、湯浜土砂ダムなど土砂崩れ箇所の被害の様子と復興の進捗状況を写真で解説してくれています。

どこも、かつて紅葉見物などで景色を楽しませてくれた所です。みなさん心配そうに見入ってました。

 

Photo_4

こちらでは花山のイワナ養殖の皆さんが焼いたイワナを販売しています。

1本500円でしたが、焼きあがると次々売れていました。お店の方々うれしいでしょうね。

温泉旅館が閉鎖したままなので、卸し先が無くなってしまい貴重な販売機会です。

 

 

Photo_6 その隣では花山の蕎麦屋さんのお店です。

今では栗原名物になった「そばだんご」を作って売っています。一杯300円です。

雨でちょっと寒くなってきたこともあり、私も食べてみましょう。

 

 

Photo_7 お湯でねったそば粉をそのまま汁に入れて、サッと煮ただけですが、フワフワの食感で蕎麦の香りも漂い、蕎麦ガキとはまた違った美味しさです。

アツアツ・フワフワ!ごちそうさまでした。

市内あちこちの食堂でメニューに入っていますのでご賞味ください。

 

 

Photo_8 そばだんごを食べているうちに別の一画では餅つきが始まりました。

見物人のおっさんもつき手に駆り出され「何年ぶりだべな~」などと言いつつ嬉しそうにつき始めました。

が、しかし15回もつかないうちに疲れてしまい杵を持つ手がフラフラ。「もう歳でわがんね~」とギブアップ。見物人の笑いを誘っていました。

 

Photo_9 この後も数人の見物客の皆さんが餅つきを手伝い大いに盛り上がっていました。

二臼同時につかれたお餅は、あんこ餅などにして無料で希望者に振る舞われました。

地元の人とお客さんとがいっしょに楽しめるこんな企画もいいものですね。

 

 

Photo_10 さて、私は午後から用事があるので早めに失礼します。

家へのお土産は花山名物「御番所豆腐」です。明日、来客があるのでご馳走として出します。

昔ながらの豆の味がしっかり残った豆腐です。このまま冷奴で食べると美味しいんだなこれがbeer

一丁350円ですが、一丁の大きさがスーパーで売っている豆腐の2倍は有るので、食べきれないほど買わないように注意です。

花山復興市「がんばっぺ花山」は14日(日)も午前10時から午後3時まで開かれます。お近くの方、行ってみてはどうでしょうか。

地元栗駒では今夜、「犠牲者一周忌逮夜供養祭」が旧くりでん栗駒駅構内で行われます。夜7時からは、くりでんの栗駒駅東側の線路上にペットボトルランタンで「震災の火」を点し犠牲者のご供養を行うそうです。静かにご冥福をお祈りしましょう。

 

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2009年1月 4日 (日)

復興した祭畤(まつるべ)温泉まで

岩手・宮城内陸地震の震源地のすぐ近くだっただった、一関市祭畤(まつるべ)温泉への道が復興し、温泉の営業も先月再開したと聞きたずねてみた。

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Photo 一関市街からR342を西へ。本寺瑞山地区でR342の迂回道路へ。矢櫃(やびつ)ダム付近は、まだ通行止めになっている。

仮説の橋を渡り槻木平付近でR342に出る。

祭畤山(989m)が見える。数年前に営業をやめたスキーコースも見える。

Photo_2 地震で崩壊した祭畤大橋です。仮設の橋から撮影しました。

テレビでは何度も見ましたが、やはり実物を見るとその迫力と恐ろしさが伝わってきました。地震は本当に怖いです。

 

Photo_3 崩壊した橋と仮設の橋です。今年この少し上流に新しく本当の橋が造られるそうです。

この橋を渡ると祭畤地区になります。

さすがに、だんだん雪が多くなってきました。このへんで50センチは積もっています。

 

Photo_4 祭畤温泉です。昨年の春まで閉鎖されていた温泉旅館を、新しい経営者が復活されたのですが、すぐに震災に遭ってしまい、休まざるを得なくなったのです。そんな災難にもめげず復興にこぎつけました。若い女将さんが経営してます。静かにお湯につかりたい人にお勧めです。日帰り入浴可です。

この奥にある真湯温泉は復興しておらず、ここで引き返すことになります。

 

Photo_6 帰り道、槻木平付近でふと磐井川の谷に目をやると、「えっ、なんでこんなに水が溜まってるの」と驚き車を止める。

矢櫃(やびつ)ダムはもっと下流だし、それより上にはダムは無かったはずだよな。と思いつつ下っていくと原因がわかった。

 

Photo_7 途中、谷が大きく崩れ土砂ダムができていたのだった。

排水溝は造られてはいるが、大量の水が数キロ上流まで溜まっている。どう見ても矢櫃ダムより大きいよな~。

磐井川上流独特の青みがかった水が、綺麗というより不気味にすら感じさせる景色だった。

川をせき止めている土砂には多くの木々も一緒に埋まっており崩壊の生々しさが伝わってくる。水没している木々もかわいそうだった。

宮城側もそうだが岩手側の復興もまだ始まったばかり。私にでも手伝えることは、復興した観光・商業施設をできるだけ利用することですね。

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2008年12月 9日 (火)

今年の栗駒山(震災後)

6月14日の岩手・宮城内陸地震は、やはり大きな衝撃でした。これまであって当たり前だった物や風景が一瞬にして無くなってしまう事があるんだなとつくづく感じました。

自分の家の後始末などでいそがしく、テレビでしか山の被害状況を見ていなかったのですが、数日たった天気の良い日に栗駒山の様子を見て愕然としました。

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Photo_4 山のあちこちに崩落の跡が痛々しく見えるではありませんか。

写真の崩落は特に大きいものです。左のものは東栗駒山の東斜面崩落で駒の湯温泉を飲み込んだ土石流を発生させ、行者滝に土砂ダムを作りました。

右側は笊森(ざるもり)の南東斜面の大崩落で、この土砂は岩手県側の産女川(うぶすめがわ)に流れたんでしょうね、私も何度かイワナ釣りに行ったきれいな川だったんですが・・・。

駒の湯温泉では多くの人が犠牲になってしまいました。私にしても中学・高校の学校行事で栗駒登山のときに泊まった温泉でたくさんの思い出もある場所なので残念です。(グスッweep

Photo_5 震災から2週間後に秋田県側から須川温泉までの道路が時間制限があるものの復旧し登山もできるようになったというニュースを聞き、さっそく7月1日に行ってみました。

須川コースの登山道はあまり被害は無かったのですが頂上付近ではあちこちに地割れが見られました。

 

 

 

Photo_6 宮城県側の中央コースです。崩落は見られないものの、大きな落石が登山道のあちこちにあります。

残雪の先が東栗駒山です。あの向こう側が大崩落しているんだと思うと見てみたいような、怖いような感じです。

 

 

Photo_7 こちらは荒砥沢ダム方面です。テレビでも度々放送されていますが、小さな山がまるまる崩れてしまった様子が見えます。

御沢(おさわ)の窓滝の付近も大きく崩れているのが見えました。温湯方面に向かうコースも所々崩れています。

悲しい気持ちになってきました。

 

Photo_9 でも悲しいことばかりではありませんよ。須川温泉からの登山道の昭和湖から上にはコイワカガミを見ることができました。

登山道脇にもたくさん咲いており、私を元気付けてくれましたよ。

 

 

Photo_10 ピンク色のかわいい花なんですが、いつも自信無さげに下を向いて咲いている姿が奥ゆかしくて、私は大好きなんですよ。

接写はあまり好まない私ですが、つい撮ってしまいました。

 

 

Photo_11 これはヒナザクラでしょうか?やはりあちこちに咲いていました。

他にもイワハゼやウラジロヨウラク、サラサドウダンなどもたくさん咲いていて、思えば今が花の最盛期なんだよな~。

山に登って残念な景色も見ましたが、これも自然なんでしょうね。変わってしまったところがこれからどういう風になるか見とどけてみたいと思います。

7月1日の須川温泉では、すでにお土産屋さんが店開きしていました。栗駒山荘も日帰り入浴を始めていたし。須川高原温泉では業者が入って修理を始めていました。皆さんたくましいです、私もがんばらなければgood

栗駒山には9月、10月にも登っていますので、こちらはバックナンバーを御覧下さい。

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2008年12月 8日 (月)

今年の栗駒山(震災前)

今年も残りわずかとなってきましたね~。私自身の今年の重大ニュースはやっぱりブログを始めたことですね。9月から始めてまる三ヶ月ですが、9月以前に今年撮り貯めた写真の中にもぜひ残しておきたいし、見ていただきたい写真が有りますので、何回かに渡って紹介します。

東北のまん中に住んでいる人たちにとっては、今年はなんと言っても6月14日の岩手・宮城内陸地震が衝撃的でした。去年は白神山地や尾瀬・燧ケ岳、上高地などの遠征が多かったのですが、今年は地に足をつけ(単にお金が無くなっただけなのだが)、地元栗駒山の探求をしようと春先から通っていた矢先の出来事で、目標を失いかけそうになりました。

  (どの写真もクリックすると大きくなります)

Photo 4月初め、山の中腹、県道42号線のイワカガミ平、駒の湯、世界谷地、それぞれの方向に分岐する十字路付近の道路わきに咲くミズバショウです。

周りには雪が残っていますが。いち早く咲いて目を楽しませてくれます。

 

 

Photo_3 この時期の世界谷地の様子です。

湿原の雪はだいぶ融けていますが、吹き溜まりにはたくさん残っています。

 

 

 

Photo_4 世界谷地への登山道です。

一面雪のところもあるので、滑って転ばないように注意です。

両側はブナの林になっています。

 

 

Photo_5 上の写真から、わずか一ヵ月後の5月4日の同じ世界谷地への登山道です。

ブナの葉っぱは、どの木よりもいち早く芽吹くんですよ。平地の木々よりも早く、山に来てビックリということもあります。

 

 

Photo_6 世界谷地から30分程頂上に向かって登ったところにある変則十字路です。

ここから、温湯温泉方面、湯浜温泉方面、頂上方面へと分かれて行きます。樹齢数百年と思われる大きなブナの木がたくさん立っていますよ。

ブナの森を楽しむならこの辺がちょうど良いと思います。 

 

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6月2日の世界谷地です。だいぶ緑も濃くなってきてヤマツツジやワタスゲなどの花もちらちらと見られるようになりました。

 

 

 

Photo_7 世界谷地の第二湿原では早くもサラサドウダンの花も見られました。かわいらしい釣鐘状の花が無数に咲いている姿は、「これからもっといろんな花が咲き始めるからね」と言っているようでした。

 

 

 

Photo_8 エゾハルゼミのさざ波のような大合唱も聞こえていましたよ。

平地のセミよりも早く5月末頃から地上に出てヒグラシのような声で鳴き始め、6月中旬にはうるさ過ぎるほどの大合唱になるんですよね。

7月になる頃にはピッタリ居なくなります。

この写真を撮って2週間後に震災が起こりました。私も6月20日頃にはニッコウキスゲも咲き始めるだろうから、また行ってみようと思っていたら。大変なことになってしまいました。

震災後の様子は後日投稿します。

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2008年10月20日 (月)

震災と復興の写真展

岩手・宮城内陸地震から4ヶ月が過ぎましたが、宮城県では栗駒耕英地区や花山浅布・温湯地区などへは今も一般の人たちは立ち入ることができない状況です。

これまでの報道では、大きく崩れてしまった山や谷の様子は何度も流すものの、こまかな名所の様子は知らされず、私もただ心配することしかできませんんでした。もちろん、被災された方の生活の復旧が優先されるべきではありますし、私も協力できることがあればと考えていますが、一方で栗駒山周辺の自然を愛してきた人もたくさんいるわけで、多くの人が、「あそこはどうなってしまったのだろう」、とやきもきしている事と思います。

現在、栗原市役所(築館)1階のロビーで「ファインダーから覗いた震災と復興」という震災写真企画展が開催されていますので、心配されている方はぜひご覧になってください。

残念ながらもう二度と見ることができなくなった風景も多く有りますが、それをしっかりと受け止めて、残った自然と、新しく楽しませてくれることになるだろうが今はまだ瓦礫のままの自然を見守っていこうと改めて思わされました。

 (写真はどれもクリックすると大きくなります)

Photo 写真展の様子です。

被災地の状況と、行方不明者の捜索や瓦礫の撤去などの様子、ボランティアのみなさんの応援の様子など、多くの写真があります。

自衛隊の方から提供いただいた航空写真が、こまかな被災状況を伝えてくれました。

もう見ることができなくなった美しい景色を数箇所紹介します。なおこれは私が展示写真と航空写真から見て判断したもので、決定ではありませんが・・・。

06_001

「行者滝」です。06年の7月撮影

ここは栗駒山の入り口。一息入れて山に向かうにはちょうど良い休憩場所でもありした。

駒の湯温泉を飲み込んだ土石流がここに土砂ダムを作ってたくさんの岩と流木で埋まってしまいました。

 

Photo_3 耕英地区の中央を流れるイワナ沢にある「窓滝」です。

昨年11月2日の撮影です。

この辺の山の崩落もすごく、土石流で埋まってしまったようでした。

滝までの歩道から見た紅葉もきれいでした。イワナの泳ぐ姿も見えていたのですが。

 

 

Photo_4 花山、浅布渓谷の紅葉です! 

昨年10月29日の撮影。谷の両側から迫ってくる紅葉と水の流れの美しさが印象的でした。

国道398号線から歩いて5分ぐらいで行ける手軽さもよかったのですが。

 

Photo_5 浅布渓谷の「不動の滝」です。

数百メートル上流には土砂ダムができています。航空写真ではこのへんも小さいながら茶色く埋まっていたので、やはりもう見られないのかも知れません。

 

Photo_6 花山の国道398号線、湯浜峠から見た栗駒山方面の紅葉です。昨年10月29撮影。今年は紅葉が早いようなのでもうこんな風に見えているかもしれませんね。

道路さえ通れるようになれば、これからもこの景色は見ることができると思います。

 

Photo_7 秋田県と宮城県の県境付近です。

秋田県側は県境まで通れるようになったようですが。宮城県側は復旧のメドが立っていません。

思わず車を止めて写真を撮りたくなる風景です 

 

 

もっともっと安否を知りたい場所がたくさんあります。自分の目で確認できる日が早く来るように今は祈るのみです。

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